デジタル技術で入れ歯治療の精度を向上
口腔内の不定愁訴にも着目
山之内歯科医院
(北九州市小倉北区/小倉駅)
最終更新日:2026/05/25
- 保険診療
- 自由診療
入れ歯は、土台となる義歯床や人工歯にわずかな異常があるだけでも違和感やトラブルが発生するほど、とても繊細なもの。「より精密で正確な治療をめざすには、歯科医師の高度なスキルはもちろん先進のデジタル技術が欠かせません」と、優しい表情で教えてくれたのは、幅広い診療の中でも特に入れ歯治療を得意とする「山之内歯科医院」の山之内達哉院長。入れ歯治療をはじめ、さまざまな診療に口腔内スキャナーを導入し、精度の向上を図っているという。また近年は、一般的にまだよく知られていない「口の中の不定愁訴」にも着目。慢性的な口腔内の乾燥や違和感、舌の痛みなどの原因を幅広い視点で追究している。そんな山之内院長に、口腔内スキャナーを活用した歯科治療のメリットや、口腔内の不定愁訴について話を聞いた。
(取材日2025年11月20日)
目次
入れ歯治療や矯正、インプラント治療などに口腔内スキャナーを導入。口腔内不定愁訴には東洋医学の視点も
- Q先生は入れ歯治療に長年取り組んでこられたそうですね。
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A
▲経験豊富な入れ歯技術で患者のニーズに応える
入れ歯は噛めるかどうかに直結しますので、特に力を入れています。患者さんが「しっかり噛める」ようになることが一番の喜びなので、いろんなことを学び、実践し、独自のスタイルを確立してきました。入れ歯は調整が難しく、絶妙なさじ加減で噛み心地も変わり、高いスキルが求められる分野です。歯を失った際の手段としてインプラント治療も行えますが、当院は保険診療が基本。今は口腔内スキャナーで入れ歯を作製できるため、嘔吐反射が強い方でも楽に型採りがしやすい上に、精密な入れ歯治療も見込めるようになりました。ずいぶん多くの入れ歯を作製してまいりましたので、その過程で得た熟練した手技を用いた治療を提供できると思います。
- Q口腔内スキャナーとはどんな機器なのでしょうか?
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A
▲原因を探るためにも口腔内の各種検査は欠かせない
お口の中を小型カメラで撮影し、3D画像で見ることができます。360度あらゆる角度から観察できるので、肉眼では見づらい部分も確認しやすく、いろんな治療に役立ちます。例えば、虫歯治療で行うかぶせ物などの型採りには、これまで粘土のような印象材を用いていましたが、口腔内スキャナーによって、より精度と正確性を高めることができます。余談ですが、白いかぶせ物のCAD/CAM冠が保険適用になったのも、当院が口腔内スキャナーを導入する後押しになりました。歯列矯正に関して、口腔内スキャナーを使ったアライナー型装置を用いた矯正もしていますし、小児咬合誘導や本格的な矯正は専門の歯科医師が行っています。
- Qさまざまな治療に口腔内スキャナーを活用されているのですね。
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A
▲わかりやすい丁寧な説明を心がけている
そうですね。他にも、金属を使用しない部分入れ歯を口腔内スキャナーで作製しています。見た目では入れ歯だと気づかれにくく、「薄くてやわらかい素材なので歯茎にフィットしやすい」「歯に引っ掛ける金具を使用しないため残存歯への負担が少ない」などの理由から希望される方も多いです。他の種類も備えていますので、歯科技工士とも連携しながら患者さんのニーズに合わせて対応できる点は当院の強みだといえるでしょう。また、インプラントを支柱にして入れ歯の固定を図るインプラントオーバーデンチャーにも口腔内スキャナーを用いており、患者さんの身体的負担を減らしつつ精度の高いものを作製することができます。
- Q先進の機器を用いた精度の高い診療が持ち味なんですね。
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A
▲東洋医学の視点を生かし、幅広い知見で診療に取り組む
長年、歯科医師として積み上げてきたスキルと、デジタル機器を融合した治療が当院の特徴と言えるかもしれませんね。ただ、そこだけにとどまらず、まだまだ向上したいという気持ちがあるんです。歯科医療の世界にもまだ解明されていないことはたくさんありますし、糖尿病と歯周病の関係性のようにお口の健康は全身にも影響を及ぼします。「原因のわからない口腔内の痛みや不調に対して、少しでも改善につながるきっかけがつかめれば」という思いから、従来の歯科理論や科学的根拠に基づいた治療に加え、東洋医学も勉強中です。統合的な視点で患者さんの健康につながる診療を提供できたらと思っています。
- Q近年は口腔内の原因不明の痛みにも着目されているとか。
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A
▲口腔内全体の健康を守れるよう尽力している
口の中のさまざまな不快感や症状、つまり口腔内不定愁訴に着目しています。そのきっかけは、「舌先がピリピリする」「口の中が乾燥する」といった症状を訴える患者さんが来院されたことでした。こうした症状は舌痛症といって、心因性のストレスや自律神経の不調、ホルモンバランスなどが原因で起こることも少なくありません。他にも帯状疱疹による神経痛が口腔内に出る場合があるのですが、ご存じの方は少ないのではないでしょうか。お口の中の不定愁訴はアプローチが非常に難しく、原因の見極めが重要です。現状は対症療法を行うことがほとんどですが、東洋医学的なアプローチをはじめ幅広い視点で原因を追究していけたら、と考えています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/35万円~、床矯正/30万円~、アライナー型装置を用いた矯正/80万円~、本格的な歯列矯正/80万円~、小児咬合誘導治療/3万円~、ノンクラスプデンチャー/10万~20万円、インプラントオーバーデンチャー/49万5000円~

