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堤 武士 院長の独自取材記事

つつみ歯科クリニック

(広島市中区/鷹野橋駅)

最終更新日:2022/03/14

堤武士院長 つつみ歯科クリニック main

「すべては患者さまのために」。そんな言葉を掲げて2021年に広島市中心部の中区宝町に開業したばかりの「つつみ歯科クリニック」。院長を務める堤武士先生は生まれも育ちも広島県。九州歯科大学を卒業し、同大学大学院で歯周病中心を学んだ後、複数の歯科医院で研鑽を積み、インプラント治療、審美歯科、矯正歯科など幅広い診療に携わってきた。その経験をもとに虫歯や歯周病など基本的な治療から自由診療まで、地域住民を中心とした患者のニーズに応えている。「知識や技術はもちろん大切ですが、患者さんやスタッフとは、“人と人”として関係を築くことも大事だと思っています」と話し、コミュニケーションを重視して診療にあたる堤院長に、開業までの経緯やクリニックの特徴、診療にかける思いについて語ってもらった。

(取材日2022年1月18日)

一般的な治療から自由診療まで幅広く対応

この場所に開業された理由をお聞かせください。

堤武士院長 つつみ歯科クリニック1

大学時代以降、県外で過ごしていましたけれども、開業を機に地元広島に戻ることにしました。このエリアを選んだのは、まず広島の中心部でありながら歯科医院がそれほど多くなかったということが挙げられます。それとこの辺りはこれからにぎわいが増していくのではないかと思ったのも理由の一つです。現時点でも商業施設や医療機関、ホテルなどが多く、マンションの建設も進んでいますが、今後さらに活性化され、人口も増えていくのではないかと考えています。

クリニックの患者さんはどのような方が多いですか?

小さなお子さんからお年寄りまで幅広いですね。それと当院は保育園を併設していることもあり、子育て世代の皆さんの受診も多いです。僕自身小さい子どもがいますので、パパやママもゆっくり安心して治療を受けていただきたいと思ったことと、妻が保育士でそのキャリアを生かして皆さんのお役に立てればと思ったことから、保育園も設けることにしました。また、主訴としては、虫歯や歯周病治療、小児歯科、入れ歯の作製から、矯正、予防歯科、インプラント治療、審美歯科など、こちらも幅広いですね。開業して8ヵ月、今後は特にインプラント治療や、透明で目立たないマウスピース型装置を使った矯正に力を入れていきたいと考えています。さらに最近は男性でホワイトニングを希望される方が増えていますので、この分野もより注力していきたいと思っています。

堤先生の経歴について伺います。大学卒業後、主に歯周病について学ばれたそうですね。

堤武士院長 つつみ歯科クリニック2

大学6年生の病院実習の時に歯周病を専門にしている先生にとてもお世話になり、歯周病治療を包括的に学びました。歯周病に悩む患者さんが多いことや歯周病菌がもたらす体の不具合についてなどについても知り、自分が開業するときは歯周病治療を一つの柱として取り入れていきたいと考えるようになりました。そんな思いもあって、卒業後は歯周病の講座に入局。さらに大学院でも歯周病について専門的に勉強しました。

正しい噛み合わせ、歯並びのため治療にも力を注ぐ

その後、勤務医となられたのですね。

堤武士院長 つつみ歯科クリニック3

はい。最初に勤めた歯科医院では、患者さんの声にしっかりと耳を傾け、顔をよく見て不安や恐怖はないか、悩みは何なのか詳細に把握するように努めました。訪問診療も経験し、さまざまな事情でクリニックに足を運ぶのが難しい人もいることを知り、いろいろな患者さんに寄り添っていきたい思いを強くしましたね。ここでは歯の痛みや虫歯、小児歯科など一般的な治療を手がけることが多く、もっと違う分野や最新の技術も学んでみたいと思うようになり、大阪で勉強することを決めました。

大阪ではどのような経験を積まれたのでしょうか。

大阪でお世話になった歯科医院は、インプラント治療やマウスピース型装置を用いた矯正に力を入れていました。僕も治療を担当させていただき、噛み合わせを良くすることの重要性を学びました。例えばインプラント治療は、手術が必要であることや費用の面で患者さんの負担が大きいですが、メンテナンスや旅行時の持ち歩き、入れ歯のように食べ物が詰まるといった煩わしさがなくなるということも期待できます。患者さんの行動範囲を広げ、毎日の生活を少しでも有意義にするお手伝いができたらと思います。これはマウスピース型装置を用いた矯正をはじめとした審美歯科においても同様で、20代から30代のまだ若い世代の方が歯並びを気にせず心から笑え、生活を楽しく豊かにできるように、サポートしていきたいという気持ちで診療に臨んでいます。

そういったこれまでの経験が現在の診療スタイルの土台になったとお聞きしました。

堤武士院長 つつみ歯科クリニック4

貴重な経験をさせていただく中で、自分が開業するときは虫歯や小児歯科など一般的な治療から審美歯科やインプラント治療など自由診療まで対応できるクリニックにしようと思うようになり、現在の幅広く診療するスタイルができあがりました。開業してまだ1年もたっていませんが、実際にさまざまな方にお越しいただいています。また、勤務医時代は患者さん、スタッフに愛情を注ぐことが大切だということも学びました。ですから歯科医師と患者さん、歯科医師とスタッフである前に、「人と人」としてきちんと信頼関係を築いた上で、良い医療を提供していきたいと考えています。

最新の知識や技術を学び続け患者のニーズに応える

そもそも先生が歯科医師をめざされたきっかけはどんなことだったのでしょうか。

堤武士院長 つつみ歯科クリニック5

僕自身、子どもの頃は虫歯が多くてよく歯科医院に通っていたんです。もちろん痛いのは苦手でしたが、主治医の先生が優しくしっかり話を聞いてくれる方で、歯科に対して良いイメージを持っていました。そういうこともあって、漠然と医療の道に進みたいなと思っていたんです。一方で、親戚に歯科医師がいて高校生ぐらいになってから歯科医療に興味を持つようになり、歯科大学に進学することにしたのです。

開業されたばかりでお忙しいと思いますけれども、お休みの日はどのように過ごされていますか?

スポーツジムに行って体を動かしたり、子どもと一緒に公園へ出かけたりしてリフレッシュしています。特に子どもと一緒の時間はやはり楽しいですね。ただ、子どもの扱いの大変さは父親になってより痛感しています。ですからお子さんの治療をするときにはこまやかな対応を心がけています。歯科医院に対しては怖い、痛いというイメージが強いと思いますので、まずは「今から何をされるんだろう」という恐怖心を紛らわせるために、院内BGMをお子さんが好きそうな音楽にしたり、モニターでアニメを流したりと工夫をしています。親御さんの言葉にもしっかりと耳を傾けるようにしていますので、お悩みや心配事があれば遠慮なくご相談ください。

最後に、今後のビジョンと読者へのメッセージをお聞かせください。

堤武士院長 つつみ歯科クリニック6

最近はインターネットで調べて「こういう治療を受けたい」と具体的におっしゃる患者さんが増えてきました。そういったご要望も含めてできる限りお応えしたいと思っていますので、知識と技術をブラッシュアップするため日々勉強や情報収集に努めています。全国の歯科医師で構成されるスタディーグループに参加しているのですが、ここでは歯周病グループ、インプラントグループなどさまざまなグループがあり、ほかの先生方から刺激を受けながら学んでいます。これからも常に研鑽を怠らず、しっかりと時代についていき、スタッフ一同地域の皆さんのお役に立てるよう精進してまいります。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/34万1000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/30万円~、ホワイトニング/2万2000円~

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