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本間 晋介 院長の独自取材記事

いわつき三楽クリニック

(さいたま市岩槻区/岩槻駅)

最終更新日:2021/12/28

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岩槻駅東口のすぐ隣に建つビル3階にある「いわつき三楽クリニック」は、2021年9月に開業した内科・呼吸器内科のクリニックだ。咳や痰、息苦しさなど呼吸器症状の治療に専門性を持ち、一般内科では高血圧症や糖尿病などの生活習慣病はもちろん、風邪やアレルギー疾患にも対応する。院長の本間晋介先生は大学病院や地域の拠点病院などで呼吸器内科の診療をしてきたドクターだ。患者一人ずつにわかりやすく穏やかな口調で治療に必要な情報を伝える一方、患者のメリットになる新しいシステムの導入にも意欲的な姿勢で臨む。本間院長に同院の診療内容や診察する上で大切にしていることについて話を聞いた。

(取材日2021年12月13日)

呼吸器内科の診療・検査に必要な機器を各種導入

まずは開業までの経緯から伺いたいと思います。

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私は新潟県に地縁があって、前職は新津医療センター病院で呼吸器内科医長や感染対策室長などを務めました。この地で開業したのは、上越新幹線のターミナル駅である大宮駅から近く、高齢の両親が住む新潟市との行き来がしやすいこと、そして呼吸器内科に専門性を持つ医療施設が少ないエリアということから岩槻がベストと考えました。大宮から5駅10分程度ですし、駅の階段を下りれば数十秒の新築ビル内であれば患者さんも通いやすいですからね。当院ができるまでは遠くの病院まで通院されていた患者さんから「呼吸器内科が近くにできて助かった」と喜んでもらえるなど、この場所にして良かったと思っています。以前は大型スーパーだった跡地に建ったビルでして、後ろに高齢者住宅があり、このビルの上層階は一般の住宅です。2階には眼科も入っているので予約を入れておいていただければ眼科の受診の前後に立ち寄ってもらうこともできます。

こちらの医院の特徴をお聞きします。

私は日本呼吸器学会呼吸器専門医と日本内科学会総合内科専門医の資格を持っていますので、風邪や胃腸炎、アレルギー疾患など内科全般を幅広く診療しつつ、呼吸器内科では気管支炎・肺炎・気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・間質性肺炎など、専門性を生かした診療を行っています。病院勤務時代には長く肺がん治療に携わってきましたので、検査・診断をして、もしも入院や手術が必要となれば地域の拠点病院に紹介します。16列マルチスライスCTのほか、病院の呼吸器内科にある医療機器はほぼ備えていますので、院内で精密な検査ができる体制となっているのが大きな特徴かと思いますね。あとは禁煙治療も行っていますが、現在は薬の供給の問題で休んでいて、供給再開となれば再開する予定です。

患者層について教えてください。

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まだ開業して3ヵ月あまりですが、これまでの傾向では想定していたとおり高齢の方が多いです。意外だったのは咳が続くなど呼吸器の不調からネット検索をして来院される方が想定以上に多く、中には20、30代の女性患者さんもいます。一般内科では風邪や腹痛、下痢のほか高血圧症などの生活習慣病を診てほしいという方が来院されています。私は地元医師会にも加入していますので、来春からは市の健康診断も行いますし、年明けからは新型コロナウイルスの3回目のブースター接種も行う予定です。そうなればもっといろんな年代層や疾患の方が来院されるのだろうなと思います。

患者が無理なく実践できる方法を一緒に考えていきたい

院名にある「三楽」とはどういう意味ですか?

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江戸時代に貝原益軒が著した健康指南書にある言葉でして、人々が「善い行いをし、病気のない快適な日々を送り、長寿を全うする」という三楽を実践できれば患者さんも幸せになれる。当院はそれを支援する医院でありたいと考えて医院の理念、名称にしたのです。もう一つ、戦国時代、敵にたびたび攻められても粘り強く戦って屈しなかった岩槻城の城主の名にもちなんでいます。この武将のように、自分も岩槻で粘り強く皆さんの健康のために頑張りたいという思いも込めました。ただ実際に診療を行っていく際には、患者さんもいろんなご要望をお持ちでしょうから、こちらから押しつけるのではなく、医学的にはこれがベストと示しつつも、生活スタイルや医療費なども考慮して、その患者さんが実践できる方法を一緒に考えていくような姿勢で臨みたいと考えています。

内科の検査機器も充実していると感じました。

糖尿病や心臓疾患、急性炎症疾患などの検査を行って、すぐに結果がわかるよう迅速計測器を備えました。糖尿病の評価に必要なヘモグロビンA1cは6分、肺炎や胆嚢炎などの炎症反応検査は12分で結果が出ますので、待合室でお待ちいただく時間もできるだけ少なく結果をお伝えすることができます。呼吸器内科ではCTの検査も当日モニターに画像を映しながら結果説明をしますので、結果を聞くためだけに再来してもらうことはありません。また心臓の病気が疑われる場合には、一刻を争う事態もあり得るので、すぐに循環器内科の先生を紹介します。そのほか、気管支にアレルギー性の炎症を起こしているかを確認する呼気一酸化窒素測定装置も備えています。

受付左手にある診察室はどのような時に使用されるのでしょうか?

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主に発熱やインフルエンザなどの感染症リスクが高そうな患者さん用の隔離室として使用しています。診察室の私はモニター越しに問診を行った後、必要に応じてフェイスシールドや手袋などを装着してから、そちらに行って診察するようにしています。また熱があるという場合にはご自宅からパソコンやスマホでビデオ通話による診療もできますし、足腰が悪いなど直接来院は無理だけど相談したいという場合も同様です。ただオンラインで診ることのできる病気は限られているので、希望される際には事前に電話でご相談ください。

SNSで医療相談に対応。医療情報の発信も行う

予約はインターネットで24時間受けつけているんですね。

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ええ。インターネットはもちろんですが、窓口への電話や診察中にも予約を取ることができます。予約システムの目的は、感染予防のためにできるだけ分散して受診してもらうことですね。私は子どもの頃からそうした新しい機械やシステムを扱うことが大好きでして、今でもこれはいいと思える機器やシステムを積極的に取り入れています。実は当院のホームページも私が自作したものです。医療用のイラストも気に入ったものがなかったものですから、ウェブ上で募集をかけて、数十人の中から選んで描いてもらいました。ちょっとアニメ調なので印象に残るイラストになっているかと思います(笑)。ほかにも医学論文を紹介するページを設けました。これは新型コロナウイルスだけでも、さまざまな情報が飛びかっていて、どれを信じていいのかわからない方も多いように感じたので、世界の医学メディアなどからエビデンスレベルの高いものを選んで紹介するようにしたのです。

今後考えていらっしゃることがあれば教えてください。

看護師さんは呼吸器内科での勤務歴があり、診察している間に検査の準備も整えてくれるのでスムーズに診療が回っています。ただ夜20時まで診療しているので、できれば常勤の看護師さんがもう一人いれば、さらに安定した診療体制が作れるなと考えているところです。あとは提携する他の医科や病院も必要があればもう少し増やしていきます。現在は、呼吸器科の常勤の先生がいる蓮田市の東埼玉病院や、さいたま新都心のさいたま赤十字病院、大宮区の自治医科大学附属さいたま医療センターなどに呼吸器疾患の患者さんを紹介しています。岩槻にお住まいの方がそれらの病院から退院した後は、病院まで通わなくても当院で経過観察ができるよう体制を整えています。

最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

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当院は、呼吸器内科の専門性的な診療と併せて一般内科も幅広く診療するクリニックです。岩槻駅のすぐそばのビル3階にありますので、体のことで気になる症状があれば、仕事帰りや駅を利用する際にでも気軽に受診してもらえればと思います。病気の検査や治療はもちろん、病気で困っていることやお悩みなどお気軽にご相談ください。また、SNSの公式アカウントも開設していますので、トーク機能を利用して健康に関する相談もできますし、ワクチンの接種や市の健診受付などの情報も適宜更新しています。ワクチンに余剰が生じた場合もSNSを通じてお知らせしますので、そちらも利用していただければと思います。

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