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森井 智也 院長の独自取材記事

もりい眼科クリニック

(堺市中区/初芝駅)

最終更新日:2022/11/08

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堺市中区にある「もりい眼科クリニック」。内科や整形外科、歯科が集う「クリニックモール堺大野芝」内に、2021年の3月に開業した新しいクリニックだ。院長である森井智也先生は、島根大学を卒業後、大学病院や総合病院にて研鑽を積み、開業後は一般の眼科疾患、白内障の日帰り手術など、子どもから高齢の患者まで幅広い診療を行っている。今回、森井院長に診療への取り組みや、これまでの経歴、開業に至った思い、患者へのこまやかな心配りについてたっぷりと話を聞いた。

(取材日2022年8月17日)

日々研鑽に励む父の姿を見て医師の道へ

先生が医師をめざしたきっかけは何ですか?

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父が整形外科の医師をしていたことがきっかけです。現在父は開業医をしていますが、私が子どもの頃は勤務医として働いていました。そのため実際患者さんの診療にあたっている姿を見ることはありませんでしたが、医師という仕事を身近に感じていました。加えて、父が帰宅してからもずっと勉強をして知識の向上に励んでいる姿を見て、尊敬の念を持ったのと同時に、患者さんや症例に向き合う医師の仕事に魅力を感じ、小学生の頃には、漠然と自分自身も医師になりたいと思うようになりましたね。高校生になって具体的に将来を考えるようになっても、他の職業の選択肢はなかったです。

先生が眼科の医師を選択した理由は何ですか? また開業までの経歴を教えてください。

高校卒業後は島根大学の医学部へ進学。その頃には、すでに将来は眼科の医師になりたいと思っていました。というのも、眼科の世界は想像以上に奥が深い世界であると感じたということもありますが、内科的・外科的なアプローチの両方を一括して行えることに魅力を感じたからです。卒業後は和歌山県立医科大学付属病院での初期臨床を経て、同大学附属病院の眼科に入局。実は、もともと開業することは考えていなかったのですが、高石藤井病院で眼科の医長として勤務しているときに、地元である堺市中区で開業して地域の人々の健康に貢献したいという想いが自然と湧いてきて開業を決意し、2021年の3月に当クリニックを開業しました。

クリニックのデザインでこだわったところはありますか?

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自然が好きなことと、自分の名前に「森」が入っていることから、木目と緑を組み合わせたナチュラルなイメージの内装にしました。新型コロナウイルス感染症流行後の開業でしたので、患者さん同士の距離感が取れるようにと、待合室は広くしたため、明るく快適にお待ちいただけます。またこのエリアはお子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層の方が暮らしている地域です。どの年代の方も利用しやすいよう、車いすやベビーカーで診察室まで入れるように院内はバリアフリーにしています。また高齢化に伴う白内障はどうしても増加する傾向にあり、この地域も例外ではないため、日帰り手術を行える手術室も設けています。

地域の人々の「目のかかりつけ医」になりたい

クリニックのコンセプトをお聞かせください。

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小さなお子さまから高齢の方まで、地域の皆さまの「目のかかりつけ医」として、安心で丁寧な診療を提供することです。具体的には患者さん一人ひとりにきちんと時間を取り、目を見て話すような丁寧な対話を心がけています。さらに病気についてわかりやすい言葉を使ったり、モニターを使って視覚的にわかりやすく説明すること、そして患者さんの不安や疑問にも丁寧に答えて、患者さんが安心して治療を受けられるよう心がけていきたいです。

どのような患者さんがいらっしゃますか?

当クリニックでは一般眼科に加えて、日帰り白内障手術や緑内障・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症の診療、日帰り硝子体注射など、さまざまな領域に対応しています。患者さんの主訴としては、ご高齢の方は白内障や緑内障、アレルギー、お子さんに関しては、アレルギーや、近視の診断、眼鏡やコンタクトレンズの処方が多いですね。

日帰りの白内障手術にも対応しているんですね。

はい、当クリニックでは日帰り白内障手術にも対応しています。白内障とは目の中の水晶体というカメラで例えるとレンズにあたる部分が白く濁ってきてものが見えなくなる病気です。さまざまな要因がありますが、その中で最も多いとされているのが加齢です。患者さまにみられる症状や訴えなどから白内障が疑われる時は、診断をつけるための検査を行います。また白内障によって目が見えにくいとされる状態を回復させる目的の治療は、現時点で手術療法のみです。水晶体の混濁が軽度で日常生活にそれほど支障を来していなければ、点眼による薬物療法が行われますが、これは病状の進行を遅らせるために行われるものです。そのため病状が進行して見え方に困っている方には手術療法を提案しており、濁った水晶体を取り除き、その代わりとなる人工の水晶体を挿入していくという内容になります。手術の所要時間は片目15分程度で、痛みを感じることはほとんどありません。

緑内障で悩まれる方は年々増えているそうですね。

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緑内障は視覚をつかさどる視神経がダメージを受けて視野障害が起きている状態をいい、主に眼圧の上昇や同神経の脆弱性が原因とされています。40代以降で発症する割合が高くなりますが、超高齢社会に突入した日本では、今後も緑内障の患者さんは増えていくといわれています。初期では自覚症状がみられないため、自覚症状が出る頃には、だいぶ進行した状態となっています。さらに放置が続けば著しい視力低下、失明などが起きることもあります。一度欠損してしまった視野の回復は難しいため、早期発見と基本的には点眼薬による薬物療法によって、眼圧を下げて、視神経へのダメージを減らすことを図り、これ以上の視野欠損を防いでいくことが重要です。糖尿病と同じように、ずっとお付き合いしていく慢性的な病気なので、きちんと点眼し続けて定期検査を継続することが必要です。そのためにかかりつけ医として長く患者さんを支え、寄り添っていきたいと思います。

丁寧な対話と診察を通して、安心な医療の提供を

子どもの近視も増えてきていますよね。

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スマートフォンやタブレット端末など電子機器の普及や、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う外遊びの減少といった生活環境の変化によって、子どもの近視も増加傾向にあります。近視の進行を抑えるために、当クリニックでも何かできることはないかと考えています。今後は、就寝中に特殊なコンタクトレンズ状の器具を目に装用し、眼球の形状を変えることで、視力の補正をめざすオルソケラトロジーの導入も検討してきたいと考えています。

クリニックを支えるスタッフさんについて教えてください。

現在は、医師である私の他、視力検査や視野検査を行う視能訓練士1名、事務スタッフ3名で日々の診療にあたっています。皆さん私が何かを指示するまでもなく、自主的に考えて行動する方ばかりなので、頼もしい限りです。また事務スタッフは入り口や受付に、その季節ならではの飾りつけをしてくれています。患者さんの目を楽しませたいという、配慮がうれしいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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目のことで困ったら「もりい眼科クリニック」と思われるように、まずは地域での認知度を上げていけるよう尽力していきたいと思います。眼科を受診することは、内科や整形外科などに比べると患者さんにとって少しハードルが高いかもしれませんが、当クリニックは患者さんに寄り添う、丁寧な診療を心がけています。目についてお困りのことがありましたら、なんでもお気軽にご来院ご相談ください。

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