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武田 寧 理事長の独自取材記事

タケダスポーツ・ビューティークリニック

(福岡市城南区/福大前駅)

最終更新日:2021/05/20

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福岡市城南区にある「タケダスポーツ・ビューティークリニック」が現在のスタイルになったのは2018年。1階では武田寧理事長による整形外科の診療、2階では整形外科のリハビリテーションと、妻である武田りわ院長による皮膚科・美容皮膚科の診療が行われている。サッカー好きが高じて整形外科の医師になったという武田理事長は、これまでも多くのアスリートをサポートするなど、スポーツに特化した診療を展開してきた。今取材では、学生時代、医師になってからと、その時々で今の自分へ導いてくれた恩人と呼べる人との出会いや出来事を思い出し、思わず目頭を押さえる場面も。そんな感謝の気持ちを常に持つ武田理事長に、これまでの道のり、日々の原動力、診療スタンスなど、たっぷりと語ってもらった。
(取材日2021年3月24日)

スポーツと歩める人生を選び、スポーツ整形外科の道へ

ご出身は茨城県だとお聞きしました。

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茨城県のひたちなか市です。小4までいまして、その後は父の転勤で京都へ。小学校の頃はおっちょこちょいのお調子者(笑)。でも、体操教室に始まり、サッカーを習うなど、スポーツが大好きな子どもでした。その頃は医師の夢はまったくなかったのですが、中1の時に父が脳血栓で倒れたんです。3ヵ月ほど入院したものの、処置が早かったので後遺症もなく元気になりましてね。父が回復していく姿を目の当たりにして、医師への夢が芽生えました。といっても、身近に医師がいたわけでもなかったので、どうすればいいのかわからず、とりあえず高校受験に向けてすぐに中3までの勉強を始めたんです。そして高校へ入学し、寮生活が始まったのですが、その初日に忘れられない出会いがありました。

大切な出会いがあったようですね。

4人部屋のドアを開けると、ヘッドフォンでロックをガンガン聞いている子がいましてね。その時にいきなり「お前も医学部行くんだろ?」って言われたんです。その一言で、人生が決まりました。それまで、なりたいと思っても身内に医師はいませんでしたし、難しいんじゃないかと弱気になっていたんです。だから、彼の一言ですごく勇気をもらったんですよね。私は産業医科大学へ進学、結局彼は薬学部へ進学したのですが、社会人になってまた偶然再会。その時に飲みに行きまして、あの時の一言で自分の人生が変わったこと、そして感謝の気持ちを伝えました。彼には本当に感謝しかありません。あの一言がなければ、今の自分は間違いなくいませんから。

そんな人生が変わる出会いを経て、大学ではサッカー部で活躍。卒業後は同大学の整形外科へ入局を。

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ええ、医局で勤務する中、整形外科のうちどの分野に進むべきか迷ったのですが、スポーツと歩める人生がいいと思ったので、スポーツ整形外科を選択しました。医局を辞めてまでその道をめざした背景には、背中を押してくれた先輩の存在があるんです。そのおかげで、東京でスポーツ医学の経験を積むことができ、サッカーをはじめ、アメリカンフットボール部など、勤務医と並行してさまざまなプロスポーツ選手のケアを行うことができました。そして2011年に福岡での開院に至るわけですが、実は独立する気持ちはなかったんです。これもまたご縁なのですが、東京でチームドクターをしていたプロサッカーチームに帯同して、鳥栖に行く予定があったところ、先ほどの背中を押してくれた先輩から連絡をもらいましてね。先輩はすでに福岡で開院されていましたから、福岡で会おうということになったんです。

夢を諦めている人たちを救いたい。その想いが原動力に

その再会が開院へと?

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ええ、その時に福岡でスポーツに特化した診療とオペを手伝ってほしいという話をいただいたんです。最初は月1回のペースで東京と福岡を行ったり来たりしていましたが、徐々に回数が多くなりました。そして、まだ自分は背中を押してもらった時の恩を返せていないなと思っている時に、福岡で独立してみないかという話をいただいたんです。妻も賛成してくれ、その1ヵ月後には福岡に来ていました。もともと独立する気持ちがなかったので、右も左もわからない。そんな私を先輩がサポートしてくれ、しっかりと道をつくってくださったんです。そのおかげで開院することができました。ここで頑張ることが先輩への恩返しになればと思いながら、励んでいます。

実際に開院されてからはいかがですか?

スポーツの世界は非常に厳しく、例えば少年サッカーチームでもどんどん実力のある子が出てきますし、大人のアスリートの世界でもなおさらですよね。でも、私はスポーツを始めたばかりの方から本格的に向き合う方まで、そしてどのスポーツも、どの選手も分け隔てなく診るというのがポリシー。そして、けがで競技を諦めたり、パフォーマンスが落ちてしまう選手を「救いたい」というのが、日々の原動力になっています。生涯現役でスポーツを楽しんでいただきたいですからね。ですので、けがをしても「復帰」を第一に考えた診療を行っています。小さなお子さんであっても、小中高、大学でもスポーツが楽しめるようにしっかり診ます。何より頑張っている子を応援したいですよね。患者さんの年齢層は幅広いのですが、平均年齢は17歳です。

ということは、小さなお子さんも多く来られているのですね。

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ええ、幼稚園くらいからスポーツ系の習い事をしている子も多いですからね。上はシニアのクラスでゴルフをしている方が腰を痛めて来られるケースも。ただ、スポーツに特化していますので、主訴で多いのは下肢の不調。オペも前十字靭帯再建術が多く、午前中は毎日先ほどの先輩の病院で執刀をしています。そのように、クリニックであっても、自らオペができる環境を構築してくださった先輩には感謝しかありません。患者さんも安心してくださいますから。

医療の観点から見立てて問題解決へ導いていくのも役目

術後は、こちらの2階でリハビリテーションを受けるのですね。

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そうです。当院では、患部を守るために、さまざまなトレーニングを行っています。理学療法士が6人、運動器のスタッフが3人、リハビリテーションは約10人のスタッフが患者さんそれぞれのメニューを考え、サポートしています。すぐ近くに福岡大学がありますので、そこでスポーツをやっている選手も多く来院されますね。スタッフも私の思いを理解した上でよくやってくれています。

では、さまざまなスポーツをされている方が来られるのですね。

サッカーをはじめ、陸上、柔道、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボールなど、本当にさまざまです。プロ選手になる夢を持ったお子さんも多いですし、その子たちの夢がかなえられるようなサポートも続けていけたらいいなと思っています。私にも子どもが3人いますので、親御さんの心配する気持ちも理解できます。でも、けがをしているのに試合に出たいと無理を言ったり、思いどおりにならないのが子どもですからね(笑)。そこは無理にならない程度にお互いの妥協点を見つけながら提案をしています。そして、治療は1対1の勝負だと思っています。これは自分が勝てる、つまりベストな結果が出せるなと思えば手術も担当します。しかし、負けを認めるのも勝負では大事。この勝負に挑むのは別の先生のほうがより適している、より良い結果が出せると思えば、迷わず紹介します。そのスタンスはこれからも変わりません。

最後に今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。 

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今後は後進の育成にも取り組んでいきたいと思っています。今は新型コロナウイルスの影響でストップしていますが、以前は年間15回くらい院内外で積極的に勉強会をしていましたので、これから少しずつ再開して医師だけでなくトレーナー育成にも注力したいですね。もしもケガが原因で自分の夢を諦めている方がいたら、まずは来ていただきたいです。私だけで解決できない場合は、これまで培ってきたネットワークを生かし、道を開いていくようなご提案ができるかもしれません。患者さんの問題解決をめざし、さまざまな医師やトレーナーの手を借りながら、適切な方法を見立てていくのも医師である私の役目。諦めずにぜひ相談に来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみの治療(1ヵ所)/3000円(3mm以内)

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