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李 佩祺 院長の独自取材記事

DIGITAL-L歯科・矯正歯科

(大阪市西区/本町駅)

最終更新日:2021/11/16

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大阪メトロ御堂筋線・本町駅25番出口から歩いてすぐ。四つ橋筋信濃橋交差点を少し北へ上ったビルの1階で2021年7月に産声をあげたのが「DIGITAL-L歯科・矯正歯科」。クリニック名が示すとおり、先進的なデジタル技術をフルに活用した先鋭的なスタイルを全面に掲げ、一般歯科から矯正歯科、インプラント治療、ホワイトニングまで、幅広い歯科診療を高レベルかつスピーディーに提供することをめざす。院長を務めるのは、中国語・英語・日本語を巧みに操る歯学博士の李佩祺(り・ぺいち)先生。デジタルに特化する理由は何なのか、効率化の目的はどこにあるのか、そのユニークかつクリエイティブなコンセプトにじっくり迫ってみた。

(取材日2021年10月25日)

先進的デジタル技術で治療の質の向上をめざす

こちらはデジタル技術に特化した歯科クリニックだそうですね。

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はい。当院では先進的なデジタル・デンティストリー(デジタル歯科医療)をどこよりも積極的に導入したいと考えており、データ収集や診断、治療計画の立案、治療、術後管理などのすべてをデジタル・ワークフローによって行うことで、より効率的かつ効果を追求した歯科治療を実現しています。また、院内にある歯科用CT、口腔内カメラとモニターつきチェア、CAD/CAMシステムの光学スキャナーやミリングマシンといったデジタル医療機器は、どれも性能にこだわって導入した新型モデルです。診療メニューは一般歯科や歯周病治療、インプラント治療はもちろん、透明なマウスピース型装置を用いた矯正や完成までのスピード感を重視したセラミック治療、ホワイトニングまで幅広く、患者さんの口の中に関する総合的なトータルケアをめざしています。

デジタル歯科医療には、どのようなメリットがありますか?

例えば虫歯を削った後の補綴治療の場合、従来の方法ではまず型採りを行い、クラウンやブリッジ、インレーなどを技工所に発注。数週間たって完成したものを仮装着しながら調整するといったプロセスが必要でした。時間がかかることや仮歯のトラブルが課題でしたが、先進のCAD/CAMシステムを使えば型採り不要で簡単にデータが得られ、セラミックのような素材を10分程度で削り出すことができます。そのまますぐに装着作業に入れば汚れの付着もほとんどなく、高い接着力を得ることができます。つまり長持ちすることが期待できるわけですね。これらの作業はすべて院内で完結するため、外注コストも節約することができます。また、マウスピース型装置を用いた矯正では、予測性の高いソフトウェアによって、従来のワイヤー矯正よりも緻密な計画を立てることが可能だと考えます。

現在のスタッフ体制を教えてください。

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当院のスタッフは、歯科医師が私と妻の2人、歯科衛生士と助手兼受付が各1人という少数精鋭の体制です。日本は人件費が安くありませんから、そのぶん高精度な機器やソフトウェアに投資し、クオリティーの高い医療を提供したほうが患者さんのメリットにつながると考えたわけです。言い換えれば、ここでは医療機器も優秀なスタッフなんですね。器具の自動洗浄機や床掃除ロボットも導入していますが、そのような機械にできる作業は機械に任せ、人間はできるだけ創造性のある仕事に集中すべきというのが私のモットーです。効率化に関しては機械による自動化だけでなく、私が自分でやれることは率先して自分で行い、むやみにスタッフの仕事を増やさないよう心がけています。

デジタル技術はツールであり、主役はあくまで人間

先生は中国のご出身なんですね。

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私は中国生まれの中国人で、まさか自分が日本で歯科を開業するなんて夢にも思っていませんでした。もう人生が180度どころか2周回って720度ぐらい変わりましたね(笑)。ある意味、私はチャレンジャーなんです。大阪歯科大学で、日本の歯科医師免許を取り、助教や非常勤講師も務めました。ところが私は臨床のほうが好きで、論文や研究はあまり向いていません。それで大学勤務を辞めていろんな歯科で働いていると、「ぜひ先生に診てほしい」と、在日の中国人の患者さんがどんどんやってくるんです。それならいっそ自分のクリニックをつくり、最高の設備をそろえて質の高いサービスを提供してあげたい。そう考えたのが開業のきっかけです。

ずいぶんおしゃれな院内ですが、内装やインテリアのポイントを教えてください。

ここは奥行きが狭くて20坪しかありませんから、まずは完全予約制を前提に待合室をなくし、玄関を入ればすぐに受付です。開放的なカウンターは自宅のオープンキッチンからヒントを得ました。受付を終えた患者さんはすぐに診療室にお通しし、診療チェアに座るまでは小さなソファーに腰かけてもらいます。医療器具はすべて壁収納にして、治療中でも扉がワンタッチで開くので助手はいりません。チェアサイドには口腔内カメラのモニターを置き、撮った写真はすぐに患者さんに見てもらいます。すごく満足してもらえるポイントですね。こうしたアイデアは頭の中で何度もシミュレーションを繰り返し、どの手順で何が必要かをイメージして考え出したものです。既存の常識にとらわれず、自分の信念を合理的・効率的・現実的に具現化していく、そんな私のポリシーが随所に生かされていると思います。

開業から3ヵ月、どのような手応えを感じますか?

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おかげさまで近くにお住まいの方や周辺のオフィスで働く方など、大勢の患者さんに来ていただきうれしく思っています。私は単に新しい機器や技術を自慢したくてデジタル化をめざしたわけではありません。それ相応の大きなメリットが得られるからです。私自身、デジタル化によってさまざまな困難から解放されました。過去には失敗やミスを犯し、一人でストレスを抱え込んでしまうこともありました。従来の手法では予測性が低く、それで失敗したんですね。今、デジタル技術を活用することで予測性と診断精度が格段にアップすることにつながり、患者さんにも喜んでもらえて歯科の仕事がとても楽しく感じられるようになりました。デジタル技術はツールであり、主役はあくまで人間です。その点は昔も今も変わりません。

すべての患者に全身全霊で応えていきたい

先生が歯科を志したきっかけは何ですか?

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私が生まれたのは香港の北に隣接する深センという都市です。私はもともと動物が好きで、実は獣医師になりたかったのですが両親に反対され、仕方なく医学部と歯学部を受験したところ歯学部のほうに合格したんですね。南方医科大学口腔医学部という、歯学の分野では実績のある大学です。その後、大学院で矯正を中心に勉強していたところ、教授に勧められて日本の大阪歯科大学大学院で学び直すことになりました。ちなみに深センはテクノロジーがものすごく発達しており、さまざまな新技術を生み出す中国版・シリコンバレーのような街です。私の父もIT系のエンジニアでしたが、新しいことにチャレンジしたがる私の性癖は父親譲りかもしれませんね。

仕事を離れたプライベートな時間はどうお過ごしですか?

子どもの頃はコンピューターゲームで遊んでばかりいて親から毎日叱られていましたが、中学に入るとスポーツに目覚め、バスケットボールや水泳に夢中になりました。今でも仕事が終わると夕食を済ませ、近くのスポーツジムで30分ほど泳いで心身ともにリラックスするのが日課です。歯科治療はものすごく集中力が必要で、少しでも集中を欠くとミスをしてしまいます。運動して頭をスッキリさせれば集中力も高まりますから、日本に来てからほぼ毎日、もう10年ぐらい健康維持を兼ねて続けています。

最後に、今後に向けた展望などがあれば教えてください。

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現在の自宅はすぐ近所にあり、妻と2歳の息子の家族3人で暮らしています。妻は大学時代の同級生で、一緒に日本に留学し、一緒の大学院で学び、一緒に歯科医師免許を取って自分たちのクリニックを開業することができました。当面は家族ともども日本で生活し、将来的には東京や中国にも活動の場を展開していきたいと考えています。過去には想像だにしなかったことですが、そう考えると今後の人生にもまた意外な展開があるかもしれないと、今からとてもワクワクしています。皆さんもすてきな笑顔で自信を持って人に接することができれば、きっとチャンスが広がっていくでしょう。そのお手伝いができれば何よりハッピーなことですから、どのような患者さんでも全身全霊で治療にあたり、今後も精いっぱいのサービスで応えていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円程度、マウスピース型装置を用いた矯正/65万~95万円、ホームホワイトニング/2万5000円程度、オフィスホワイトニング2万5000円程度、セラミック治療(クラウン)9万5000円程度、セラミック治療(ラミネートべニア)6万円程度、セラミック治療(インレー)4万5000円程度

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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