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高津 光雄 院長の独自取材記事

みつおデンタルクリニック

(大阪市北区/天満駅)

最終更新日:2022/04/14

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天満駅をはじめ複数の駅から徒歩圏内の好立地にある「みつおデンタルクリニック」。近隣住民に加え、大阪で働く人々の歯の健康も支えるために、平日の4日間は夜10時まで診療を行う。高津(こうつ)光雄院長は「噛めるようにするための治療」に始まり、虫歯治療や補綴治療、インプラント治療など幅広い分野で経験を積んできた。その中で「自身の得意な分野や、心から良いと思った治療で地域医療に貢献したい」との考えのもと、開業後は歯や神経の保存に注力する。すべての患者にとって受けやすく、メリットのある治療の提供に努める高津院長。その根底にある信念や地域患者への想い、こだわりの検査・治療内容などについて聞いた。

(取材日2021年9月17日)

必要最低限の治療で歯や神経を残すのが理想

開業の背景にある想いや、診療方針について伺います。

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歯科医師になって11年目を迎え、ある程度の経験を積んで自分のやりたいことが定まったため、生まれ育った大阪で開業しました。やりたいこととは、得意分野である「患者さんの歯や神経を残すための治療」です。私は勤務医時代に幅広い分野を学び、その中で「歯を抜くことや神経を取ることを行う以前の、もっと根本的な段階から携わりたい」という考えに至りました。だからこそ検査を重視しており、歯のトラブルによる患者さんの負担が減るように、虫歯が小さいうちの早期発見に努めています。大通りから少し入った住宅地という立地柄、当院の患者さんは近隣にお住まいの方が中心です。予防や歯の保存治療に注力しておりますので、歯を極力削りたくない方、歯や神経を抜きたくない方などはぜひお越しください。

月曜・火曜・木曜・金曜は、夜10時まで診療されているそうですね。

もともと、大阪で働く方を診療したいと考えていたんです。土曜は予約が集中しやすいので、患者さんに週末はゆっくり休んでもらえるよう、平日はできる限り診療を行っています。人員体制としては、夜7時までは常勤の歯科衛生士と歯科助手に、7時以降はパートのスタッフに交替して勤務してもらっており、私は終日診療しています。予防歯科を充実させるにあたり、衛生士は今後増やしていきたいですね。当院はすべての患者さんが受診しやすく治療を受けやすい歯科医院をめざしております。歯の健康に対する意識を高めるお役に立てればと考えています。

診療で心がけていることは何ですか?

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どのような症例であっても歯を残せるよう、保険・自費に関係なく丁寧に治療を行うことです。歯や神経は、自費診療だから残せるというものではありません。歯の削り方を工夫したり、神経を保存するための治療を保険で実現したりというのは、歯科医師の気持ち次第でできると思っています。患者さんに対しては、ご要望がない限りこちらからあれこれ勧めないようにしています。来院された時点での状態を「その方の自然な状態」と考えたとき、特にご不便がなければ、わざわざお口の環境を変えることはしないように考えています。絶対に必要な治療はもちろん行いますが、まずは患者さんのお話をよく聞いた上で現状をご説明し、治療を希望される場合は適した治療をご提供しております。

顕微鏡とCTによる検査とレジンによる虫歯治療に注力

神経を残すための保存治療について詳しく教えてください。

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痛みを伴う虫歯の場合、神経を中途半端に残すと腐敗してしまう恐れがあるため、除去するのが望ましいと考えています。逆に痛みがなければ、虫歯が大きくても神経を残すことが経験上可能だと捉えています。当院で主に扱うのは、レジンという白いプラスチックの樹脂素材。こちらを虫歯で穴が開いた部分に流し込み、内側を埋める方法で治療します。虫歯は歯の表面に狭い入り口を作って侵入し、内部で広がります。そのため銀歯やセラミックの詰め物で穴を埋める方法にすると、歯型を採るにあたって歯を外開きの形にしなければなりません。つまり、健康な歯を余分に削ることになってしまうのです。こうした理由から、長年培ってきた技術や経験を生かしながら、歯の負担を軽減できるように配慮したレジンでの虫歯治療のご提供に努めています。

保険の範囲で治療できるのは、患者さん側としてはうれしいですね。

歯と歯の間の虫歯が大きければ、歯型を採って保険の場合は銀の詰め物、白い詰め物をご希望なら自費のセラミック、という話は昔からよく聞きます。しかし私としては、歯の削り方を工夫すれば、歯を削る量を最小限に抑えることができ、レジンで治すことができると経験上確信しています。かぶせ物であればセラミックも使用しますが、詰め物はレジンを主に使用します。昔に比べると、現在のレジンは患者さんに十分ご満足いただけるレベルまで材質が向上していると思います。セラミックにも良さはあるものの、経済面などの理由から選択できる方は限られてしまうでしょう。その点、当院の白いレジンによる虫歯治療は「すべての患者さんに良い治療を」という私の思いを反映した治療だと思っています。

検査などで歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)とCTを使用すると聞きました。

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医科のがんと同様、虫歯にもステージ1~4まで進行段階があり、4に到達してしまうと基本的に抜歯は避けられません。やはり早期発見が一番ですので、初診の患者さんには、可能な限り歯科用顕微鏡とCTによる口腔内検査を実施しております。見落としや見間違いがないようじっくり検査するので多少時間はかかりますが、こうした取り組みが最終的に患者さんの歯を守ることにつながるのです。ほかにも、虫歯が大きすぎて通常では残せないような歯や歯の神経を残す治療、歯の根っこが病気になり顎の骨が溶けている場合の根の治療(根管治療)などでも顕微鏡とCTを活用し、限界まで歯と歯の神経を抜かないように心がけています。また、すでに歯を失ってしまった方に対するインプラント治療でも、患部の状態確認のために使う場面がありますね。

大切な歯の寿命を延ばし、患者の予防意識も高めたい

インプラント治療で大切にしていることはありますか?

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インプラント治療においては安全性を最も重視しており、当院では歯科用CTのデータをもとに、ガイドサージェリーという装置を作製しています。こちらはインプラントの埋入位置を示す穴が開いている、透明なマウスピース型の装置です。インプラントの埋入位置は、パソコン上で行うシミュレーションをもとに精密に計算されたもの。そのため実際の手術では、ガイドを患者さんのお口に装着することで、ほぼ予定どおりの処置が可能です。事前準備なしに手術に臨んだ場合、その場で初めて骨の状態を確認してから埋入位置を決める必要があります。それに比べると、短い処置時間でよりリスクの低い環境下で手術できることが大きなメリットと考えます。

現在の診療の基礎となっている、勤務医時代のご経験も伺います。

大学卒業後は「噛めるようにする」という基本的な部分を初めに学ぼうと思い、かぶせ物や入れ歯を扱う分野を専攻しました。研修後にお世話になった歯科医院では、虫歯治療や補綴治療、インプラント治療など幅広い分野を経験させてもらいましたね。当時院長に「普通の歯医者で終わらないように」と言われたんですよ。これは「自分の得意なことを突き詰めたら、やがてそれが普通ではなくなる」という意味だと解釈しています。実際、自身の考えを大切に診療を続けてきましたし、仕事のモチベーションにも影響していると思います。もう一つの勤務先では、主に顕微鏡を使う治療を学びました。そこで「きちんと治療すれば、多くの歯を残すことができるんだ」と感動したのを覚えています。振り返ると、それぞれの勤務先で異なる体験をして、その一つ一つが現在につながっていますね。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

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今後は予防意識の高い患者さんにもお越しいただき、定期検診を通してお口の健康に貢献したいと考えています。お口の健康がお体全体の健康につながります。当院では顕微鏡とCTを併用した検査を実施し、痛みなどの原因の特定に力を入れています。初診時に検査と診断を正しく行えれば、不必要な治療をすることはありません。歯を削ったり抜歯したりすべきなのかお悩みの方も、一度ご相談ください。歯は削ると元に戻せない大切なものです。常に患者さんの利益を優先し、歯の寿命を延ばせるよう尽力いたしますので、安心して受診いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを用いたかぶせ物治療/8万8000円~、インプラント治療(インプラント体+上部構造)/44万円~

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