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沖田 和久 院長の独自取材記事

沖田眼科

(宮崎市/宮崎駅)

最終更新日:2022/03/16

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2022年1月開業、宮崎市大島通線から少し脇に入ったアクセスの良い場所に「沖田眼科」は誕生した。ゆったりと広さを持った院内や駐車場、足元に配慮した設備配置など、目に不調を感じる人の利用しやすさを考え抜いてつくられたクリニックだ。院長の沖田和久先生は総合病院や眼科専門病院で20年以上のキャリアを積み、白内障手術や硝子体手術、有水晶体眼内レンズを用いた手術など、数多く執刀してきた日本眼科学会眼科専門医。これまでの経験と知識、そして「できる限り最善の医療を提供したい」という沖田院長の思いが反映された同院には、新鋭の医療設備やベテランの視能訓練士たちがそろう。日々の診療において、患者の訴えを自分のことと捉え対応したいと話す沖田院長に、クリニックのこだわりや得意とする手術について語ってもらった。

(取材日2022年2月12日)

目の奥の宇宙のような世界に魅せられて眼科の道へ

先生が医師をめざしたきっかけは何だったのでしょう。

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僕が高校2年生の時に亡くなった父との会話がきっかけです。父は淡路島で専業農家を営んでいたので医療とは無関係だったのですが、僕には年の離れた兄がいまして、兄も医師をしているんですよ。その兄が医師になった時に父がものすごく喜んで、当時小学生だった僕に「じゃあ和久も近くの徳島大学とかに行けばいいな」と言っていたんです。父が亡くなり、進路を決めるタイミングで父との会話を思い出し、徳島大学の医学部に入ったというのが経緯です。父の言葉が僕を医師に導いたのだと思っています。

なぜ眼科をご専門に選ばれたのですか?

僕の時代では珍しかったのですが、医学部を卒業してからローテートといって各科を回って自分の専門とする診療科を決めました。学生時代は内科か外科を視野に入れていたのですがローテートで回った眼科で初めて眼底検査を経験したんです。眼底を覗くと「宇宙のような世界」が目の中に広がっていました。その世界に感動し、すっかり「目」のとりこになったというのが眼科を選んだ理由の一つです。それから子どもの頃から細かい作業が好きだったんですよ。車のタイヤの溝を細かく掃除したり、プラモデルを作ったりとか。目の手術もとても細かな作業なんです。2mm切って数μmの膜を除去して、という世界なので。そして、目の手術は患者さんにとってすぐに結果がわかってもらえる点も魅力だと感じています。情報の80%は目から入ってきているといわれているように、目は大切な器官です。患者さんのQOLに大きく影響するだけに、大きなやりがいを感じます。

勤務医時代、印象に残っているエピソードはありますか?

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卒業後、横浜市立大学の眼科に入局し、その後、名古屋市の総合上飯田第一病院に勤務することになりました。そこで出会ったのが当時、硝子体手術のスペシャリストである荻野誠周(のぶちか)先生です。荻野先生からは手術の技術だけではなく、患者さんとの接し方や、術後のケアや経過診療まで多くのことを学ばせていただきました。総合上飯田第一病院で3年近く経験を積み、再び大学病院に戻る時期が来たのですが、荻野先生から「もっと手術の技術を学んだほうがいいよ」とアドバイスをいただき、宮崎の新城眼科医院を紹介してもらいました。ですので、荻野先生との出会いが宮崎に来たきっかけであり、現在の僕の医師としての礎になっています。そして、前職の新城眼科医院でも良くしてもらい、子どもたちも大きくなってきて転校もかわいそうだと思ったので、そのまま宮崎に住み続けて今年で20年になります。

豊富な経験と先進の機器を融合した眼科手術

院内のこだわりなどがあればお聞かせください

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眼科は比較的、広いエリアから来院されるケースが多いので、大島通線という宮崎市内でも道路名がよく知られている幹線道路から入ってすぐの場所を選びました。前職は新城眼科医院で19年にわたり勤務していましたので、主に僕が手術を執刀した患者さんたちは、術後の経過診療のため当院にいらっしゃいます。そのため、前職の医院からのアクセスも考慮しました。院内は、目に不調がある方が利用しやすい空間になるようにこだわりました。医療機器が多く設置されている検査室では、目の悪い患者さんは足元の電源コードが見えずにつまずかれることも多いので、当院の検査室は床とコンセントを工夫し、電源コードが床に出ない設計になっています。また院内も駐車場もゆったりと広さをもった造りにしています。また、お子さん専用の検査室も用意しています。「怖がらずに楽しく通っていただきたい」という想いを込めて、壁紙や室内のインテリアを選定しました。

先生は手術のご経験も豊富だと伺いしましたが、最も力を入れていることは?

特に、白内障手術、網膜硝子体手術、有水晶体眼内レンズ(眼内コンタクトレンズ)を用いた手術、この3つに関してはこれまでも数多く手がけてきており、さらに力を注いでいきたいと考えています。白内障は目の水晶体が濁る病気で、主に加齢が原因になりますので、誰でもいつかはかかると思ってください。白内障は手術で治療が可能ですが、視力や何歳になったらと明確な数値があるわけではなく、ご本人が「目がかすんで生活がしにくい。治したい」と思われた時が手術のタイミングではないでしょうか。また、網膜硝子体手術とは目の硝子体や網膜と呼ばれる組織の病変部の除去を図り、網膜硝子体の病気を治療する手術です。網膜というのが目の中にある「宇宙の世界」ですね。この網膜上の病変の数μmの膜をはがして治す、とても繊細で難しい手術に分類されます。この手術は、僕の細かな作業を好む特性が特に生かされていると思います。

こちらのクリニックの強み、特徴は何でしょう。

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まずは白内障手術時の乱視矯正が特徴的ではないでしょうか。以前の検査機器では角膜の前面の乱視量しか測ることができませんでした。現在当院で導入している検査機器では角膜の後面の乱視を測定し、実際の角膜後面の乱視も考慮して乱視矯正量を決めることが可能です。角膜の前と後ろの屈折を合わせて乱視をきっちりと測定し手術をしています。また、有水晶体眼内レンズを用いた手術についても以前から注目しており、執刀経験も豊富だと思います。これは、専用のレンズを眼の中に挿入して近視を矯正する手術ですが、万が一不具合があった場合には取り除くことができます。将来、別の眼の病気の治療が必要になっても白内障手術など、他の人と同じように普通に行えます。また、レーシックが合わなかった方や強度近視の方にもフィットする治療法だと考えています。

患者の症状を「自分のこと」と捉え診療していきたい

こちらでは視能訓練士さんが4人いらっしゃるんですね。

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4人とも経験豊富なスペシャリストです。視能訓練士は国家資格で、専門知識に基づいて精密な検査、治療に必要なデータを提供する、とても重要な役割を担ってくれています。お子さんの検査は特にテクニックが必要なのですが、皆さん人柄も優しいですし、安心して検査を受けてもらえると思いますよ。これまでは医師の視診で発見していたような病気も、医療機器のめざましい発展により画像検査で見つけられるケースも増えてきました。当院でも先進の検査機器や設備は積極的に取り入れております。検査を担う視能訓練士は医師とともに高度な治療を支えてくれています。

診療の際に心がけてらっしゃることは何ですか?

遠方からわざわざ足を運んでくださる患者さんもいて本当に感謝しかありません。「ありがたいな」と思いながら、その方の症状が自分のことだと捉えるように心がけています。手術や治療はその方の生活の質の向上を第一に考え、またそこを重点に説明しています。見えるようになったら何がしたいのか、どうような生活を望んでいるのか、それはお一人ずつ違います。また、視力を上げるだけが患者さんの満足になるわけではありません。その方が普段どういうところにピントを合わせて目を使っているかということを把握し治療に取り入れていくことも、見えやすく生活がしやすいという点ではとても大切なことだと考えています。

読者へメッセージをお願いします。

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できる限り最善の治療を提供したいという想いを抱き、開業いたしました。スタッフ、設備、医療機器、すべてにおいて最善と思えるものをそろえていると思っております。僕自身もこれまでの経験を生かして、患者さんお一人お一人に合った最善の医療を提供できるように日々努力していきたいと考えておりますので、目に関するお悩みや見えにくいなどの症状があれば、ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・有水晶体眼内レンズ(眼内コンタクトレンズ)を用いた有水晶体眼内レンズ挿入手術/56万円~
・オルソケラトロジー/初年度治療費16万円(レンズ代、3ヵ月までの定期検査、診察代)

【選定療養】※保険適用の治療と併用可
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術/通常の手術費用に加えて、片眼21万7000円~

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