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海谷 幸利 院長の独自取材記事

海谷歯科医院

(新宿区/市ヶ谷駅)

最終更新日:2020/01/23

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市ヶ谷駅から徒歩10分の場所にある「海谷歯科医院」のテーマは、「患者に頼られる歯科医院」。海谷(かいや)幸利院長は1996年の開業以来、「患者さんの悩みを解消するための手立てを増やし、個々の治療レベルを最大限に高めたい」と国内外の学会や勉強会に積極的に参加して技術の向上を図ってきた。先端機器であるCTやマイクロスコープも備え、観察対象物を約20倍まで拡大できるマイクロスコープは保険内外でほぼすべての患者に活用しているという。診療時には患者の希望や予算を踏まえて「その人にとって最良の治療」を検討。「患者さんのためにも諦めない歯科医師でありたい」と話す海谷院長に、診療への思いや取り組みについて聞いた。
(取材日2019年1月22日)

患者の悩みを解消するため、常に成長し続けたい

まずは開業までの流れを簡単にお聞かせいただけますでしょうか。

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1996年に開業したので、もう23年になりますね。私は日本歯科大学を1992年に卒業した後、都内の歯科医院での勤務を経て独立しました。今考えると、大学を卒業してから5年ほどで開業したので、どちらかといえば独立は早いほうだったかもしれません。ただ、勤めていた歯科医院は患者さんが多く、短い期間でもたくさんの症例を経験できたので、「独立してもやっていけるのではないか」と考えていました。地域柄もあるのでしょうが、現在の患者層のメインは30~50代の現役世代です。中には「入れ歯が合わない」「他院で治療を受けても良くならなかった」といった少し込み入ったご理由で、千葉県や東京西部などの遠方から電車を使って来院される方もいらっしゃいます。

CTやマイクロスコープも備えているのですね。

ええ。立体画像を撮影できるCT、対象物を約20倍まで拡大できるマイクロスコープは診断と治療の精度を高めるために必要な機器です。しかしながら、「高度な機器があるから良い歯科医院」かというとそうではなく、最も大切なのは歯科医師の診断する力と技術だと考えています。当院は、「あそこに行けば何とかしてくれる」「治してくれる」と患者さんから頼りにされるよう日々研鑽を積んでおります。患者さんと私が良い結果を得られるような治療をしたいと思っています。できる限り諦めない治療をと思っています。私自身ももし医者にかかれば必ずそのように思うと思いますので。患者さんの悩みを解決するためにも、歯科医師として常に勉強を続けて、歯周病治療、根管治療、インプラント治療、噛み合わせ治療などさまざまな治療を高いレベルで提供したいと考えています。

学会や勉強会に積極的に参加していると聞きましたが、成長を続けるためなのですね。

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やっぱり、外に出てすごい人を見るのは大切です。開業医としてクリニックの中にいれば安定はしてますがそれだけだと成長は止まってしまうので、気になる学会や勉強会があれば国内外を問わずできるだけ参加するようにしています。体力的には厳しい時もありますが、世界でどんな治療が行われているのかを知ることはとてもいい刺激になります。海外の歯科医師を見ていて思うんですが、日本の歯科治療のレベルは世界的にも高いと思います。日本人の勤勉さや手先の器用さなどが歯科治療でも生かされていて、海外で開発された治療方法も上手に取り入れています。

マイクロスコープの活用で削る量が減り、速度も向上

診療時に心がけていることをお聞かせください。

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「どうすればこの患者さんのためになるんだろう」と想像しがら対話を重ねることです。私の場合、インプラントなどの大きな治療が選択肢に入る時は、早めにその方のご予算を聞きます。お金の話はお互いにしづらいことかもしれませんが、患者さんのことを考えればとても大事。例えば、「すぐにはインプラント治療を受けるためのお金は出せないけど、貯めて先々は受けたい」という話を聞けたら、他の歯を削らないといけないブリッジではなく、まずは部分入れ歯にして様子を見てインプラントに、といったように、患者さんのお口全体を考えた治療プランを立てています。

マイクロスコープはやはり根管治療を行う際に使っているのでしょうか。

いえ、当院では保険内外問わずほぼすべての患者さんに使っています。マイクロスコープは高額な機器ですから、自由診療として根管治療などの限定された症例に活用している歯科医院が多いと聞きますが、患者さんの治療のことを思うと、できるだけ活用したいと考えています。視力の低い人は眼鏡があればかけますよね。それと同じで、肉眼よりも格段に鮮明に見える機器があるのであれば積極的に活用したい。確かに操作感覚を体得するにはある程度の時間がかかるので、診療効率は一時的に落ちます。でも、経験しないと技術は上がりません。当院ではほぼ全症例に活用してきたことで、むしろ治療速度は上がりました。肉眼で見えないものが見えて、削る量を最小限に抑えられるからです。患者さんの口腔内に優しい治療と考えています。

先ほどおっしゃっていた「諦めない歯科医師」というフレーズは印象的です。

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患者さんの歯を守るためにできることは積極的に治療したい。確かに歯を抜かないといけないことはあります。重度の歯周病などによって歯が機能しておらず、その歯を残していくと周囲の歯にも悪影響を及ぼす場合は、中途半端にごまかさずに「抜いたほうがいい」と伝えます。しかしながら、抜く前にやれることがあればといつも考えています。例えば、親知らずの歯を移植(歯牙移植)するほうが人工のインプラントよりも噛み心地が良いので、患者さんがそこまで希望しているのであれば提案します。歯牙移植は適応が限られるため、親知らずがしっかりとくっつく可能性が五分五分というケースもあります。そんな時は成功報酬でいいと伝えます。私が患者であれば可能性が高くないのに高額な費用を出したくありませんから。

10年後、歯科医師をもっと好きな自分で

ところで、先生はなぜ歯科医師を志したのでしょうか。

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これという理由があったわけではありませんが、もしかすると祖母の影響かもしれません。子どもの頃、祖母が入れ歯で苦労していたのを近くで見ていて「なんとかしてあげたいな」と思っていたので、その思いが歯科医師の道に進んだ理由の1つかもしれませんね。なってからわかったことですが、歯科医師はとてもやりがいのある仕事です。歯科医師として働いて20年ほどたちますが、常に「もっとうまくなりたい」と思っています。できないことがあるのがプロとしてもどかしく思ってしまうんですよ。技術を磨いたり、海外に行って知識を得たりするのは患者さんのためでもありますが、ひいては自分のためでもあるんですね。本当に、日々勉強です。

お忙しい中、休日はどんなふうにお過ごしですか?

家族と外出したり、運動したりして過ごすことが多いですね。5歳の男の子が元気な盛りで、電車や新幹線を一緒に見に行きたいってねだるんですよ。子どもの喜ぶ姿を見るのはいやされます。運動は長年ゴルフを続けていて、1年くらい前からはジム通いも始めました。習慣的に運動を続けていると体が軽くなってよく動くようになるんです。効果を実感しているので健康のためにも適度なトレーニングを続けていきたいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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近年は、虫歯や歯周病の予防を目的に通われる患者さんが増えてきました。予防歯科では歯科衛生士の役割が重要ですが、当院には3人の歯科衛生士が在籍していて、私と同じ方向を向いて丁寧にケアを行ってくれています。私はスタッフの自主性を重視してある程度自由にやってもらうタイプ。といっても患者さんに対して責任感を持って働いてほしいと思っていますし、間違っていることがあればちゃんと指摘します。「私が患者さんを笑顔に」という気概を持っていますから、頼りにしてもらえているのかなと。スタッフに聞いてみないとわからない部分ですが(笑)。今後の展望としては、10年後のクリニックや自分の姿を見るのが楽しみ。歯科医師としての心構えや技術がさらに向上して、何より自分が歯科医師であることをもっと好きになれているといいですよね。そうなれれば、きっと患者さんのお役にもっと立てていられると思いますので。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/メタルブラケット:65万円、セラミックブラケット:80万円、処置料:5000円(月1回)
インプラント治療/インプラント+上部構造(メタルボンド):43万2000円~

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