鶴田 満大 院長、鶴田 朋子 副院長の独自取材記事
佐賀駅つるた歯科
(佐賀市/佐賀駅)
最終更新日:2026/06/29
佐賀駅に隣接する商業施設の2階にある「佐賀駅つるた歯科」。院長の鶴田満大(みつだい)先生は、日本大学松戸歯学部卒業後、九州大学大学院および九州大学病院歯周病科で研鑽を積み、歯周病治療や保存治療を専門としてきた。副院長の鶴田朋子先生は九州大学病院のインプラント・補綴科で経験を重ね、インプラント治療や義歯、かぶせ物など失われた歯の機能回復のための治療を専門としている。満大院長の「歯を残すための治療」と朋子副院長の「歯を補うための治療」、それぞれの専門性を生かした診療を地域で提供しているのが同院の強みだ。満大院長は「歯が痛くなってからではなく、歯を守るために歯科医院へ通うという意識を広めていきたい」と話す。満大院長と朋子副院長に「患者一人ひとりの将来を見据えた診療」への思いを語ってもらった。
(取材日2026年5月28日)
歯を守る使命を胸に専門分野を追究
歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

【満大院長】私が歯科医師をめざしたきっかけは、自分自身の経験でした。小学生の頃に前歯をぶつけて神経が死んでしまい、歯が黒く変色したことで大きなコンプレックスを抱えていたのです。中学、高校、大学と、人前で思いきり笑うことができず、振り返ってみても笑顔の写真がほとんどありません。そのような中で、歯科治療で見た目や機能の回復が見込めることを知り、「歯で悩む人の力になれる仕事は素晴らしい」と感じるようになりました。歯学部入学当初は歯科口腔外科に興味を持っていましたが、歯周病で知られる先生に師事し「歯を残すための歯周外科治療」に出合い、大きな衝撃を受けました。私自身「自分の歯でおいしく食事を楽しむこと」の大切さを実感していたため、専門的な知識と技術で歯を守ることをめざす歯周外科治療に強く魅力を感じ、この分野を極めたいと考えるようになりました。
歯周外科治療の専門技術について、どのように研鑽を積まれたのでしょうか。
【満大院長】日本大学松戸歯学部卒業後は九州大学大学院へ進学し、その後は九州大学病院歯周病科で研鑽を積みました。歯周病科では「できる限り歯を残す」という考えのもと、フラップ手術、歯周組織再生療法など、歯茎を切って歯石を除去したり、歯周病によって欠損した歯や骨の再生をめざしたりする、専門的な歯周再生治療に取り組みました。一般的には抜歯と判断されるようなケースでも、歯茎や骨の状態を整えることを図り、補綴治療を組み合わせることで、少しでも長く歯を残すことがめざせます。もちろんすべての歯を残せるわけではありませんが、残せる可能性があるなら最大限努力したいと考えています。また大学院では歯周病と糖尿病の関連についても研究し、全身の健康と口腔環境の関係について理解を深めました。
朋子先生は義歯や補綴分野で研鑽を積まれたそうですね。

【朋子副院長】私は九州大学病院のインプラント・補綴科に所属し、かぶせ物や詰め物、ブリッジ、入れ歯、インプラント治療など、失われた歯の機能回復を目的とした治療を中心に研鑽を積んできました。インプラント治療ではさまざまな症例を経験し、近年発展しているデジタル技術も積極的に活用しています。治療前のシミュレーションや口腔内スキャナーを用いた精密な診療は、大学時代から取り組んできた私の強みの一つです。一方で、インプラント治療や自由診療だけがすべての患者さんに適した選択肢とは限りません。そのため大学病院では、保険診療の入れ歯から審美性に配慮した義歯、インプラントを活用した取り外し式の入れ歯まで幅広く学びました。その経験を生かして、患者さんのお口の状態やご希望、ライフスタイルに合わせた治療法をご提案しています。
歯を残すための治療と補うための治療に専門性を発揮
佐賀駅前を開業の地に選んだのはなぜですか。

【満大院長】開業を考えた時に大切にしたのは、専門的な治療をより身近に受けられる環境をつくることでした。佐賀駅は通勤や通学、買い物などで多くの方が利用する場所であり、気軽に立ち寄れる利便性があります。またバスセンターもあることから、車を運転しなくなった高齢の方も通いやすいと考えました。実際に、仕事の合間や買い物ついでに来院される方から歯周病治療やインプラント治療など専門的な診療を求めて来られる方まで来院いただいています。地域のかかりつけ歯科としての日常的な役割と、専門性の高い治療を提供する役割の両方を担いながら、幅広いニーズに応えられる歯科医院をめざしています。
御院の特徴を教えてください。
【満大院長】当院では歯を残すための治療から補うための治療まで一貫して対応でき、大学病院で行われているような専門的な診療を地域の皆さまに提供できることが大きな特徴です。私は歯周病や保存治療を専門としており、できる限り歯を残すための診断や再生治療、歯周外科治療に力を入れています。専門家だからこそ「これは残せる歯」という診断ができますし、例えば「あと10年残すことが目標だよ」といったふうに患者さんと話し合いながら具体的に治療方針を決めています。
【朋子副院長】私はインプラント治療や入れ歯、かぶせ物など補綴治療を専門としてきました。噛み合わせが複雑な方や、歯のすり減りが進んでいる方などに対しても、お口全体の状態を踏まえながら治療計画を立てています。インプラント治療、ブリッジ、義歯など幅広い選択肢の中から患者さんに合った方法をご提案できます。
診療する上で大切にしていることはありますか。

【満大院長】私が大切にしているのは、治療のゴールを患者さんと一緒に決めることです。歯科医師が一方的に治療方針を決めるのではなく、メリットやデメリットを丁寧にお伝えした上で、その方に合った選択をすることが大切だと考えています。また、治療中の声かけや痛みに配慮することも欠かしません。
【朋子副院長】当院には歯科衛生士や受付スタッフ、歯科医師など、それぞれが専門性と誇りを持って働いています。普段からコミュニケーションを大切にしながら連携し、スタッフ同士が自然に支え合える環境づくりを心がけています。チーム全員で患者さんに寄り添い、安心して通っていただける歯科医院をめざしています。
未来の健康を見据えた予防歯科をめざして
これから取り組んでいきたいことはありますか。

【満大院長】歯が痛くなってから受診するのではなく、歯周病や虫歯を予防するために歯科医院へ通うという意識を広めたいですね。歯周病は歯を失う原因になるだけでなく、糖尿病や動脈硬化など全身の健康にも関わります。実際に歯茎の炎症は、面積にすると手のひら大になるといわれるほど広範囲に及び、全身に影響を及ぼす可能性があります。だからこそ大切なのは、定期的なメンテナンスで炎症をコントロールし、歯周を管理していくこと。患者さん一人ひとりが歯を守る意識を持ち、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しめるようサポートしていきたいと思っています。
わかりやすく説明してもらえると納得できますね。
【満大院長】虫歯や歯周病は、毎日の習慣によって予防できる部分も少なくありません。例えば、砂糖を含む飲食物を頻繁に口にすると、お口の中が酸性の状態になりやすく、虫歯のリスクが高まります。歯磨きだけでなく、間食の取り方や食習慣を見直すことも大切。そのような話も伝えていきたいですね。
【朋子副院長】近年は、加齢による口腔機能低下症やオーラルフレイルも大きな課題となっています。当院では保険診療での検査やトレーニングに対応しています。高齢になっても食事や会話を楽しめるよう、早い段階からお口の機能を守る意識を持っていただきたいですね。正しい知識をお伝えしながら、地域の皆さまの健康づくりに貢献していきたいと考えています。
最後にメッセージをお願いします。

【満大院長】私は「虫歯がない状態」で歯科医院に来ていただきたいと思っています。痛みやトラブルが起きてからではなく、定期的なメンテナンスによって歯を守っていく。美容室やネイルサロンに通うような感覚で歯科医院を利用していただき、80歳、90歳になっても自分の歯でおいしく食事を楽しめるようお手伝いしたいですね。
【朋子副院長】歯は食事だけでなく、笑顔や自信にも大きく関わります。整った見た目は、前向きな気持ちや、人生そのものの豊かさに影響を与えます。インプラント治療やセラミック治療、ホワイトニングなどさまざまな選択肢がありますので、患者さんの理想に寄り添いながら、その方らしい笑顔づくりをサポートしていきたいと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/40万円〜、セラミック治療/4万4000円〜、ホワイトニング/3万3000円〜

