安藤 健太 院長の独自取材記事
あんどう歯科クリニック
(大阪市福島区/野田阪神駅)
最終更新日:2026/04/13
大阪メトロ千日前線・野田阪神駅から徒歩約3分、大阪環状線・野田駅またはJR東西線・海老江駅から徒歩約4分と交通アクセスの便利な場所にある「あんどう歯科クリニック」。安藤健太院長が2021年4月に開業した同院は、木目調に白やグリーンなどを配した、ぬくもりある雰囲気が印象的だ。子育て世帯が多い地域で、患者の年齢層は子どもから親世代、高齢者まで幅広い。安藤院長が重視しているのは、「病気にならないための予防」「再発しないための治療」「治療後の予防ケア」。子どもが特に多いという地域の特性と自身の経験をかけ合わせ、小児矯正にも注力している。「ファミリーで通ってもらえるような歯科クリニックでありたいです」と語る安藤院長に、予防歯科に対する思いや力を入れている小児矯正について話を聞いた。
(取材日2026年2月24日)
治療を通じて予防の重要性を伝えたい
クリニックにはどんな患者さんが来られますか?

子どもからご高齢の方まで、幅広い世代に来てもらっています。子育て中の世帯が多い地域柄もあってか、特に多いのは30~40代くらいのお母さん世代の女性です。私にも幼い子どもがいるのですが、ちょうどそれくらいのお子さんを持つ方の定期健診や予防ケアのご希望が多いですね。他にも70代の方でインプラント治療を希望される方やお子さんの小児矯正を希望される親御さんなどさまざまです。予防のために通う歯科クリニックという形で、これからも幅広い世代の患者さんが増えたらいいなと思っています。
先生の治療方針を教えてください。
「病気にならないための予防」や「痛みの少ない治療」をめざしています。虫歯や歯周病については、症状が軽いうちに早期発見できれば、結果的に痛みの少ない治療につなげることが可能です。そのため初診時はもちろん、できるだけ頻繁にエックス線を使って撮影し、患者さんの歯の状態を細かく見ることを重視しています。痛みを伴う場合には、極力痛みを減らすために麻酔を積極的に取り入れた治療を提案するので、そこは安心してほしいですね。また、治療後は同じことを繰り返さず「最後の治療」となるように、定期健診によるメンテナンスや、自宅でも歯ブラシだけではなくフロスを使う習慣をつけていただくことを呼びかけています。
予防に対する先生の思いをお聞かせください。

成人が歯を失う原因の多くは歯周病だといわれています。メンテナンスに来なくても問題ない方もまれにいらっしゃいますが、定期的にメンテナンスしないと大体の方は悪くなっていきます。症状がかなり悪化してからでは、どうしようもなくなってしまうこともあるので、症状が軽いうちに来てもらうことが何より大切ですね。メンテナンスを続けてもらうことで、悪くなるスピードが緩やかになることにつながったり、今の状態をキープすることが見込めたりと、さまざまな期待ができます。また、虫歯も痛くなってから受診した場合、神経を取る治療が必要になることがあります。神経を取ると歯の寿命がとても短くなる恐れがあるので、極力避けたいですね。定期健診に来ていただければ歯科用CTやエックス線などを使って、虫歯を小さいうちに見つけることが期待できます。そうした虫歯や歯周病のメカニズムも含めて、予防の重要性を引き続き伝えていきたいです。
小児矯正の幅を広げて地域から頼られる存在に
近年は、小児矯正に注力されているそうですね。

この辺りは子どもが多いため、予防につながる矯正に積極的に取り組んでいます。以前勤めていた歯科クリニックでは、矯正専門の先生から2年ほど指導を受けながら担当していたのですが、患者さんの多くがお子さんでした。その時の経験を生かして、当クリニックでも小児矯正の幅を広げていきたいと考えています。現在は、顎の発育を利用しながら、永久歯がきちんと並んで生えるようにするため、骨格を整えることをめざす第一期矯正を主として、取り外しが可能な装置を就寝時に装着し顎の正しい発育を促す床矯正と、マウスピース型装置を用いた矯正に対応しています。近隣にはこれらの小児矯正に対応している歯科クリニックが少ないため、地域の皆さんにぜひ頼っていただきたいですね。今後は矯正専門の歯科医師に参加してもらうことも検討しています。
小児矯正を行うメリットはどんなところにありますか?
抜歯なしで処置が行えるところです。矯正の際も、極力歯は抜かないできれいに並べることをめざすのが理想的だと思います。永久歯に全部生え変わってからの矯正は抜歯が必要になる可能性がありますが、小学校1年生から2年生くらいの時期までに始めれば、抜歯せずに矯正を行える可能性が高いのです。6歳くらいになると下の前歯あたりから生え変わってくるので、それくらいのタイミングで診させていただければ、矯正が必要かどうかの判断が可能です。この段階での小児矯正の場合、入れ歯のような取り外し式の器具を入れて、ついているねじを1週間に1回、2週間に2回と広げていくことによって、乳歯を押して顎の骨を広げることを図ります。また、反対咬合は大人になってから矯正をしようと思うと骨を削る外科手術が必要になることもあります。小さい頃であれば、マウスピース型装置だけで矯正を終えることも期待でき、メリットが大きいでしょう。
小児矯正において、先生が大切にしていることはありますか?

床矯正もマウスピース型装置を用いた矯正も、自分で簡単に取り外しができるため、着けていないと効果が見込めません。お子さん自身にやる気がなければ矯正の費用が無駄になってしまうため、矯正を開始する前には必ず「やるなら絶対に着けてね」と、伝えるようにしています。実際にきちんと着けてくれたら、褒めてあげることも意識していますね。しかし、もし着けていなくても、怒らないことも心がけています。怒ったことがきっかけで、通院が途絶えてしまうといけませんから。小児矯正には、親御さんの協力も不可欠です。家族で取り組むという意識も大切だなと思いますね。
幅広い世代が安心して通える歯科クリニックをめざして
内装など、院内の環境面でこだわったことはありますか?

どの世代の方も安心して通える院内環境にこだわりました。床は木目調にして、自然な温かさや清潔感が感じられる雰囲気にし、待合室は、歯科衛生士やスタッフと患者さんが世間話や相談を気軽に交わしやすい空間をめざしました。この地域は子育て世帯が多いので、お子さん連れの患者さんも安心して待ち時間を過ごしてもらえるよう、キッズスペースも用意しています。お子さんとその親御さんの両方が一緒に健診に訪れられるような、ファミリーで通いやすい環境になっていたらうれしいですね。キッズスペースのおもちゃや院内のインテリアは、妻に選んでもらっています。診療室は半個室と完全個室があり、あまりに閉じた環境では閉塞感を感じてしまうので、個室の天井近くはガラス張りにしました。また、インプラント治療が行いやすく、ベビーカーを押している患者さんも利用しやすいよう、一番奥の部屋は広めにしてあります。
スタッフさんや院内の雰囲気を教えてください。
長く勤めてくれているスタッフが多く、雰囲気は良いと思います。スタッフ同士で活発にコミュニケーションを取り合って、仲良くやってくれていますね。私はあまりしゃべらないほうなのですが、皆私の思いをくみ取って自発的に動いてくれるんです。例えば、私が予防を大切にしていることを理解してくれていて、治療が終わった患者さんには「これで終わりじゃなくて、これからが始まり。また同じところが虫歯にならないようにしていくことが大事なんですよ」と、伝えるようにしてくれています。皆、患者さんに優しく接してくれますし、信頼していますね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

私自身も幼い子どもを育てる親の一人なので、ファミリー世帯が多いこのエリアで患者さんとともに歩んでいきたいと考えています。力を入れている小児矯正も含めて、お子さんから親世代の方、そして高齢者の方など、より幅広い年代の方に来ていただき、患者さんに気分良く帰っていただける歯科クリニックにしたいですね。自分が施した治療をできるだけ長持ちさせることをめざし、定期的な検診や予防歯科を通じて地域の皆さんの役に立ちたいと考えています。治療はできるだけ痛みがないよう行いますし、強引に進めることはありません。何かお悩みがあれば、まずはお気軽に相談に来てください。
自由診療費用の目安
自由診療とは第一期矯正/11万円~、床矯正/33万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/25万円~、インプラント治療/40万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

