全国のドクター9,571人の想いを取材
クリニック・病院 160,683件の情報を掲載(2022年11月29日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 福岡市西区
  4. 姪浜駅
  5. いぐち整形外科
  6. スポーツ障害から産後のケアまで多様な痛みの改善を図るリハビリ

スポーツ障害から産後のケアまで
多様な痛みの改善を図るリハビリ

いぐち整形外科

(福岡市西区/姪浜駅)

最終更新日:2022/09/13

20220901 main 20220901 main
  • 保険診療

首肩腰の慢性的な痛みに悩まされている人は多いだろう。肩凝りや関節の違和感など「この程度で病院に行って良いものか」と、我慢しながら過ごしているという声は少なくない。診断の結果、骨折や疲労骨折などの疾患が潜んでいることもあるが、筋力の低下や姿勢の悪さ、柔軟性の不十分さなど、リハビリテーションによって改善が期待できるケースは多々あるのだという。「いぐち整形外科」では10代の野球肘や中年以降に多いテニス肘といったスポーツ障害をはじめ、産後のケア、慢性的な腰痛・関節痛まで、幅広いリハビリテーションに注力。「痛みの症状があれば、まずはチェックを」と呼びかける井口貴裕院長に、年代ごとの痛みの特徴や、それぞれの痛みに対するリハビリテーションについて詳しく話を聞いた。

(取材日2022年8月3日)

腰痛をはじめ、スポーツ障害、産後や育児中のケアなど、ニーズに合わせたリハビリメニューを提案

Q若年層の場合、どのような症状でリハビリを受けていますか?
A
1

▲外傷や関節痛、慢性的な肩凝りまで幅広く対応する井口院長

10代は運動でのスポーツ障害が中心です。捻挫や打撲といった運動による外傷でリハビリを必要とする患者さんもいらっしゃいますが、野球肘に代表される持続的なオーバーユースによって起きる症状でリハビリを行うケースが多いです。野球肘は成長期特有の骨の成熟状態、体の硬さ、それに起因するフォームの悪さなどに起因します。また足だとオスグッド病。バスケットボールをはじめとしたジャンプをする動きが多い競技によく見られます。痛みや違和感があるということは何か問題がある証拠ですから、そのままスポーツを続けているとほかの問題が起きてしまう可能性もあるので、筋肉や骨の状態などを見ながらケアしていく必要があります。

Qスポーツ障害のリハビリは一般的なリハビリと違うのでしょうか?
A
20220901 2

▲主訴だけではなく患者の生活背景も把握して治療を進めていく

基本的には同じ考え方で行うのですが、スポーツ障害のリハビリでは肘が痛いからといって肘だけを診るのではなく全身的な評価がより重要になります。例えば野球肘の場合、股関節周りに柔軟性がなく肘に負担がかかっていることがあります。またスポーツに起因して痛みがある時には、フォームのチェックを行うことも。ゴルフをプレーする際に肩に痛みがあるという相談を受けた時には、実際にクラブを握ってもらいながらリハビリを行うケースもあります。競技によって体の使い方が違うので、なるべく競技に合わせたかたちで、理学療法士と相談しながらそれぞれに応じたオーダーメイドのリハビリメニューを作成するようにしています。

Q女性のリハビリにも力を入れていると伺いました。
A
3

▲リラックスした状態で体を動かすことが腰痛や肩凝りを防ぐ近道

腰痛や首周りの症状で相談にいらっしゃる女性が多いですからね。姿勢の悪さなどによって首から肩周りの筋肉が継続して緊張していることが多く、本来緩やかなカーブを描く首の頸椎が真っすぐになってしまった、いわゆるストレートネックと呼ばれる問題を抱えている女性が増えています。その状態で日常生活を送っていると、慢性的な鈍痛や急に痛みが出て首が動かせないという症状を起こすことも。また緊張が続けば四十肩などほかの症状も出やすくなりますし、筋力の低下などほかの要因も考えられるので、肩凝りくらいで病院に行って良いのかと感じる方もいらっしゃると思いますが、しっかりと評価してリハビリに取り組むことが重要です。

Q産後のケアにも対応されているそうですね。
A
20220901 4

▲女性の理学療法士も在籍。自宅でできるケアも丁寧に教えてくれる

出産すると骨盤が大きく開きゆがみが出るので、産後のケアは特に重要だと考えています。それに産後だけではなく子育ての中で繰り返し行われる育児動作により、体のあちこちに痛みを感じる方も多いんです。骨盤のケアに関してもエックス線検査をはじめ医学的な見地からしっかりとチェックし、診断をした上でリハビリを行っていきます。加えて当クリニックには女性の理学療法士が2人在籍していますから、女性でも通院しやすい、相談しやすい環境になっているのではないでしょうか。お子さんが小さいうちはなかなか病院に通えないという問題もあるかと思いますが、痛みがある際には我慢せず気軽にご相談ください。

Q高齢者に多い腰痛には、どのようにアプローチしていますか?
A
20220901 5

▲事務や看護師、理学療法士など14人体制で患者のサポートを行う

腰痛の原因は、椎間板性の疼痛、筋膜性の疼痛など、さまざまなものが考えられますが、最も多いのは原因を特定できない非特異的腰痛です。加齢による椎間板のすり減りのほか、姿勢や骨盤の動きなど多岐にわたる要素が複合的に影響し痛みを引き起こすのですが、このような場合には、まず痛みの要素が何かを調べ、筋肉の緊張、姿勢、体幹など、改善すべきところにポイントを絞ってリハビリを行います。椎間板の変性など加齢による原因を取り除くことはできませんから、カバーできる部分を強化し痛みの緩和につなげるという方法もあります。当院では個々の状態に応じたリハビリを提供するため5人の理学療法士が担当性でサポートしています。

ドクターからのメッセージ

井口 貴裕院長

痛みの原因の一つである運動不足ですが、仕事中の動きなどカロリーを消費するものと、コンディションを整える運動は違います。ウォーキングは良い運動ですが、歩くにしても荷物を持って歩くのと、動きやすい服装でリラックスしながら意識して歩くのでは別物です。どんな運動をすれば良いのかわからないという方もいらっしゃいますが、内容や量は二の次。まずはゼロをイチにすることが重要です。そういう意味からいえば、痛みがあるから病院やクリニックに行くというのもゼロをイチにする立派な行動です。受診が一つのきっかけづくりになればと思いますので、肩凝りや腰痛など小さな悩みであってもまずは受診してみてはいかがでしょうか。

Access