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石黒 剛 先生の独自取材記事

CLINIC TEN SHIBUYA

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2021/09/14

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渋谷駅徒歩0分という至便な立地で開院した「CLINIC TEN SHIBUYA」。平日22時まで、土日は18時まで診療しており、多くの人のネックとなる「診療や会計の待ち時間」を0分にすることをめざすなど、忙しい世代のことを考え尽くしたクリニックだ。内科をはじめ皮膚科・泌尿器科などを診療し、禁煙治療やメンズヘルスなど専門診療にも対応する幅広い診療体制も特徴。同院の発起人となった石黒剛先生は「病気を治すだけではなく、その先にある健康のために相談できる場所でありたい。そのためにも患者さんをお待たせしないスムーズな体験で、医療を身近に感じてほしい」と熱意を持って話す。患者の利便性を追求する新スタイルを実現した背景や診療の方針など、さまざまな話を聞かせてもらった。
(取材日2021年9月7日)

患者にとっての効率化を追求した新しい診療スタイル

渋谷駅徒歩0分という好立地ですが、この場所を選んだ理由は?

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現在は高齢者医療が社会課題の一つになっていますが、20年先のことを考えたら、今の働く世代がより長く健康でいられるように医療教育をしていくことが非常に大切です。しかし、元気な若者に健康のことを考えるように促すのは、なかなか難しいと思います。そこで「ものすごく便利なクリニックをつくって、そこに気軽に足を運んでもらうちに、健康についての姿勢や考え方が変わっていくような仕組みがつくれたら」と考えたのです。そのためには若者の生活動線の中にあり、目につく・話題になる場所に開院すべきだと考え、利便性の高い渋谷を選びました。渋谷は激戦区であるがゆえに自由診療が中心のクリニックだと誤解されるかもしれませんが、当院はあくまでも保険診療を中心とした気軽にかかれるクリニックです。

「診察・会計待ち時間ほぼ0」をめざしているそうですね。

昨今の医療体制はだいぶ効率化が進んでいますが、それは医療を提供する側にとっての効率化だと感じます。そのため、どうしても患者さんの待ち時間は長くなりがちで、忙しい世代は病院から足が遠のいてしまいます。それを回避するために、当院は院内業務をテクノロジーで大幅に改善し、待ち時間削減にこだわりました。完全ウェブ予約制で、面倒な会員登録もありませんし、アプリと連携すれば1分で予約が完了します。限られた診察時間の中でしっかり対話するために、ウェブ上で症状や生活習慣に関する事前問診も行いますので、来院時に問診表を記入する必要はありません。保険診療はクレジットカード支払いにも対応していますので、診察後は会計を待たずにお帰りいただけます。

外来と併せて、健康診断にも注力していると聞きました。

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当院の健診は検査結果を伝えて終わりではなく、医師や管理栄養士などがチームを組み、患者さんの生活の質を高めるための行動プランまで提案します。健診の質や種類はもちろんですが、効率化にも注力しているんです。一般的な健診は患者さんがいろいろな部屋を回ると思いますが、当院は個室でほとんどの健診を完了させることができます。機材を搬入するなど私たちの手間は少し増えますが、患者さんの立場になって考えれば、個室で完結するほうが素早く終わりますし、他の患者さんの目も気にしなくていいですよね。予約システムを活用すれば最短20分で終わりますし、平日の夜や土日祝日も受けつけていますので、空いた時間で受診いただけますよ。独自開発した健診管理システムが、これまで企業担当者さまが行っていた業務を代行しますので、企業側にとっての効率化も実現できていると思います。

自然と健康に興味が湧くようなコミュニケーションを

診療する際に心がけていることを聞かせてください。

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目の前のトラブルに対処するだけでなく、長期的な目線で考えて診療しています。詳しく話を聞きたいという患者さんには、踏み込んでお話しすることもあります。あとは診察後に、医師のコメントを添えた診察レポートを一人ひとりに送っています。これによって患者さんは落ち着いて自身の病状を振り返り、今後の対応などを理解することができます。大勢に同じメールマガジンを送るのではなく、一人ひとりとじっくり向き合う。都会ほど他人との距離が生まれがちですが、私たちはそういう「ちょっとウエットな関係」を、あえてつくっていくのも面白いんじゃないかと考えているんです。もちろんそういう関係を好むかどうかは患者さんの性格によりますので、そこはきちんと判断した上で、です。

カフェのような心地良い雰囲気の院内ですね。

従来のクリニックは診察室、つまり「先生の部屋に患者さんがお邪魔する」という印象ではないでしょうか。私たちは逆で、「患者さんのところに医師が足を運ぶ」という形にしています。それによって、患者さんはよりリラックスして受診できると思うんです。座る椅子の向きなども工夫して、カフェのような雰囲気で配置してみました。海外のカウンセリングルームの雰囲気も参考にしているんですよ。そして医療者が使う機器や書類などはできるだけ置かずに、シンプルな空間にしています。開業時に一緒にコンセプトを考えたメンバーの中に非医療従事者がいて、患者さん目線でどんどん要望やアイディアを出してもらったんです。

ホームページでの情報発信にも積極的に取り組んでいるようですが、その理由は?

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若い世代に健康に興味を持ってもらうためにいろいろな工夫をしていきたいと思っていますが、その一つが、健康を考えるきっかけになるような「コミュニティづくり」です。私たちの考えや発信している情報に共感してもらえれば、自然とその先にコミュニティが生まれると思うんです。例えば、少し前まで当院でワクチンの職域接種を担当していたのですが、エンジニアと一緒に予約システムなどを整えることで、ワクチン破棄をなくすことに成功しました。病気や健康に関する情報だけでなく、こういう私たちの姿勢も発信すれば、それに賛同・共感してくれる人が健康を考えるきっかけになるのではないかと思います。

一緒に新しいことに挑戦する仲間が集まる場所にしたい

さまざまな疾患を幅広く診療しているそうですね。

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腹痛や頭痛など些細なことも相談できる一般内科をはじめ、ニキビや発疹などを診る皮膚科と美容皮膚科、血尿や排尿時痛などを相談できる泌尿器科、婦人科も診療しています。形成外科の医師として地域医療に従事してきた塩谷隆太先生、泌尿器科、血液透析に加えて男性機能についても造詣の深い荘子万可先生など、先生方の専門性を生かした診療も行っています。

先生が医師になったきっかけを聞かせてください。

とある漫画を見て、人間臭い医師に憧れたんです。離島の診療所に赴任した主人公は、外科医でありながら地域医療にも取り組んでいるので、私も外科か地域医療のどちらかに進もうと考えていました。ある日、地域医療について調べていたら、地域医療はこれからニーズが確実に高まるにもかかわらず、従事している医師がすごく少ないということがわかったのです。「自分がやりたいと思っていることには社会的価値もある、そしてその先には患者さんの喜ぶ顔がある」と確信して、地域医療の道を選びました。医療現場では、病院に足を運べなかった患者さんが救急科外来に運ばれ、すでに手遅れで助けられないということも多々あると思います。それを防ぐために病院の外側で患者さんを受け止められる医師が必要だと考え、2019年に兄とともに訪問診療専門の診療所を開設し、当院の業務と並行して診療しています。

ありがとうございました。最後に今後の展望をお願いします。

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自分たちにできることは、まだまだたくさんあると思います。協力してくれる人たちとアイディアを出しながら、今後も患者さんの利便性を追求していきます。私たちは常に新しいことにトライしていくので、このクリニックを、一緒にトライしてくれる人が集まるような場所にしたいですね。「CLINIC TEN SHIBUYA」のTENは「視点の点」でもあり、患者さんを一つの「点」で表現しているという意味もあるんです。不必要なものをそぎ落としたシンプルな白い面の中に、患者さんを表現する黒い点がある、あくまでも主役は患者さんで、私たちは背景の白い面です。その白い面になってくれるメンバーも積極的に受け入れながら、患者さんのためになる診療を提供していきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

薄毛診療/9300円~、メンズヘルス(ED診療)/2万1300~

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