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原田 憲司 院長の独自取材記事

はらだ歯科こども歯科

(北九州市小倉北区/城野駅)

最終更新日:2023/03/31

原田憲司院長 はらだ歯科こども歯科 main

JR日田彦山線・城野駅から車で約5分の場所にある「はらだ歯科こども歯科」。広々とした空間と、落ち着いた雰囲気の院内は原田憲司院長の「気楽に通える歯科医院」というコンセプトを体現しているようだ。明るいスタッフに恵まれ、2022年2月からはホワイトニングにも注力している。患者に寄り添ったカウンセリングや診療で、幅広い年代の患者に愛されている同院。「できるだけ不安を払拭して治療をしたい」という原田院長は、優しい笑顔が印象的だ。クリニックの特徴や力を入れているホワイトニングや訪問診療、今後の展望などについてじっくり話を聞いた。

(取材日2022年3月16日/情報更新日2023年3月28日)

地域密着の気楽に通える歯科医院をめざす

開業の経緯を教えてください。

原田憲司院長 はらだ歯科こども歯科1

1994年に福岡歯科大学を卒業後は、八女市や小倉南区など福岡県内で勤務医として働いていました。自分のめざす診療をするために、いつか開業したいと思っており、2016年に義理の父が開業していた歯科医院の後を継ぎました。患者さんが増えてきたこともあり、レイアウトや動線を自分で考え、2021年12月に移転をしたんです。普通内装は、歯科医院を専門にしている設計士さんに依頼することが多いようですが、医療機関にありがちな無機質で冷たい雰囲気を変えたかったので一般の住宅設計士さんに依頼しました。おかけでシンプルな明るい内装になっていると思います。

来院される患者さんはどのような方が多いのでしょうか?

開業したばかりの頃は、義理の父の歯科医院を引き継いだこともあって、7割くらいが高齢の患者さんでしたが、今はお子さんから高齢者の方まで幅広い年齢の方に来院していただいています。ご家族で通っていただいている方も多いですね。「小児歯科」という名称に硬さを感じていたので、気楽に来てもらえるよう、「こども歯科」という言葉をクリニック名に入れました。特に、小さいお子さんは歯科医院が怖かったり、行くのを嫌がったりしますからね。治療も無理はさせないよう気をつけています。その日に治療をするのか、歯科医院に少しずつ慣れてから治療を進めていくのか、親御さんやお子さん本人の考えを尊重して治療を進めていくようにしています。お子さんや親御さんが少しでも安心して来てもらえる場所にするため、キッズルームも完備しました。

メンテナンスで来院される患者さんも多いと聞きました。

原田憲司院長 はらだ歯科こども歯科2

そうですね、約6割以上の方が定期的にメンテナンスで通ってくれています。歯は毎日使うので、悪くならないことはありません。例えば、高級車でも故障したり、点検が必要だったりしますよね。メンテナンスが当たり前の習慣になればいいなと思っています。メンテナンスの患者さんが多いのは、歯科衛生士をはじめスタッフの力も大きいと思います。ケアする際は相手の立場になって言葉がけをするなどして、しっかりコミュニケーションを取っています。その結果「絶対来てくださいね」と言わなくても来てくださる方が増えてきました。自発的に動いてくれるスタッフばかりでとても助かっています。当院ではSNSでも情報発信をしているのですが、それもスタッフの声から始まりました。月に1回、全員でミーティングをしているので、その中でさまざまな意見を出し合い、より良いクリニックをつくり上げていければと思います。

ホワイトニング、子どもの咬合育成、訪問診療に注力

ホワイトニングにも注力されているんですよね。

原田憲司院長 はらだ歯科こども歯科3

はい。昨年10月から月に1、2回講師の先生をお呼びして訓練を重ね、今年の2月から本格的に始めました。歯科衛生士が頑張ってくれています。マスク生活でなかなか口を開けて笑う機会は以前に比べて減っていると思います。いつかマスクが不要になった際、白い歯で多くの人が笑える日々が来たらいいですね。あとは、子どもが多くなってきたので歯並びに関して、噛み合わせや口腔筋機能の育成にも力を入れています。小さいうちに正しい噛み合わせに整えておくことで、結果的に矯正をしなくて済むような口腔環境づくりをめざします。大がかりな矯正の必要がない分、金額面も安くなるので、今後も力を入れて取り組めたらいいなと思っています。

診療の際に心がけていることはありますか?

まずは、患者さんの話を聞くことです。皆さん不安や痛みを抱えて歯科医院に来ていると思うので、できるだけその不安と痛みを払拭できるようにしたいと思っています。当院では最初のカウンセリングはスタッフが行うのですが、皆、患者さんに寄り添って話を聞ける優しいスタッフばかりです。まずはスタッフとざっくばらんに話をしてもらうことで、患者さんの緊張感を和らげられたらと思っています。ホスピタリティーについても重視していて、スタッフたちには開業当初から「スタッフ同士でも、自分が言われて嫌な言葉を使うのはやめようね」と伝えてきました。

印象深い患者さんとの出会いはありますか?

原田憲司院長 はらだ歯科こども歯科4

歯科医師になってから今日まで、うれしい出会いも悲しい別れも、たくさん経験してきました。患者さんに食事会を開いてもらったり、退職する際にプレゼントをもらったり、忘れられない思い出もたくさんあって、出会いは大切だなあと実感しています。当院を開業してから訪問診療に取り組むようになったのですが、そこでもいろんな方々との出会いに助けられています。以前一緒に働いていたスタッフが介護タクシーの運転手をしていて、患者さんを紹介してくれたり、ケアマネジャーさんに高齢者施設に来てくれないかと頼まれたり……。偶然の出会いで訪問診療の患者さんが増えてきています。今後、高齢化が進み介護や訪問診療は重要になってくると思うので、できる限り要望に応えながら、地域の患者さんとの距離をもっと縮めていきたいですね。

歯は一生向き合わなければならない大切な器官

ところで、先生はどうして歯科医師をめざされたのですか?

原田憲司院長 はらだ歯科こども歯科5

私の父と兄も歯科医師なんです。小さい頃から父の働く姿を見ていて、何となく自分も同じ仕事に就くんだろうなと思っていました。父は、患者さんとしっかりコミュニケーションをとっていたので、歯科医院や歯科の治療が怖いと思ったことがありませんでした。父の世代から考えると歯科医師らしくない歯科医師だったと思います。そんな父に倣って私自身も地域密着の気楽に通える歯科医師をめざしています。できる限りのことを患者さんに提供して、みんなが幸せになればうれしいです。働くスタッフも幸せでなければならないと思っています。スタッフがギスギスしていると、患者さんに伝わってしまいますから。

お休みの日はどのようにリフレッシュされていますか?

ここ最近はゴルフに行くことが多いですね。あとはよく森林公園の辺りを散歩をしています。今は桜のシーズンなので景色も良く、歩いていて気持ちがいいですね。なかなか体がついていきませんが、できるだけ体を動かすようにしています。

今後の抱負、展望についてお聞かせください。

今通っていただいている皆さんだけでなく、地域にホワイトニングを受ける習慣を浸透させることができたらうれしいでね。あとは、超高齢社会に対応できるよう、訪問診療のシステムづくりも注力していきたいです。子どもの噛み合わせ育成、訪問診療、ホワイトニング、この3本柱に今後もしっかり取り組みます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

原田憲司院長 はらだ歯科こども歯科6

「歯の色が気になる」「虫歯を治したい」など、歯に対して悩みを抱えている人は、気軽に歯科医院を受診してください。歯は一生向き合わなければならない体の一部です。後になって後悔しないためにも、気になる不具合があれば、相談しに行く気持ちで気軽に足を運んでいただけたらうれしいです。当院では、通いやすい雰囲気づくりを心がけ、小児の噛み合わせ育成、訪問診療、ホワイトニングを3本柱にして、さまざまな診療を提供しています。ご自身のことでなくても、例えば「親が自分で歯科医院に行けず困っている」といったご家族のことでも構いません。遠慮なくご相談くださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児の咬合育成/3万3000円~
※症例によって、価格は変動します。
ホワイトニング/1万2000円(1回)
※通院頻度やめざす仕上がりによって、価格は変動します。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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