顎・顔面に起きるさまざまな病状
幅広く対応する歯科口腔外科
二子玉川OM歯科クリニック
(世田谷区/二子玉川駅)
最終更新日:2022/10/12
![二子玉川OM歯科クリニック 顎・顔面に起きるさまざまな病状 幅広く対応する歯科口腔外科](https://prod-df-public.s3.amazonaws.com/uploads/doctormt/img_title_url/8406/top.jpg)
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- 自由診療
虫歯や歯周病の治療を主とする一般歯科に対して、口の中、顎骨、顔面、舌の疾患などを対象に治療を行うのが歯科口腔外科だ。親知らずや埋伏歯の抜歯をするイメージが強いが、実は顎関節症、インプラント手術、ドライマウス、口内炎、ヘルペス性口唇炎、舌痛症、口腔がんなど、診療の分野は幅広い。「二子玉川OM歯科クリニック」の岡村泰斗院長は、口腔外科で扱うほとんどの診療に対応している、歯科口腔外科の専門家。初診の診断が重要という考えのもと、五感と経験と先進の医療機器を駆使して、患者の全身症状と口腔内トラブルの関係性を精査した上で診療計画を立てていく。そんな岡村院長に、口腔外科のかかり方について詳しい話を聞いた。
(取材日2022年9月26日)
目次
口内炎や口腔がん、顎関節症の治療から歯列矯正、入れ歯やインプラント治療まで受けられる口腔外科
- Qこちらではどのように歯科治療を進めていきますか?
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A
▲口腔がんを検査する機械も完備
歯科治療で最も重要と考えるのは、初診時の正しい診断です。患者さんが来院された時点から経験値を踏まえて肉眼と五感を駆使して診断を始めるのですが、これは私のように口腔を専門とする歯科医師の特徴の一つと言えるでしょう。さらに診断の精度を確実にするために、特殊な光で病巣を見やすくする蛍光観察装置、唾液の分泌検査機器などさまざまな医療機器を導入しています。初診時は45分~1時間いただいて全身の症状や生活環境なども含めて問診を行います。治療に関してはまずは主訴の解決から行い、その後は初診で明らかになった問題について説明し、患者さんのご希望に沿って治療計画を立てていきます。
- Qこちらで対応できる歯科治療と口腔外科治療を教えてください。
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A
▲ワイヤレスの機材も完備しており、訪問診療でも活用
歯科診療に関しては、一般歯科から審美歯科まですべて対応可能です。口腔外科の分野では虫歯や歯周病の予防の意味を含めた親知らずや埋伏歯の抜歯はもちろん、顎関節症、口内炎、ヘルペス性口唇炎、舌痛症、三叉神経痛、顔面神経痛や、小さなポリープの切除や口腔がん検診も受けられます。切除したポリープは恩師である大学病院の教授に病理検査を依頼しています。また口腔がんや、難治性の口腔粘膜疾患に関しても、提携している多数の大学病院に紹介させていただきます。さらにインプラント治療、レーザーを使用した切開なども口腔外科の分野です。
- Qインプラントと入れ歯の違いや特徴について教えてください。
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A
▲患者の生活や状況に合わせてインプラントや入れ歯を提案する
インプラントは、まるで自分の歯のように噛むことができ、平均10年と長持ちするのが特徴です。しかしながらむしろ自分の歯以上にしっかりメンテナンスをしていかないと、インプラントに関連するトラブルなどが起きやすいです。入れ歯は取り外しや洗浄という手間がかかりますが、最近は入れ歯も良くなってきており、多くの場合保険適用のため費用面でもインプラントよりは抑えられるでしょう。当院では、基本的に入れ歯をお勧めしていますが、例えば、1本の歯を失って、両隣の健康な歯を削らなくてはいけないブリッジや、入れ歯の着脱が思うようにいかない、あるいは煩わしい場合はインプラント治療をお勧めしています。
- Qこちらでは歯列矯正も行っているそうですね。
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A
▲患者の話を聞きながら、最適な矯正を追求
私個人として矯正に興味があり、知識と経験を積んできました。当院で行えるのは部分矯正とマウスピース型装置を用いた矯正です。例えば1本だけ外を向いている歯に対する部分矯正も可能です。最も力を入れているのは、取り外しが可能で、短期間で部分的な歯列に対してアプローチできるマウスピース型装置を用いた矯正ですね。審美面以外にも、噛み合わせや顎関節症への良い影響も期待できます。ただし歯列全体を動かさなければならないワイヤーでの矯正が必要な場合は、矯正専門のクリニックを紹介させていただきます。マウスピース型装置を用いた矯正とワイヤー矯正のどちらが必要であるかを診断するのも歯科医師の役割です。
- Qどのようなタイミングで歯科医院に行けばいいのでしょうか?
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A
▲定期的なメンテナンスが重要と話す院長
理想的なのは、歯や歯肉が痛くなる前の来院。つまり3~4ヵ月に1度、せめて半年に1度は、不具合がなくてもメンテナンスをしたほうが良いでしょう。理由は、予防歯科の研究で、口腔内のトラブルの発生の危険度が高まるのが、およそ3~4ヵ月の期間で高まる、というデータが報告されているからです。虫歯も歯周病も、静かに進行していくので、痛みを感じた時点でかなり進行している可能性が高いでしょう。しかし定期的なメンテナンスを心がけていれば、虫歯も歯周病も早期に発見できるので、歯に必要以上の負担をかけることなく、発見したとしても少ない治療回数で済むことが多いです。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント手術/20万9000円~、部分矯正/88万円~104万5000円、マウスピース型装置を用いた矯正(1ステップ)/5万5000円~、入れ歯/4万4000円~55万円 ※症例により異なります。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。