阪急京都線の総持寺駅から5分。2020年9月にこちらへ移転してきた「健彰会クリニック 整形外科リウマチ科」。院長の金子元春先生が毎日、エネルギッシュに院内を駆け回っている。恩師の「白衣は子どもを怖がらせる」という言葉を受けて、金子院長も白衣を羽織らない。冬はワイシャツの袖をまくり、夏は半袖のワイシャツにネクタイ姿で診療にあたっている。取材した日に着ていたブリティッシュスタイルのベストは「患者さんの手作りで、プレゼントしてもらいました」と笑う。患者との距離の近さがうかがえるエピソードだ。そんな金子院長に、同院が大切にする3つの診療の柱について、また痛みの治療にはさまざまなバリエーションがあることや、専門領域の治療や理学療法士との連携までじっくりと語ってもらった。

（取材日2023年1月13日）