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室 信一郎 院長、室 泰子 副院長の独自取材記事

桜のみち内科クリニック

(岡山市中区/高島駅)

最終更新日:2022/11/10

室信一郎院長、室泰子副院長 桜のみち内科クリニック main

高島駅から徒歩約10分、大通りに面したアクセスの良い場所に立つ「桜のみち内科クリニック」。木をふんだんに使った院内には、温かみのある空間が広がっている。院長を務める室信一郎先生と妻の室泰子副院長は消化器内科の分野で研鑽。同院では内科、消化器内科、内視鏡内科、肝臓内科を掲げ、幅広い疾患に対応する。中でも胃がんや大腸がんの早期発見・早期治療をめざして、胃・大腸内視鏡検査に注力。鎮静剤を使って検査時の苦痛を和らげたり、下剤を服用するための個室を設けたりするなど、検査のハードルを下げるようさまざまな工夫を施している。CTや先進の内視鏡システムを備えるとともに、必要に応じて栄養指導も行うなど、患者に寄り添う診療を心がける信一郎院長と泰子副院長に、開業の経緯から今後の展望まで幅広く聞いた。

(取材日2022年8月31日)

先進設備と適切な治療で、患者の健康と幸せをサポート

このエリアで開業した理由や患者層についてお聞かせください。

室信一郎院長、室泰子副院長 桜のみち内科クリニック1

【信一郎院長】私が岡山市内で生まれ育ったため、この辺りも土地勘があったんです。「開業するなら、土地勘があるエリアの大通り沿いで」と考えて探していたところ、幸いにもこの場所が見つかり、開業を決意しました。患者さんは30代から70代がメインですが、お子さんや90代の方もいらしています。内視鏡検査を受けに来る方はもちろん、一般的な内科疾患の患者さんも多いですね。血圧やコレステロールの数値が高いなど、健康診断で異常を指摘されて受診される方もいらっしゃいます。
【泰子副院長】最近では備前や県北など遠方からも患者さんがご来院されています。優しく見守ってくださる方が多く、その温かさに助けられていますね。「いい場所で開業できた」と感じています。

幅広く診療されていますが、中でも得意な分野は?

【信一郎院長】消化器内科の分野で経験を積んできたため、おなかの不調など消化器疾患の診療や胃・大腸内視鏡検査を得意としています。また、がんなどのリスクを減らすために行うピロリ菌の検査や除菌、内視鏡による大腸ポリープ切除も得意な分野。ポリープの状態によっては、提携医療機関と連携して対応させていただきます。
【泰子副院長】消化器内科で多いのは、「おなかの調子が悪い」などの不調があるものの、検査で異常が見つからない患者さん。食習慣などに問題があることも多いため、栄養状態を確認し、食事やサプリメントの提案を行う、栄養指導も行っています。「病気はないから大丈夫」と済ませるのではなく、治療の引き出しを多く持って、患者さんに少しでも楽になっていただきたいのです。常にそれぞれの状態に合わせた適切な治療を提供するよう心がけています。

CTや先進の内視鏡システムも導入されていますね。

室信一郎院長、室泰子副院長 桜のみち内科クリニック2

【信一郎院長】消化器疾患の診断において、エックス線検査や超音波検査だけでは限界があるのも事実です。患者さんは症状の原因をはっきりさせたい思ってご来院されます。そうしたお気持ちに応えるためにはCTが必要だと感じ、導入しました。また内視鏡検査では、小さな病変を見つけやすくする狭帯域光観察機能を搭載したシステムを採用。内視鏡検査の目的は、胃がんや大腸がんなどの早期発見・早期治療。病変を正確に見極めるためにも、先進システムを活用することは欠かせないと考えています。

さまざまな工夫を施し、内視鏡検査の負担を軽減する

内視鏡検査の負担を少なくする工夫についても教えていただけますか?

室信一郎院長、室泰子副院長 桜のみち内科クリニック3

【信一郎院長】勤務医時代、大学病院や地域の基幹病院で数多くの内視鏡検査に携わってきました。そうした経験を通じて培った手技を駆使するとともに、鎮静剤を使用することで、患者さんにリラックスした状態で楽に検査を受けていただけるよう努めています。開業にあたって鎮静剤を使用するかどうかを考慮した際、定期的な受診を促すためにもすこしでも楽な状態で受けていただくほうが良いと判断しまして。また当院では、大腸内視鏡検査の前に下剤を服用するための個室も設置。専用トイレを自由にご利用いただけます。
【泰子副院長】一般的には、男女同じ部屋で下剤を服用してトイレに通います。もし私自身その中にいたら、落ち着けないなと感じまして。女性の方も内視鏡検査に足を運んでいただけるよう、検査のハードルを少しでも下げられたらと思っています。 

女性医師による検査もこちらの医院の特徴ですね。

【信一郎院長】恥ずかしさから内視鏡検査を躊躇していた女性の方もいるかもしれません。検査のハードルを少しでも下げることが当院の願い。副院長による検査を希望される方はお気軽にお申しつけください。
【泰子副院長】病気を早期に見つけるためには、内視鏡検査が必要。医師が男性か女性かといった理由で検査をためらうなら、健康を損なうことにもなりかねません。検査に対する抵抗感をできるだけ取り除いて差し上げたいと思っています。また診療の際には、主訴を聞くだけでなく、その症状が現れている背景までくみ上げるよう心がけていますね。中には、痔や婦人科系のお悩みを打ち明けられる方も。診療時間が長くなってしまうのが問題ですが(笑)、心のガス抜きもして少しでも元気になって帰っていただければ幸いです。

スタッフさんとの連携を図るためにどんなことを心がけていますか?

室信一郎院長、室泰子副院長 桜のみち内科クリニック4

【信一郎院長】スタッフたちには折に触れ、私たちの考えや思いを伝えるよう努めていますね。診療の合間にも気づいたことがあれば伝え合うなど、円滑なコミュニケーションを心がけています。
【泰子副院長】月に1回ミーティングを行い、私たちの思いや実現していきたいことを共有したり、スタッフの意見を聞いたりするよう努めています。お互いの意見を交換して共通認識を持つために時間をとることはとても大切。ひいては患者さんに還元されることにつながっていくと思うのです。

がんなどの病気で苦しむ人を一人でも少なくしたい

お二人はなぜ医師をめざされたのですか?

室信一郎院長、室泰子副院長 桜のみち内科クリニック5

【信一郎院長】父が歯科医師でしたので、幼い頃から医療に興味を持っていました。高校生の頃より「体全体を診たい」という思いが強くなり、医師を志すことにしました。専門として消化器内科を選んだのは、最も興味がある分野だったことと尊敬する先生方との出会いがあったから。開業医だった父の影響もあり、「ゆくゆくは開業医として地域に貢献したい」という思いもずっと抱いていましたね。
【泰子副院長】高校卒業後は人間科学部に進学。そこで基礎医学の研究をして臨床医学に興味を持つように。また帰国子女だったため、語学力を生かして「国境なき医師団」に参加したいという思いもあり、医学部を再受験しました。当時は日本のことをあまり知らず、海外での活動に目が向いていましたが、今は地域医療に貢献できることにやりがいを感じています。

ご自身の健康法についても教えていただけますか?

【信一郎院長】健康法は、きちんと睡眠をとることでしょうか。健康管理にはできるだけ気を配るよう心がけていますね。最近は暑さが厳しかったこともあり、あまりできていないのですが、休みの日にはランニングをするようにもしています。
【泰子副院長】規則正しい生活を送るよう心がけています。私自身にも患者さんにもいえることですが、生活リズムが崩れると体調も悪くなってしまうもの。患者さんには、「よく眠れていますか?」「おいしくご飯を食べられていますか?」「息抜きはできていますか?」といったことをよく尋ねさせていただいています。私や家族にとっても患者さんにとっても、良い生活習慣を保つことは大切だと思うのです。

今後の展望をお聞かせください。

室信一郎院長、室泰子副院長 桜のみち内科クリニック6

【泰子副院長】がんなどの病気を早期発見・早期治療するためにも、専門性の高い内視鏡検査をより多くの患者さんに受けていただけるよう努めていきたいですね。それこそが当院の最大の使命だと考えています。 
【信一郎院長】当院の願いは、胃がんや大腸がんなどで苦しむ人を一人でも少なくすること。その目標を実現するためにも、胃・大腸内視鏡検査を行い、ポリープが見つかれば切除するなど、病気を未然に防ぐ治療に努めていきたいと考えています。今後も皆さんに検査を受けていただきやすい環境を整えていきたいですね。併せて、私たちの思いや診療・検査体制について発信することにも努めていきたいと思っています。

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