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長澤 武 院長の独自取材記事

五反野皮ふ・こどもクリニック

(足立区/五反野駅)

最終更新日:2026/04/06

長澤武院長 五反野皮ふ・こどもクリニック main

地域のクリニックが子どもの変化に気づき、早い段階で治療につなぐことが大事と、日々真摯に診療と向き合う「五反野皮ふ・こどもクリニック」の長澤武院長。大学病院や小児専門の病院などで入院を必要とする小児患者の診療に携わる中で、身近なクリニックで子どもを診る重要性を実感し、「地域医療」「全人的医療」を理念とする同院の院長に就いた。自身も2人の子を持つ親であり、子どもの患者に穏やかな笑顔で接しながら、不安を抱える親の気持ちにも目を向けて診療に取り組んでいる。小児科と皮膚科の二診制を特徴とする同院の診療はどういったものなのか。長澤院長のこれまでの経歴から、診療のことまで広く話を聞いた。

(取材日2026年3月17日)

成長過程を見守っていくやりがいを感じ小児医療の道へ

先生はなぜ医師を志し、小児科に進まれたのでしょうか。

長澤武院長 五反野皮ふ・こどもクリニック1

物心ついたときから人の役に立つ仕事がしたいと思っていました。中でも医師は、知識や経験がそのまま人の助けになる仕事であり、社会貢献が実感できる職業だと思ったことから、医師になる決意を固めました。小児科を選んだのは、医学部の研修でさまざまな診療科を回る際に小児科を見させていただき、子どもと接する診療に魅力を感じたからです。というのも、お子さんは病気で体調を崩しても、しっかり治療・ケアをするとわかりやすく応えてくれるんです。経過観察などで診察に来るお子さんが、元気な姿を見せてくれるのがとてもうれしく、小児科という診療科に惹かれました。成人でも患者さんと長く関わることはできますが、子どもの場合は成長の過程を長く見守れることに魅力を感じたのも、小児科に進んだ理由です。

小児科の医師になられてからはどのような経験を積まれてきましたか?

弘前大学医学部を卒業後は、東京大学医学部附属病院、太田西ノ内病院、東京女子医科大学病院、千葉県こども病院、帝京大学医学部附属溝口病院などの小児科や小児腎臓科に勤め、入院が必要となるお子さんの診療に携わってきました。専門は小児の腎臓病で、 東京大学大学院では腎臓病に関する研究にも従事しました。当院でも定期的な通院を要する腎臓病のお子さんを診ることができます。実は、足立区内に子どもの腎臓病を専門に診られるところは病院を含めてとても少ないんです。これまでの経験を生かし、当院でもフォローできるように取り組んでいます。

先生が院長に就任した経緯を教えてください。

長澤武院長 五反野皮ふ・こどもクリニック2

病院に入院する必要がある状態のお子さんを診ていく中で、もっと早い段階で適切な治療やアドバイスを受けられる場所があれば、重症化を防げたのではないかと考えるようになりました。地域の中で、お子さんの変化に早く気づき、親御さんに病気のことをわかりやすく説明できる場所の必要性を強く感じたのです。そこで、身近なクリニックで子どもの診療に携わっていきたいと思いました。当院が属する法人には、地域のかかりつけとして医療の窓口となり、予防医学に重点を置いて健康や病気を学べる診療を提供するという理念があります。地域の方たちの病気を治療するだけではなく、予防にも力を入れていくという考えに共感し、私の理想とする方向性で診療を行えると思い、当院の院長に就任するに至りました。

小児科と皮膚科の二診制。些細な相談もできる場所に

こちらのクリニックの特徴はどんなところでしょうか。

長澤武院長 五反野皮ふ・こどもクリニック3

当院は小児科と皮膚科の二診制を取っていることが大きな特徴です。小児科は私が、皮膚科も専門とする医師が担当します。子どもの症状は小児科と皮膚科でオーバーラップするところも多く、例えば、アトピー性皮膚炎を持っていると花粉症や喘息、食べ物のアレルギーをはじめとするアレルギー疾患を発症しやすくなります。小児科と皮膚科が連携することで、全身のアレルギーの診療がスムーズにできるのです。他に、子どものイボや水イボなどは小児科で診て専門的な処置が必要となれば、すぐに皮膚科での診療を受けていただけます。お子さんを連れていくつかのクリニックに通うのは大変ですから、一つのクリニックで小児科も皮膚科も受診できるのはメリットなのではないでしょうか。また、当院は土日も診療を行っています。当院の理念の一つでもある「地域医療」への貢献の観点からも、いつでも相談できるクリニックの体制を整えています。

現在、どういった患者さんが多いですか?

やはり季節ごとにはやる感染症の患者さんは多いですね。あとは予防接種や乳児の健康診断、定期的に通院が必要な気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患、夜尿症などの患者さんもいらっしゃっています。夜尿症は、5歳以上で月1回以上のおねしょが続く子は治療の対象となるのですが、悩んでいても相談に来られる方が少ない症状でもあります。クリニックで夜尿症の治療を受けることで、改善をめざせますので、早めに相談に来ていただきたいですね。小児科は子どもに関わることに広く対応できる診療科ですので、「こんな質問をしても大丈夫かな」と思うことでも気軽に聞いてくださいね。

例えば、どのような相談までして良いのでしょうか。

長澤武院長 五反野皮ふ・こどもクリニック4

例えば大変な思いをしているのに我慢している親御さんが多いのは、お子さんの夜泣きです。「これが普通」「治療する方法がないもの」と諦めずに、ご相談いただきたいです。夜泣きが強いお子さんの中には個人の特性だけでなく発達的な問題が隠れていることもあります。お話を聞く中で必要性があれば、早めに発達に関わる治療につなげることもできます。他に、当院ではスギ花粉症やダニによるアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法にも対応しています。5歳以上が対象となる治療法ですので、お子さんが花粉の時期になるとつらそうだなと思ったら、こちらの治療についてもご相談ください。

病気に対する理解を促し、予防と早期治療に取り組む

先生が診療の際に大切にしていることは?

長澤武院長 五反野皮ふ・こどもクリニック5

先ほどの質問の答えにも挙げましたが、当院の理念として「健康や病気について学べるクリニック」を掲げており、ご両親にお子さんの病気を知っていただくことを大事にしています。例えば、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などは、ご両親が病気だと気づいていないケースも少なくありません。家族間では普通だと思っている「良くなったり悪くなったりを繰り返すから、なんとなく塗り薬をつけている」というような症状の中には定期的な治療が必要な病気もあるのです。しっかりお話を聞いて、病気のことを説明し、理解してもらえるように努めています。例えば、話を聞く中で、ごきょうだいにも同じ症状が出ていて治療を必要としていることがわかるケースもあるものなんです。主訴だけにとらわれず、お話の中から大事な情報を拾い、おうちに帰った後の不安も解消できるように治療につなげていきたいと思っています。

今後、地域にとってどんなクリニックになっていきたいですか?

この地域の医療機関や保育園、幼稚園、学校と連携を取れるような体制を現在模索しています。地域全体で子どもたちの健康を支えていけるような体制をつくっていきたいと考えています。また、大きな病院と違って当院のようなクリニックは気軽に相談できる場所。体調の悪いときだけではなく、おうちにいて不安に思うことやお子さんの症状で気になることがあったときに、気兼ねなく訪ねて来られる場所でありたいと思っています。患者さんを広く受け入れるスタッフの体制もより強固にしていきたいですね。

受診を迷われている方へのメッセージをお願いします。

長澤武院長 五反野皮ふ・こどもクリニック6

こんな相談をしても良いのか、この程度でクリニックに行っても良いのか迷われる方も多いと思いますが、当院は地域のかかりつけ医として医療の窓口の役目も担っています。特に小児科は、お子さんの体のことを総合的に診療でき、心のことまでも診ています。受診してみて問題がないとわかれば安心できると思いますし、当院で対応できない検査や治療が必要なときは適した医療機関の紹介も可能です。お子さんと向き合っていてつらいことがあったときにも来ていただければ、解決の糸口を見つけられるのではないかと思います。お子さんの病気についてわかりやすく説明することにも努めていますので、気になることがあれば気軽に頼ってください。