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前田 健輔 院長、前田 恵里奈 副院長の独自取材記事

なごみ歯科 こども・矯正歯科クリニック

(西宮市/今津駅)

最終更新日:2021/11/25

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阪神バス・浜松原停留所すぐ、コープ西宮南店3階フロアに2021年9月に開院した「なごみ歯科 こども・矯正歯科クリニック」。木目の温かな色合い、丸い照明、しゃれたBGM……と歯科医院とは思えない、ホッとする空間だ。「健康増進型歯科医院」を掲げ診療にあたる前田健輔院長と前田恵里奈副院長は、患者の歯を極力残していけるよう多くの勉強会に参加し、高度な専門知識と技術を習得してきた。また予防栄養学アドバイザー資格を取得するなど食に関する知識も豊富で、歯科領域にとどまらず健康情報を伝えるセミナーなども開催している。治療器具は可能な限り使い捨て品を使用し、患者ごとに滅菌するほか、除菌水が常に循環するチェアユニットも導入し、衛生管理を徹底している。「全身の健康」を追求する、前田院長と恵里奈副院長に話を聞いた。

(取材日2021年10月28日)

「全身の健康」を切り口に、全世代の口腔をサポート

クリニックの特色を教えてください。

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【前田院長】赤ちゃんからご高齢の方まで、歯科に関する幅広い診療を、自信を持って提供させていただいています。その中で院名に「こども・矯正歯科クリニック」を入れたのは、「2007年に生まれた日本の子どもの半分以上が107歳まで生きる」という海外の研究報告を聞いたから。普通に生活していて「天然歯が107歳まで持つか」と聞かれれば、それはとても困難だと言わざるを得ません。しかし人生100年時代に体の健康をしっかり守っていくには、お口の健康がとても大切です。歯を長持ちさせるために、虫歯予防はもちろん、正常な歯列や噛み合わせ、正しい口腔機能の獲得といった面でもアプローチしていきたいですね。

患者さんと接する際に大切にしていることは何ですか?

【前田院長】単に歯をきれいに治療しても長持ちはしません。患者さんの主訴に耳を傾け、根本的な原因を見極めることが重要です。そのためにも、症状のある歯だけ見るのではなく、上下左右の歯や舌・口腔粘膜、骨の状態、顎関節、鼻・気道の状態、さらには姿勢や全身疾患、血液検査の結果も綿密にチェックします。こうして「患者さん自身」を診るオーダーメイドの治療を大切にしています。
【恵里奈副院長】例えば虫歯ができても、その原因が食生活なのか、歯並びなのか、歯磨き不足なのか、また別の問題なのか……をすべて知った上で治療・ケアしていかないと、同じことを繰り返してしまいます。「治療はこれで最後にしてほしい」、そんな気持ちで患者さんとお話しさせていただいています。中には歯科医師には話しづらいという方もいらっしゃいますので、初診のカウンセリングはスタッフが行い、「話したいことを話せる環境」づくりを意識しています。

少し変わったコンセプトを掲げていると伺いました。

2

【前田院長】予防に特化した当院は、患者さんの健康寿命を延ばすための「健康増進型歯科医院」が一つのコンセプトです。お口を健康にして「食べられる」ようにして差し上げるのは当然ですが、「何を食べるのか」までお伝えできたらと考えています。近年は食習慣の変化とともにやわらかい食べ物が増えて、子どもたちの顎が小さくなり歯並びが悪くなってきているほか、食生活ががんや認知症などさまざまな疾患に影響を与えているともいわれています。歯周病と糖尿病の相関関係なども研究が進んでおり、お口の健康が全身の健康に寄与できる部分が大きいにもかかわらず、患者さんはそれを知る機会がほとんどありません。そういった健康に関する有益な情報をどう伝えられるかを常に考え、カウンセリングや治療の時など限られた時間の中でもできる限りお伝えしています。

子どもの健やかな成長を支える取り組みに注力

「健康増進型歯科医院」としての取り組みを教えてください。

3

【前田院長】月1回「健康セミナー」を開催し、健康維持において大切な情報をお伝えしています。例えば、食べ物がお口から入った後の咀嚼・消化・排出までの一連の流れを踏まえ、噛むことの大切さや栄養のこと、血糖値コントロールなど、歯や口のことだけではなく総合的にお話ししています。そもそも、私たちの体をつくっているのは、普段口にしている食べ物です。もし咀嚼がしにくいことで栄養に偏りができてしまうと、全身の健康にも大きな影響を及ぼしかねません。ですので、いかに咀嚼機能を向上させるかについては、これまでも突き詰めて勉強してきました。また感染症対策で着けているマスクの下では口呼吸になっている方も多いため、鼻呼吸の重要性を知っていただくなど、はやり廃りではない「本当に大切な健康情報」をお伝えし、健康寿命を延ばすきっかけになるような話題を提供しています。

健康測定機器で、体の健康チェックも行っているそうですね。

【恵里奈副院長】筋肉・体水分・体脂肪などが計れる体組成計、過剰に産生されることで老化を早めるAGEs量を調べる終末糖化産物測定器などで、希望される患者さんの健康チェックを行っています。健康の基盤になるこれらの値を知ることは、食生活習慣の改善にもつながると考えています。

「Nagomi Kids Club」という会員制度を導入されているとか。

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【前田院長】入会後、年4回ほど虫歯の予防処置を行うほか、歯並びに影響が出そうな場合や、口呼吸などの悪習癖がある場合は早めにお伝えして、お子さんたちが健やかに成長できるようサポートする制度です。もちろん必要に応じて毎月でも受診していただけますよ。
【恵里奈副院長】口の筋肉が弱く悪習癖につながっているお子さんもいるので、紙風船を膨らませるなどご自宅で楽しみながら取り組めるトレーニングも用意しています。

保護者の方へ向けたサポートはありますか。

【恵里奈副院長】「パパ・ママセミナー」を実施しています。抱っこや授乳の方法、離乳食の食べさせ方、靴選びなどは、歯並びに関わる顎の骨の成長にも大きく影響するため、個別で行っています。このような内容は妊娠中からぜひ知っておいてほしい知識ですから、妊婦歯科健診でお越しいただいた方にもご案内しています。

「地域の健康ステーション」に。歯以外の相談も大歓迎

ユニークな取り組みをいくつもされているのですね。

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【前田院長】私たちが取り組んでいるのは、子どもたちの口腔機能を育ててサポートすること。小さい内に口腔機能を正常に発育できるベースができれば、高齢になって現れる「オーラルフレイル」などのトラブル回避が期待できます。小さいお子さんに限らず、中高生、成人、高齢者、すべての年代に適した健康寿命を延ばすためのサポートを実践しています。

子育て経験も、歯科診療に生かされていると伺いました。

【恵里奈副院長】子育てを経験する前は「仕上げ磨きは毎日してください」など勝手なことを言っていましたね(笑)。しかし子どもを保育園に預けて働く生活をしてみて、帰宅後は本当に最低限のことだけで時間が過ぎていくのをよく理解しました。また指しゃぶりのご相談を受けても、これまでは本に書いてある知識をそのままお答えしていましたが、現実はそんなに甘くないことも今ならわかります。子育て経験を通じ、保護者の方のライフスタイルや各々の状況に応じたアドバイスができればと考えています。

お互いの長所について教えてください。

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【前田院長】副院長は非常に大きな歯科クリニックでの経験もあり、かなり高いレベルで情報交換ができていると感じます。また視野が広く、さまざまことに冷静に目が向けられる部分もとても尊敬しています。
【恵里奈副院長】院長は歯科医療に関する知識だけでなく、栄養のことなど常に新しい情報を取り入れている勉強家です。いろいろな知識を教えてもらえるし、院長がいないと不安だなと感じるほど、いるだけで安心できる存在ですね。

読者の方々にメッセージをお願いします。

【前田院長】当院のある階は医療フロアで、内科や整形外科のクリニックもあります。こうした医科の先生方とも連携し、歯科を切り口に全身の健康をサポートしていきたいですね。もちろんお口以外のご相談も大歓迎です。おなかの調子が悪い、最近手足がかぶれやすいなど、全身のお悩みも受け止められる歯科医師をめざし、今後も勉強を重ねて「地域の健康ステーション」としての役割を担えるよう努めていきます。気軽にご相談ください。
【恵里奈副院長】お口にトラブルがなくても「歯磨きの仕方がわからない」など、ちょっとしたことでも気軽に通える、身近な場所でありたいと考えています。何もなくても受付にふらっと立ち寄っていただけるように工夫をして、お待ちしています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/35万円~

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