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寺本 園子 院長の独自取材記事

碧の杜歯科くりにっく

(安八郡神戸町/北神戸駅)

最終更新日:2022/04/01

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北神戸駅から徒歩2分、青をベースとした外壁がひときわ目立つ建物が「碧の杜歯科くりにっく」だ。関西のクリニックなどで研鑽を積んだ、2児の母親でもある寺本園子院長が「小さなお子さんでも怖がらない、歯医者さんらしくない歯医者さんを」と2020年8月に開業した。木の素材を生かした待合室は、まるで北欧風カフェのようだ。大人用診察室からはキッズスペースが確認でき、授乳室やおむつ替え室も備えるなど、子ども連れに配慮した造りが特徴的。子ども用診察室には天井にテレビが設置され、子どもの不安を和らげてくれる。訪問診療にも対応し、内科・外科クリニックとの医科歯科連携も行っている。一般歯科のほか小児歯科、矯正歯科も対応する寺本院長に、クリニックの特徴、小児矯正を始めるタイミングや注意点、訪問診療などについて聞いた。

(取材日2022年3月4日)

老若男女がリラックスできるクリニックをめざす

建物の外観や内装、インテリアに先生のこだわりが感じられますね。

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歯科は、小さいお子さんには「怖い、痛い」というイメージがつきまとい、大人になってもそのまま敬遠される方も多いと思います。そんなイメージを払拭して、すべての世代の方が癒やされてリラックスして通えるような「歯医者さんらしくない歯医者さん」をめざしています。建物は北欧で見られるような、緑の森に囲まれた青の雰囲気ですね。待合室は北欧風カフェを参考に木の素材を生かした内装にして、ゆったりとしたスペースになっていますので、診療前後はフリードリンクを片手にくつろいでいただければと思います。

レイアウトや設備にも、母親でもある院長の気配りが感じられます。

駐車場から診察室までバリアフリー構造で、車いすやベビーカーを利用される方でも移動しやすく、高齢者の方もお子さん連れのお母さんもストレスなく来院できるのではないかと思います。診察室も子ども用と大人用に分け、お子さんが少しでも不安を感じることのないように天井にはテレビを設置。見ながら治療が受けられます。大人用診察室はキッズスペースの隣で、大きな窓ガラスを通してお子さんの様子がわかるようになっていますし、授乳室やおむつ替え室もありますので、小さいお子さん連れのお母さんもぜひご来院ください。

お父さまの内科・外科クリニックとの医科歯科連携もあるそうですね。

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父はここから車で約5分程度の場所で開業しています。医科と連携していることで、例えば局所麻酔を打ったときに、過度な緊張などが原因で気分が悪くなってしまった場合や、注射部位の炎症がひどいなど歯科領域で対応できないような場合、すぐにバトンタッチできるように体制を整えています。現在スタッフは歯科衛生士さん、助手と受付兼任の方を合わせて9人います。子育て中の方もいるので気兼ねなく休みが取れるようにサポートし合えるような働きやすい環境づくりもしています。スタッフも子育て経験のあるお母さんが中心ですので、小さいお子さんの気持ちを気遣ってくれてとても助かっています。

さまざまなメリットがある小児矯正

小児矯正に力を入れていると伺っています。いつ頃から始めるのがいいですか。

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成長によってタイミングは異なりますが、だいたい6歳から7歳くらいで下の前歯が生えてきた時にご相談いただけるといいと思います。ただ、最適なタイミングを見極めることは難しいと思いますので、まず歯が生え始めたら定期検診に来ていただいて、都度相談していただくことがお勧めです。この地域はお子さんの口腔環境への関心が高い保護者の方が多く、最近は歯並びについての相談は増えていますね。検査では、セファロという矯正歯科専用のエックス線機器での撮影を行い、型採りをして歯の大きさを計測します。それによって、今後歯が顎にすべて収まるかどうか、噛み合わせが適切に合うか、受け口になる可能性はあるかなどを診断することになります。矯正器具の装着を嫌がる子もいますので、その際にはお子さんの気持ちやモチベーションを考えながら時期を決めるのが良いでしょう。

口呼吸が歯並びに悪い影響を与えやすいと聞きました。

歯は、頬と舌のバランスの良い圧力で適正な位置に並んでいきます。口呼吸をしている場合、舌の圧力が弱く頬の圧力が強くなり、上顎のスペースが狭くなるのできれいに歯が並びにくくなるといわれています。上顎と下顎では上顎の成長が早く、10歳くらいで止まってしまいます。また下顎は上顎の成長についてくるようなかたちで成長します。ですので、上顎のスペースが小さくなる原因の一つである口呼吸の癖をやめさせるような指導が必要なのです。矯正器具だけでは癖は直りませんので、当院ではMFTと呼ばれる、口の周りの筋肉を鍛えて正しく機能させるためのトレーニングを併用しながら、成長を利用した矯正治療を行っています。

小児矯正のメリットを教えてください。

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実は上顎には真ん中に亀裂が入っていて1期治療では顎の成長を利用し、この亀裂を矯正器具を使って大きく外側に、機械的に広げていきます。これは同時に、上顎の裏にある鼻の空気取り入れ口である鼻孔を広げることにもなりますので、鼻呼吸がしやすくなり口呼吸の癖をやめさせる助けにもなります。費用については、基本的に大人になってから行う2期治療の約半分の費用で済みますし、歯を抜く必要もほぼないです。また2期矯正のように矯正治療後、元の歯並びに戻ってしまう”後戻り”もあまり心配する必要はないでしょう。矯正装置には一般的に固定式と着脱式がありますが、当院では固定式を採用しています。

幅広い世代に親しまれるクリニックでありたい

日頃のメンテナンスや歯磨き指導にも力を入れていると聞いています。

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「乳歯が虫歯になったら最悪の場合抜いてしまえばいい、永久歯が生えてくるから」と考える保護者の方がいらっしゃるかもしれません。ですが、乳歯の頃から歯磨きを習慣づけ、歯磨きの大切さをぜひお子さんに教えてあげてください。また、甘いものを与えすぎないよう生活習慣にも心配りをしていただきたいですね。当院では、初診の際に歯科衛生士が、時間をかけて歯磨き指導や間食の与え方など、お話しさせていただいています。1ヵ月に1回は染め出しをして、磨き残しのチェックをすると良いですね。また、9歳くらいまでは仕上げ磨きを保護者の方がしてあげられると歯磨きの習慣づけになります。ちなみに当院では、メンテナンスという言葉は硬いので予防歯科先進国であるフィンランドにちなんで「moimoiタイム」と呼んでいます(笑)。

訪問診療にも力を入れていらっしゃいますね。

この地域はお年寄りも多く、今は通院できてもいずれできなくなる時がやってくるかもしれません。寝たきりになっても歯科医師のケアが受けられる道筋を最後までつけてあげたいですね。高齢者の肺炎の主な原因は誤嚥によるものといわれていますので、ケアは月2回もしくは4回の口腔内清掃を行って口の中の細菌を減らし、誤嚥性肺炎のリスクを下げることが第一目標になります。また、誤嚥の原因となる食べ物を正常に飲み込む力の維持・改善をめざす指導にも取り組んでいます。

最後に、先生が治療で心がけていることをお聞かせください。

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どの世代でも初診でいきなり治療することはありません。小さなお子さんでもお年寄りでも、まずはじっくりお話をお聞きしてコミュニケーションをとり、心を開いていただけるよう努力しています。小さなお子さんのお口を無理に開いて治療したことで、歯医者嫌いになっては大変です。訪問診療でもお年寄りのお話をしっかり聞いて、歯のケアが心のケアにもつながればと考えています。3世代にわたって地域の皆さんのお口の中をケアさせていただけるような、親しまれる歯医者さんでありたいと願ってます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/40万円~、成人矯正/80万円~

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