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口腔崩壊に対する歯列矯正では
機能性と長期安定性の獲得を重視

表参道AK歯科・矯正歯科

(渋谷区/表参道駅)

最終更新日:2025/09/11

表参道AK歯科・矯正歯科 口腔崩壊に対する歯列矯正では  機能性と長期安定性の獲得を重視 表参道AK歯科・矯正歯科 口腔崩壊に対する歯列矯正では  機能性と長期安定性の獲得を重視
  • 自由診療

歯科医院にはできるだけ行きたくない、少し虫歯が痛むようだけど我慢しよう、などと思っているうちに、いつの間にか虫歯や歯周病が進んで口の中がボロボロに……。ボロボロなので他人に口の中を見せたくない。結果、さらに歯科医院への受診が遠のくことになって、もう治療は諦めるしかないのかも、などと悩んでいる人もいるだろう。「そのように口の中がボロボロになってしまった方も決して諦めず一度相談に来ていただきたいですね」と話すのは「表参道AK歯科・矯正歯科」の小室敦院長。同院では、そのような症例に対しては機能面を重視した歯列矯正を行うことで、長期的安定の獲得・維持をめざしているという。具体的な治療の流れなどについて小室院長に聞いた。

(取材日2025年8月22日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qどういった人が対象となるのですか。
A

歯周病や虫歯で歯がボロボロになってしまった人、本来の正しい場所ではなく異常な所に歯が生えている人、口腔崩壊がひどく他院で治療を断られてしまった人などが対象です。実は20代くらいの若い方で虫歯を放置したために歯列が乱れている例も意外と多いのです。そのように歯がボロボロになってしまった方は、治療はもうしてもらえない、治らないと諦めがちですが、そんなことはありません。当院では歯が本来持っている機能性の回復と長期的安定の獲得、維持をめざすための矯正治療と他の治療の併用によって口腔環境の改善を図っています。

Q具体的にどのような流れで歯列矯正を行うのですか。
A

まず虫歯に対しては根管治療を、重度の歯周病では歯周組織再生療法を行うこともあります。その後、歯を本来あるべき正しい位置に持っていくための矯正治療を行います。例えば虫歯の進行放置によって両サイドの歯が虫歯で欠けた空間に横倒しになっている場合、それをきちんと直立させることをめざす、といった具合です。噛み合わせの調整も必要で、口腔崩壊の場合は全顎矯正が必要となる例が多いです。その際、歯の欠損があれば、暫間インプラントを入れて矯正を行い、その後に、インプラントやブリッジ治療、セラミック治療など必要な治療を行います。このようにそれぞれの口の中の状態によってオーダーメイドで治療計画を立てていきます。

Q費用はどのくらいかかるものですか。
A

今お話ししたように、口の中の状態によって矯正の方法や他の治療法の組み合わせは異なるため、費用もそれぞれ異なります。全顎矯正だけで大きな金額がかかり、その他の治療費用も必要となります。ただ、患者さんの予算によって治療内容の変更も可能ですが、その場合のリスクなどについて説明し、その予算内でのベストな治療を考えるようにしています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1カウンセリング
表参道AK歯科・矯正歯科 カウンセリング

口腔内写真を撮影し、歯科医師が口の中の状態や患者の悩んでいること、要望などを確認。そのような状態になった理由についてもできるだけ詳しく話そう。もし歯科通院が苦手であれば、歯科治療のどの部分が苦痛なのかといったことまで事前に伝えることが大切だ。同院ではその苦痛を軽減できるよう配慮しているそう。

2精密検査
表参道AK歯科・矯正歯科 精密検査

パノラマエックス線、1歯ごとのエックス線、歯周ポケットの深さやポケット測定時の歯肉出血、歯の動揺度、プラーク付着度などを調べる歯周組織検査、CT、口腔内スキャナーによる口腔内スキャン、フェイスボウなどの検査などを受ける。

3検査結果の説明と診断、治療内容の決定
表参道AK歯科・矯正歯科 検査結果の説明と診断、治療内容の決定

検査結果に基づいて、歯の機能回復、長期的安定の獲得のために必要な矯正や併用する治療を含めた計画について説明。同院では費用面を考慮して、複数の計画パターンを提示して、それぞれのメリットやリスクなどについても詳しく話している。すぐにその場で決定するのではなく、いったん家に持ち帰り家族と相談してから決めるということも可能だ。

4治療を開始
表参道AK歯科・矯正歯科 治療を開始

虫歯、歯周病の治療から始めて、その後、歯の状態に応じて矯正治療を行う。矯正によって歯を正しい位置に戻すことを促し、噛み合わせも調整した上で、インプラント治療やブリッジ、セラミック治療など必要な治療を行う。治療期間は同院では2年間を目標としている。通院の頻度は虫歯、歯周病の治療時期は1ヵ月に3~4回、矯正治療の時期は月に1回、インプラント治療では数ヵ月に1回が目安だが、症例によって異なる。

5メンテナンス
表参道AK歯科・矯正歯科 メンテナンス

治療後は矯正の後戻りを予防するために保定装置を装着する。装着期間は2年間が目安。その間、定期的に通院して歯の位置や噛み合わせ、後戻りの有無、保定装置の調整などを確認する。また、口腔内が崩壊した患者の場合、歯周病の管理が必要不可欠であるため、指示どおりの頻度で定期検診に通い歯周組織の検査やクリーニングを受けることが重要だ。

ドクターからのメッセージ

小室 敦院長

歯がボロボロになってしまった方は決して諦めないでいただきたいと思います。他院で対応できないと言われたと話す患者さんも多いですが、実際、矯正治療と歯周病治療、矯正治療とインプラント治療というように矯正治療と他の治療を併用した治療は難しいのも事実です。ですが、当院では、これまで積み重ねた治療経験と技術を生かして適切な治療を提案、実践しています。カウンセリングも実施していますので、悩んでいる方は一度相談に来てください。また、このような状態になると治療も費用も大がかりになりますので、そうならないよう日頃から定期的にメンテナンスへ通うようにしましょう。

小室 敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万8000円~、セラミッククラウン/7万7000円~、矯正/表側矯正:88万円~、歯周組織再生療法/5万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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