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早期発見で良好な予後が見込める乳がんは
定期的な乳がん検診を

HAKUブレストケアクリニック

(横浜市都筑区/センター北駅)

最終更新日:2025/09/11

HAKUブレストケアクリニック 早期発見で良好な予後が見込める乳がんは 定期的な乳がん検診を HAKUブレストケアクリニック 早期発見で良好な予後が見込める乳がんは 定期的な乳がん検診を
  • 自由診療

乳がんは女性がかかるがんの罹患者数第1位で、40代後半から60代の人に多く見られる。しかし一方で、早期発見・早期治療によって完治がめざせる疾患でもある。そのために重要なのが、定期的な乳がん検診だ。「HAKUブレストケアクリニック」は、今も乳がんに関する先端の医療現場で診療を行う白英(はく・えい)院長が、乳がん検診や乳がん術後のフォローアップなど、女性の乳腺に関することを幅広くカバーするために開院した乳腺専門クリニックである。「40代、50代はマンモグラフィと超音波検査を1年おきに受けることをお勧めします」と語る白院長に、乳がん検診の重要性と検査の流れについて聞いた。

(取材日2025年9月1日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q乳がんの早期発見のために大切なことは何ですか?
A

現代の医療でもがんの予防は困難です。しかし、乳がんは早期に発見・治療できれば良好な予後が望めるがんといえます。転移や再発のないよう適切な治療を受ければ、過度に恐れる必要はない病気なのです。そのために必要なのが、自分の胸を意識する生活習慣「ブレスト・アウェアネス」です。日頃から乳房へ意識を向け、月に1度は胸に触って異常がないかを確認し、定期的に乳がん検診を受けていただきたいですね。進行した状態でがんが見つかるのは、しこりに気づいたのに「どこを受診したらいいのかわからない」と悩み、受診を先延ばしにされた方が多いです。

Q乳がん検診は何歳くらいから、どんな頻度で受けるべきですか?
A

乳がんが増加し出すのは30代からで、罹患のピークは40代後半から60代前半です。とはいえ、若年層や高齢者での罹患も珍しくなく、生涯を通じて9人に1人が乳がんに罹患するとされています。厚生労働省のガイドラインでは、40歳以上の女性は2年に1度の乳がん検診が推奨されていますが、40代、50代はマンモグラフィと超音波検査を1年おきに受けることをお勧めします。家族歴があるなどリスクの高い方は毎年でも良いでしょう。また、自治体によっては補助が出ますので、40歳以上の方が2年度おきに受けられる自治体検診と、自費検診を組み合わせて受診することもできます。詳細はクリニックや自治体にお問い合わせください。

Qマンモグラフィと超音波検査は両方受けるべきなのでしょうか?
A

乳房を薄く伸ばしてエックス線撮影するマンモグラフィは、多少の痛みがありますが、全体をくまなく確認できるとされています。それに対して、乳房超音波検査は、検査を行う医療者によって精度がばらつき、偽陽性が出やすい傾向があります。また、初期の石灰化は超音波検査では見つけられません。マンモグラフィを避け、超音波検査を希望する方もいますが、超音波のみに頼るのは危険なので、適切に組み合わせて検査するのが望ましいといえます。自身の乳房にどちらの検査が適切か、医師に相談してみるのも良いでしょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検診を事前に予約し、受付をする
HAKUブレストケアクリニック 検診を事前に予約し、受付をする

事前に予約を取り、決まった日時に来院して受付をする。検査に際し、飲食などの制限は特にない。当日は、可能であれば上下が分かれた服装で来院したほうがスムーズである。同院ではウェブ経由で24時間予約できるほか、診療時間内であれば電話での予約も可能だ。

2問診票に記入し、着替えをする
HAKUブレストケアクリニック 問診票に記入し、着替えをする

問診票に記入し、検査着に着替える。自治体検診では定型の書式への記入が必要だが、自費で検診を受ける場合は事前にウェブ問診が可能な場合もある。検査の前に視触診を受け、しこりや分泌物の有無、痛みや家族歴などを確認する。

3マンモグラフィ検査
HAKUブレストケアクリニック マンモグラフィ検査

乳房専用のエックス線検査機器、いわゆるマンモグラフィの装置で、数秒間乳房を挟み、薄く平らな状態にしてから撮影する。圧迫時に多少の痛みはあるが、我慢できないほどではないことがほとんどだという。

4超音波検査
HAKUブレストケアクリニック 超音波検査

マンモグラフィが立位での検査であるのに対し、超音波検査は横になった状態で受ける。乳房と周辺に温めたゼリーを塗り、プローブを当てて検査を進める。検査にかかる時間は6〜7分程度。ひどい痛みを感じることはない。

5医師による結果説明
HAKUブレストケアクリニック 医師による結果説明

自費検診の場合は即日、自治体検診の場合は後日検査結果の説明を受ける。自治体検診では、希望により結果を郵送してもらうことも可能である。リスクが見つかった場合、その後、細胞診・組織診などの精密検査や、半年ごとの経過観察を受けることとなる。

ドクターからのメッセージ

白 英院長

乳がん検診はハードルが高いと感じる方もまだ多いようですが、機器の進歩によりマンモグラフィ検査の痛みも大幅に軽減されました。乳がん罹患が多い40代の女性は、子育てや仕事で忙しく、自分のことは後回しにしてしまいがちです。とはいえ、早期発見のためには検診が欠かせません。早期に発見できれば、治療が比較的軽く済む可能性もあります。時期を決め、年に1度は時間をつくって検診を受けてみてください。

白 英院長 HAKUブレストケアクリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診(自費の場合)/8800~1万5400円(税込み) ※横浜市乳がん検診:40歳以上の方は2年度に1度、市から補助が受けられます

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