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横須賀 淳 院長、横須賀 治子 副院長の独自取材記事

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック

(木更津市/巌根駅)

最終更新日:2022/03/17

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木更津の人々を、生涯にわたってサポートしたい――。そんな思いで、横須賀淳院長と妻の横須賀治子副院長が開設した「よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック」。1階では消化器内科のスペシャリストである院長が内科・小児科の診療を、2階では日本産科婦人科学会産婦人科専門医である副院長が婦人科の診療を行う。子ども好きで、シャイな性格だが医療への熱い思いを秘める院長と、常に患者の人生へ思いを馳せながら診療にあたる、深い人間愛を持つ副院長。そんな2人に話を聞いた。

(取材日2022年2月16日)

地域のかかりつけ医として、患者の一生に寄り添う

とてもすてきな内装で、通うのが楽しみになるような空間ですね。

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【治子副院長】1階の内科・小児科は北欧調、2階の婦人科は南国リゾート風にしました。椅子一つとってもインドネシアの職人さんに特注するなど、こだわりぬいています。長く通ってくださっている患者さんにとって、ちょっとした楽しみになればと、季節ごとにインテリアも変えているんですよ。また、キッズスペースには2台、感染症エリアには1台の、家族型ロボットがお子さん方をお迎えしています。彼らに会うのを楽しみに来られるお子さんも多いんです。
【横須賀院長】「かかりつけ医として、地域の皆さんの一生をサポートすること」が当院のモットーです。受付・待合室から診察室、検査室まで、すべて「あらゆる年代の患者さんがリラックスして通っていただけるように」という思いで、院内環境をつくりました。

とことん患者さんの視点に立っておられるのですね。

【横須賀院長】木更津は生まれ育った場所でなじみがありますし、中でもこのエリアは東京湾アクアラインが開通して以来、お子さんのいるファミリー層も増え、今後ますますにぎわいをみせていくエリアだと感じています。このような場所で、地域の皆さんのすべてのライフステージにおいて寄り添い、健康で豊かな人生をサポートしたいという思いで私たちは開業しました。そうした思いから、内科、小児科、婦人科全般の診療はもちろんのこと、エイジングケアや骨粗しょう症、体質改善のための漢方相談なども行っています。

イベントやセミナーも開催されているとか。

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【治子副院長】昨年12月にはプロの音楽家をお招きして、感染症対策を徹底しつつ、管弦楽のクリスマスコンサートを開催しました。また、今春から子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が再開されますが、それに向けて院内セミナーを行う予定です。「地域のかかりつけ医」として診療を軸としながら、皆さんの健康で豊かな人生を後押しするための幅広い活動も行いたいと考えています。

めざすは健康寿命の延伸

地域のかかりつけ医として幅広く診療する中で、特に力を入れていることは?

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【横須賀院長】私はこれまで東京慈恵会医科大学附属病院で消化器疾患や肝臓疾患を専門に診てきており、胃と大腸の内視鏡検査に力を入れています。この地域は大腸内視鏡検査を行う医療機関が少ないこともあり、検査で胃がんや大腸がんといった重篤な病気の早期発見・治療につなげることが、かかりつけ医として大事だと。同時に、生活習慣病の管理にも注力しています。
【治子副院長】骨粗しょう症も生活習慣病の一つであると考えています。特に女性は閉経後、骨密度が低下しやすくなるので、当院では更年期障害で受診された方には、ガイドラインに則った腰椎と大腿骨の骨密度測定をお勧めしていますね。予防医学として小児予防接種や婦人科検診、子宮頸がんワクチンの推進にも注力しています。

内科・小児科と婦人科が併設されているメリットは?

【横須賀院長】消化器・肝臓疾患のプロとして、私は腹痛に対する診断には自負があります。ただ女性の腹痛の場合、消化器疾患ではなく子宮内膜症や異所性妊娠(子宮外妊娠)も考えられます。その場合、すぐ2階の婦人科で診察して診断できる点はメリットといえるでしょう。
【治子副院長】逆に、月経痛で婦人科を受診された方が、診察の結果、婦人科ではなく内科疾患が疑われる場合、1階の内科で受診していただきます。実は便秘が原因だったなど多様な可能性を考えられ、私も勉強になっています。婦人科検診でコレステロール値が高い場合も内科をすぐ受診いただけて、薬の処方もできますので、患者さんにとって利便性が高いのではないでしょうか。

婦人科は、特に内診に緊張してしまう女性も少なくないかと思いますが……。

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【治子副院長】実は私自身、内診を受けるのが苦手なんです。でも、ドクターの顔が見えていると安心するんですよね。ですから、内診室はエステサロンのように少し照明を落として、カーテンをせず、患者さんとお顔を合わせてお話ししながら診ています。欧米風の内診スタイルなのですが、このほうが皆さんリラックスできるみたいで、診察もスムーズです。内診中は、実際のエコー画像をモニターに映し出し、患者さん自身にお示ししながら検査をしますので、より安心感が得られるかと思います。それから、診察室では患者さんのお顔を見ながらコミュニケーションが取れる、L字型の机を使用しています。検査も治療も納得・安心して受けていただきたいから、病状や検査内容、薬の種類・金額などを明示した自作の資料を用いて、しっかり説明します。看護師によるカウンセリングもリラックスした診療につながっていると思います。

漢方相談についてお聞かせください。

【治子副院長】女性向け漢方専門の薬剤師、猪子英恵さんは、体質改善をめざした提案で、こまやかなケア・調整をしてくださいます。気さくな方で、たいへん人気でいつも満員です。

人生の選択肢を一つでも多く残せるような医療を

診療の際、どのようなことを心がけていますか?

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【横須賀院長】患者さんが何に一番困っておられるのか、よくお話を聞いた上で、病状をわかりやすく説明しています。検査をする場合は、なぜ検査が必要か、どのような検査で何がわかるのか細かくお伝えします。お話しする時は目と目を合わせて会話のキャッチボールがスムーズにできるよう心がけていますね。お子さんに対しては、子ども扱いせず一人の人間として接し、お話しできる子には自分の言葉で話してもらうようにしています。また、保護者の方が納得できるような説明にも努めています。
【治子副院長】その場限りの診療ではなく、その方の未来を見据えた診療を行うよう努めています。女性にとって妊娠・出産は人生における一つの大きなターニングポイント。女性のライフステージを考えていく上で、その選択肢をできるだけ狭めることのないようお手伝いしたいと常に思っています。

もう少し詳しくお聞かせいただけますか?

【治子副院長】例えば月経痛の場合、重い月経痛は子宮内膜症の症状の一つですが、単に痛みを抑えるだけなら鎮痛剤を使うという方法もあるでしょう。でも、鎮痛剤だけで何とか痛みに耐えてしまおうという状況が長期に続くと、逆に痛みを感じやすい体質になったり、不妊のリスクが高まったり、手術が必要となったりも。手術をすると妊娠する力が落ちやすいとされていますので、ピルをはじめとするホルモン療法などの保存的治療で、できるだけ妊娠・出産の選択肢を持てるような診療を行っています。お若い方でも、月経痛がひどくて思うようにテスト勉強ができない、大事な大会でいいパフォーマンスができない、それによって希望する進路から離れてしまう、ということがあるかもしれません。でも、適切な治療でコントロールすることで、違った将来が見えてくるのではないかと。女性の人生の選択肢を一つでも多く残せるような医療をしたい。それが私の信条です。

スタッフさんとの連携についても教えてください。

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【治子副院長】婦人科ではスタッフが最初にヒアリングをして、患者さんの訴えやお悩みをよく伺うとともに、先ほど申し上げた自作の資料をお見せしながら、検査方法や治療の選択肢など詳しく説明します。院内勉強会も頻繁に開いていて、スタッフ全員勉強熱心です。みんな明るく優しくて、彼女たちには本当に助けられていますね。
【横須賀院長】生活習慣病の患者さんにはスタッフが栄養相談を行ったり、妊活中の方には看護師がカウンセリングしたりと、医師だけではなくスタッフ全員で患者さんをサポートしています。また、内科・小児科と婦人科で定期的にローテーションを行い、どの診療科でも対応できるようにしています。子育て中のスタッフも多いので、突発的な休みにも対応できて、働きやすいクリニックをめざしているんです。スタッフなしには、当院は成り立ちませんからね。

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