全国のドクター9,363人の想いを取材
クリニック・病院 161,015件の情報を掲載(2021年3月06日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 板橋区
  4. 地下鉄成増駅
  5. 成増駅前かわい皮膚科
  6. 河合 徹 院長

河合 徹 院長の独自取材記事

成増駅前かわい皮膚科

(板橋区/地下鉄成増駅)

最終更新日:2020/12/15

20201211 197352 top

2020年11月に開業した東京都板橋区の「成増駅前かわい皮膚科」。河合徹院長は大学病院などで皮膚がんに代表される皮膚腫瘍を中心に幅広い診療経験を積み、またレーザー治療も得意とする。どんな質問にも的確でわかりやすい答えが返ってきて、重い症状を説明するときも柔和な態度が聞く側の不安まで和らげてくれる、まさに患者にとって接しやすい医師を体現するようだ。地域のかかりつけ医として保険診療メインの診療体制を敷く一方、自由診療のメニューも用意し、専用のオペ室で小手術も可能。そんな皮膚科の入り口として幅広い機能を備えたクリニックでめざす診療について、河合院長に語ってもらった。
(取材日2020年12月2日)

内科・外科・救急に幅広くまたがる皮膚科医の道へ

先生が皮膚科の医師になろうと決めるまでの経緯を教えてください。

1

東京大学医学部附属病院の皮膚科に入るまでは、内科と外科の両方に興味が、どの分野で研鑽するか迷う時期がありました。深い理論思考が必要な内科も、卓越した手術手技が必要な外科も、どちらも魅力的でしたね。悪く言えばどっちつかずだったのですが(笑)、そうやって迷っていた中で、皮膚科には内科と外科のどちらの要素もあるなと気づいたんです。皮膚の病気には内科疾患がしばしば隠れていて、内科的な治療を必要とすることが少なくないし、皮膚のできものは外科的な治療で除去する場合も当然出てくる。さらに救命救急の現場でも、いわゆる「人食いバクテリア」による重篤な感染症では皮膚科が先頭に立つこともあると知って、皮膚科への興味が高まっていきました。各分野の幅広い医療が一つの科にパッケージされているところが面白いと思ったわけです。

先生は日本で医師免許を取得する前に台湾大学医学部で学ばれたそうですね。

はい。私は台湾生まれで、整形外科の医師をしている父の都合で1歳の時に日本へ移住しました。成増には10歳から住み始め、中学は自宅から徒歩5分の区立中学校、高校も近所と言っていい埼玉県志木市の学校に通いました。台湾への留学を決めたのは、居心地の良い成増の親元をあえて離れ、海外の大学の厳しい環境に身を置きたいと考えたからです。足かけ7年の医学生生活は、特定の診療科をあまり意識することなく、医学全般を吸収することに専念しました。もっとも、一時的に精神科が面白そうだと思ってみたりと、興味があちこちに向く性格はその頃も変わりませんでしたが(笑)。さらに、台湾の医学教育はすべて英語で行われ、米国の病院で勤務した後に台湾大学で教鞭を取られる先生方も多かったので、英語や中国語による診察能力も養うことができました。

成増を開業の地に選んだのは自然な流れでしたか?

2

そうですね。25年前から慣れ親しんできた街ですし、開業するなら自分にとって最もなじみ深いこの成増で、という気持ちはありました。台湾大を出た後、そのまま台湾でやっていくか、日本に帰ってくるか、それとも欧米に渡ってスタートを切るかでかなり悩んだんです。最終的に日本を選んだ理由の一つは、医療機関の第一線で活躍する医師と医療機器を提供するメーカー企業の協力関係がとても密接で、国際的にも成果を挙げていると感じたことです。毎日の診療で使っている医療用の拡大鏡「ダーモスコープ」も、そうした協力体制から生まれた良い例ですね。日本への個人的な思い入れだけでなく、日本の医療界が持つポテンシャルも日本に腰を据える大きな決め手となりました。そして最終的には、自分が学んだことを還元するなら、身近な存在である地元成増が良い、という考えに至りました。

診断から治療後のケアまでワンストップの対応をめざす

患者さんの年齢層やクリニックが混み合う時間などに目立った傾向はありますか?

3

成増は幹線道路を外れると一面の住宅街で、働く世代とその家族が多く住んでいる地域です。埼玉県との境にあって、振り返れば埼玉とよく言われる地域ですが(笑)、下町的な温かみや落ち着きも感じられて、とても気に入っています。都心のベッドタウンという性格上、日中は仕事で皆さん出払って、夜遅くに戻られるだろうと考え、開業にあたってはやや遅めの時間まで診療に応じられるようにしました。実際に受診される患者さんは今のところ、お勤め帰りの比較的若い会社員の方や、学校帰り、塾帰りのお子さんが多い印象ですね。

先生が考えるクリニックのコンセプトを教えてください。

以前、私の勤務先の先輩医師によく言われたのが、診断が正しいのが何より大事ということでした。「診断が正しくなければ、その先で選ぶ方法を間違えてしまい、必然、正しい治療に結びつかない」というシンプルな理屈です。皮膚科の場合、できものを切り取って病理診断すれば大体は正しい答えにつながりますが、病理検査や手術は患者さんに負担を強いるので、なるべく負担の軽い、痛みを伴わない検査で正しい診断ができるなら、そうした方法を選ぶべきだろうと考えています。ダーモスコープを使用した検査もそうした意味で導入した方法の一つですね。早いタイミングで受診していただき、負担の少ない検査方法でできるだけ情報を引き出して正しい治療方針に導きたい、いわば何かあればまず門を叩く、皮膚の悩みの玄関口として頼っていただけるクリニックにしたいのが私の希望です。

先生は患者さんの時間を無駄にしないというモットーもお持ちだそうですね。

4

はい。適切な診断をして、クリニックで解決が可能と判断した患者さんについては、治療や手術、治療後のケアまでワンストップで対応することによって、患者さんの通院を少しでも楽にしたいと考えています。今は小手術やレーザー治療で対処できるケースも増えているので、通院などの負担や日常生活への影響を最小限にし、患者さんにも喜んでいただけるのではないかと考えています。もちろん、クリニックの検査体制や治療の範疇を越えると判断した場合には、速やかに必要な治療が受けられる病院を紹介しますのでご安心ください。

目的別のレーザー機器を用いて幅広い疾患の治療に対応

先生の得意な治療について教えてください。

20201210 5

勤務医時代、東京大学医学部附属病院では皮膚がんとレーザー治療を主に担当しました。レーザーは黒いあざや青いあざに照射するタイプ、血管の異常による赤いあざに照射するタイプなど種類があって、それらの幅広い機器を使って治療にあたってきました。その経験を生かし、このクリニックでもそろえられる範囲のレーザー機器で治療を行っています。患者さんの中には、長年気にしていたしみを美容目的で取りたいと来院され、調べてみたら悪性腫瘍だったというケースもあります。こうした症例は私が専門的に取り組んできた腫瘍とレーザーの両方に関わるので得意分野と言えますし、そのほか、お子さんの異所性蒙古斑や女性に多い太田母斑などを目立たなくするための施術などもレーザーで対応可能です。

先生は皮膚がんの診療経験が豊富と伺いました。早期発見のためにはどんなことに注意したらいいですか?

そもそも皮膚の悪性腫瘍、皮膚がんという病気への認知度が低いことを、皮膚科の医師として心配しています。以前に比べると皮膚科のクリニックが増えて、例えばご年配の方が「このできもの、随分前からあるんですけど何でしょうか?」というふうに医師に相談しやすい環境になってきました。年齢を問わず、このしみの形は変だなとか、このできものなんだろうなとか、疑問に思うことがあれば、まずは一回相談をしてみてほしいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

6

2020年初冬に開業したばかりの新しいクリニックですが、自分が育った街で、これまで学んできた医学知識で貢献できる機会が得られたことをたいへんうれしく思っています。誠心誠意、皆さんの悩みを解決できるように頑張りますので、どんな小さなことでも構いませんから、皮膚・髪・爪に関するご相談があればいつでもお越しください。ここを選んで良かったと思ってもらえるようなクリニックになれるように努力を続けます。どうぞよろしくお願いします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみの手術/5mmまで:5000円、ほくろの手術/3mmまで:1万円

Access