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過活動膀胱や性感染症、前立腺がんなどに
幅広く対応する泌尿器科

おき泌尿器科クリニック

(富田林市/金剛駅)

最終更新日:2024/10/15

おき泌尿器科クリニック 過活動膀胱や性感染症、前立腺がんなどに 幅広く対応する泌尿器科 おき泌尿器科クリニック 過活動膀胱や性感染症、前立腺がんなどに 幅広く対応する泌尿器科
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泌尿器科に対して、どんなイメージを持っているだろうか。「排尿に関する悩みがあれば通院するところ」と考える人がほとんどだろう。もちろん、そのとおりだが、泌尿器科の領域は膀胱、腎臓、副腎、尿管、前立腺、精巣、陰茎と広く、それだけに診療対象となるのも排尿トラブルのほか、性感染症、がん検診、男性不妊、男性更年期障害と実に幅広い。このようにデリケートな領域を扱うことから、泌尿器科について知っていても「何となく気恥ずかしい」「受診しづらい」と思っている人も多いのではないだろうか。「そういった泌尿器科の誤ったイメージを払拭し、受診のハードルを下げていきたい」と話すのは「おき泌尿器科クリニック」の沖貴士院長。今回は泌尿器科の診療対象となる疾患や、その検査・治療方法などについて詳しく聞いた。

(取材日2024年9月26日)

安心して受診できる環境づくりに注力し、生活に密接した多様な泌尿器の悩みに寄り添う

Q泌尿器科では主にどういった症状や疾患を診るのですか?
A
おき泌尿器科クリニック 男女の幅広い領域が対象となる泌尿器疾患について語る、沖院長

▲男女の幅広い領域が対象となる泌尿器疾患について語る、沖院長

泌尿器科というと、おしっこのトラブルを扱う診療科と思う人が多いでしょう。確かに患者さんの大半は頻尿、尿漏れ、残尿感、排尿時の痛み、尿の勢いが良くないなど、尿トラブルで受診されます。ですが、泌尿器科が診療の対象とする臓器は膀胱や腎臓、副腎、精巣などいくつもあり、診療範囲が広いことも特徴の一つです。当院の診療では梅毒・クラミジア感染症・淋菌性尿道炎・性器ヘルペスなどの性感染症の治療、前立腺がんや膀胱がんといったがん検診なども行っています。患者さんの層も幅広く、小さな子どもさんから、働く世代の方、ご高齢の方まで、年齢や性別を問わず、さまざまな方がお越しになっています。

Q女性の場合、どのような相談が多いですか?
A
おき泌尿器科クリニック パンフレットや資料に書き込みをしてわかりやすい説明を行う

▲パンフレットや資料に書き込みをしてわかりやすい説明を行う

尿漏れや頻尿、尿意を我慢できないといったお悩みが多いです。その原因として膀胱炎や過活動膀胱が関わっていることも少なくありません。中でも過活動膀胱は、急に尿意をもよおす尿意切迫が主症状で、場合によっては尿失禁を伴うこともしばしばあり、日常生活を送る上で悩んでいる方が多いといわれます。夜中に何度も起きて慢性的な睡眠不足で日中の活動にも支障が出たり、夜間に暗い中でトイレに行くことで転倒して骨折したりと、二次的健康被害の恐れもあります。要因はいくつかありますが、出産や加齢による影響が大きいとされます。基本的には、お薬で様子を見ていきつつ、膀胱や子宮を支えている骨盤底筋を鍛える運動を指導します。

Q小児泌尿器、男性更年期障害にも対応していると聞きました。
A
おき泌尿器科クリニック 先にしっかりとヒアリングをした上で検査を行う

▲先にしっかりとヒアリングをした上で検査を行う

小児の夜尿症や停留精巣、包茎の相談も泌尿器科の診断領域です。小さなお子さんの診察では、何よりコミュニケーションを心がけています。超音波検査もまず本人に機器を触ってもらったり、「ここを診察するよ」「痛いことはしないよ」などと声をかけたりしながら診察することに努めます。また男性更年期障害は加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群ともいわれるもので、治療法としては、注射によるホルモン補充療法などを準備しています。まだまだ患者さん自身が気づいていないことも多く、うつ病と混同されることも少なくありません。当院のホームページには、セルフチェックシートがありますので、気になる方はぜひ確認してみてください。

Qがんの検査や訪問診療にも力を入れているそうですね。
A
おき泌尿器科クリニック 内視鏡検査室も備えている

▲内視鏡検査室も備えている

頻尿や尿漏れは身近な疾患ですが、まれに大きな病気が隠れているケースもあり、検査に力を入れています。中でも前立腺がんや膀胱がんは、初期にはほとんど痛みなどの症状がないという特徴があり注意しています。検査は、前立腺がんでは直腸内指診や腫瘍マーカー測定を行うPSA(前立腺特異抗原)検査、膀胱がんでは尿細胞診検査や内視鏡による膀胱鏡検査を行い、必要に応じて近くの病院でCT検査も行っています。また当院では訪問診療も行っており、泌尿器をメインとした通院困難の方からがんの終末期までを、専門の医師とスタッフでサポートさせていただいております。ご家族にも大きな負担がかかることですので、気軽にご相談をください。

Q内診が不安で、受診の流れが気になります。
A
おき泌尿器科クリニック 男女ともリラックスできるよう、女性専門の待合ブースを備える

▲男女ともリラックスできるよう、女性専門の待合ブースを備える

女性の患者さんの場合には、問診や検尿、超音波検査程度で済むことが多く、内診を行うことはほとんどありません。泌尿器科への通院を気恥ずかしく思う人もいるでしょうが、当院の患者さんの男女比は6対4で、女性も多く通われているという特徴があります。また受診の流れとして、当院ではウェブ予約やウェブ問診を導入して、待ち時間を極力短くできるよう努めているほか、女性専門の区切られた待合スペースをご用意し、リラックスしてお待ちいただけるようにしています。看護師も男女ともに在籍していますので、女性には女性のスタッフが、男性には男性のスタッフが応対します。心配せずに受診してほしいですね。

ドクターからのメッセージ

沖 貴士院長

他に男性不妊の相談も行うなど、当院では多様な疾患を扱っています。「この症状は泌尿器科で合っている?」と悩む場合も、まずは遠慮なくご相談ください。それが泌尿器科と異なる領域であったとしても、迅速に適切な医療機関を紹介します。また排尿のトラブルは、我慢していれば治るということは、ほとんどありません。むしろ放置していることで、他の健康被害を招くこともあります。泌尿器科で扱うもののほとんどは生活に密着したお悩みですから、その方のライフスタイルに合った治療提案が大切だと考えています。かかりつけ医として親身に相談に応じながら、健康のサポートをしていければと思いますので、まずは気軽にお越しください。

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