専門の医師によるしみの除去
レーザーやアフターケアで悩み解消へ
まゆりなclinic名古屋栄
(名古屋市中区/矢場町駅)
最終更新日:2024/11/15
- 保険診療
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男女問わず、多くの人の悩みの種である「しみ」。除去したいとは思いつつ、施術中の痛みや色素沈着などの不安があり、受診をためらっている人は多いのではないだろうか。また、一言でしみといっても、老人性色素斑、肝斑、雀卵斑とも呼ばれるそばかすなどその種類はさまざまで、種類ごとに除去に必要な施術も異なるという。エイジングケアに精通し、数多くの肌の悩みに応えてきた「まゆりなclinic名古屋栄」の加藤成貴(かとう・まさき)院長は、「患者さまご自身でしみの種類を見極めるのはたいへん難しいこと。あざの一種であるADMやイボ、ほくろの場合もあるので専門の医師の診断を受け、適切な方法で改善を図ることをお勧めします」と呼びかける。今回は加藤院長に、しみに関する基礎知識から、同院の施術の流れまで詳しく取材してきた。
(取材日2024年8月9日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qしみができる主な原因を教えてください。
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A
紫外線や物理的刺激、女性ホルモン、遺伝などが原因と考えられます。例えば、しみの代表格である「老人性色素斑」の主な原因は紫外線です。肝斑には、ホルモンバランスや物理的な摩擦などが関係しており、そばかすには、遺伝的要素が関与することが多いといわれます。このほか、ニキビ痕や傷痕の色素沈着など、しみと思われても種類はさまざまで、種類ごとに必要な除去方法は異なります。また、あざの一種であるADMやイボ、ほくろなどの場合もあるため、専門の医師の診断のもと適切な施術を受けることが必要。当院では、過去に患者さんがされてきたスキンケアの内容や、その方の全身の状態も踏まえて、適切な方法をご提案しています。
- Q除去方法にはどのようなものがありますか?
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A
しみの除去方法としては、レーザーなどを用いた手法が代表的なものとして挙げられます。当院の場合は、専門の医師によるカウンセリングや診察、先進の肌分析器による評価を通じて種類や性質を診断し、施術経験や施術経過、さらに予算や期間の希望なども考慮して適する方法を判断します。レーザーは、しみやあざなどの種類によってピコレーザーなどが用いられます。ほくろやイボの切除の場合は炭酸ガスレーザーを使用しますね。しみのレーザー照射をする際には、ゴムで弾かれたような感覚がありますが、痛みはほとんど感じないでしょう。
- Qレーザーを用いた施術の後に、注意することはありますか?
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A
乾燥や日焼けをすると色素沈着や炎症を起こすことがあります。そのため、保湿と紫外線対策が不可欠です。せっかく施術を受けたのに肌荒れしてしまった……ということがないよう、しっかりとセルフケアに取り組んでください。また、自宅でのスキンケアに加え、医師による経過観察も欠かせません。当院ではアフターケアを重視しており、例えばしみの場合はレーザーを照射した1ヵ月後に再度受診していただいて、状態を確認しています。ただし、施術後のケア期間や受診の頻度は、患者さんによってさまざまです。レーザー照射後にひりひりとした痛みが出たり、一度濃くなったりすることもありますが、その程度も患者さんによって異なります。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1カウンセリングを受ける
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同院はプライバシーに十分配慮しており、完全予約制・完全個室でカウンセリングを行っている。医師が皮膚の状態を確認し、しみに似た疾患でないかどうか、大きさや数を目視でチェック。処置を行った後のダウンタイムや痛みに関することなど、不安や疑問があれば、カウンセリング時に聞いておくといいだろう。
- 2詳しい状態を確認する
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除去をすると決めたら、さらに詳しいカウンセリングや医師の診断を受ける。しみやあざなど種類によって適切なケア方法が異なるため、方法の選択にあたっては、専門の医師による診断が欠かせないという。患者がしみだと思っても、あざやほくろ、イボであるケースもあり、その場合は保険診療による切除が検討される。
- 3除去施術
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同院では、施術を行うのも完全個室。ベッドに寝た状態で施術を受ける。しみやあざなどの状態や数によって異なるが、しみの場合はレーザーの照射時間は1ヵ所につき数秒程度。顔全体に施術を行う場合、長くても15分ほどで終了するとのことだ。施術中はぱちぱちとした刺激を感じるものの、ほとんどの人が我慢できる程度の痛みしかないという。ほくろやイボの切除は30分程度かかり、局所麻酔が用いられる。
- 4自宅で肌のケアをする
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外用薬を塗ってもらったら施術は終了。その後、自宅での保湿方法や紫外線対策についての説明を受け、外用薬や内服薬が処方される。施術後には個人差はあるものの、腫れや色素沈着が起こることがあるそうだ。クリニックで受けたアドバイスを守って、自宅でセルフケアを続けながら、症状が落ち着くのを待とう。
- 5後日診察を受け皮膚の状態を確認
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施術から1ヵ月後に診察を受け、医師に皮膚の状態をチェックしてもらう。その後も自宅でのセルフケアを継続しながら、必要に応じて再度診察を受ける。同院では、施術前後に肌分析機を用い、一人ひとりの肌の状態を細かく確認することを重視。アフターフォローを手厚く行い、誰もが安心して利用できる診療体制を整えている。
自由診療費用の目安
自由診療とはピコレーザーによるしみの除去/1mmあたり2900円~