全国のドクター9,154人の想いを取材
クリニック・病院 160,823件の情報を掲載(2021年4月21日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 吹田市
  4. 北千里駅
  5. さなだ内科・消化器内科クリニック
  6. 真田 徹 院長

真田 徹 院長の独自取材記事

さなだ内科・消化器内科クリニック

(吹田市/北千里駅)

最終更新日:2020/11/06

196361 top

千里ニュータウンの青山台に2020年9月に開院した「さなだ内科・消化器内科クリニック」。院長の真田徹先生はインタビュー中、終始和やかな雰囲気で、自身の学生時代を「優しさが一番の取りえでした」と控えめに表現するとおり、どんな質問に対しても優しく穏やかに回答してくれる姿が印象に残った。真新しい院内は、清潔感ある白を基調としながら、やわらかい印象のブラウンや木目を配し、真田院長の雰囲気にぴったり合う、ゆったりくつろげる空間になっている。オープンしてから3週間ほどの院内で、真田院長に開院に至るまでの経緯や診療内容、専門としてきた消化器内科とこだわりの内視鏡検査、今後の展望などについて、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2020年9月18日)

全身の相談に優しく応えてくれるクリニック

開院されたばかりと伺いました。

1

今月オープンしたところです。ここは昔、妻の祖父が開院していた場所で、閉院してからは住居用としていたのですが、改築して再びクリニックとして地域の方々を診療させていただくことになりました。義祖父の頃の患者さんにご来院いただくこともあり、たいへん光栄に思っております。私自身は、大阪市立大学医学部を卒業し、臨床研修では同大学の附属病院で主に消化器内科と循環器内科の経験を積んできました。その後、大阪大学の消化器内科学に入局し、大阪府済生会千里病院で消化器内科を専門に約10年勤務しました。千里病院では専門分野が細分化されておらず、肝臓や膵臓、食道の難症例を含めて若いうちから幅広く経験を積むことができました。消化器内科の中でも特に、内視鏡の検査と治療を得意としており、当院を開院した今も週に一度、病院に行って後輩への指導をしています。

開院への思いは以前からお持ちだったのですか?

いいえ、実はあまり考えていませんでした。病院に勤務していた頃は、病院でしか診ることのできない比較的重症の患者さんを治療することにやりがいを感じていましたし、今でも病院は非常に大切な役割を担っていると思っています。ただ、病院で患者さんに信頼されると、担当科とは異なる生活習慣病などの相談をされることも多く、その場合はクリニックを紹介することになります。患者さんには優しく接したいと思いながらも、病院の役割を考えて、一定の距離感を保たなければならない点に葛藤がありました。当院では内科全般を扱っており、今は「気になることがあればなんでも相談を」と言える立場なので、性格的には合っているように思います。

こちらのクリニックではどのような相談ができますか?

2

地域の方々にとって身近な、全身を診るかかりつけ医をめざしていますので、風邪・インフルエンザなどの症状や、腹痛・胃もたれ・吐き気などの体調不良、高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症などの生活習慣病、循環器疾患、アレルギー疾患など、なんでもご相談いただきたいです。当院でも吹田市の健診を行っておりますが、各種健診で指摘のあった方のご相談や、内視鏡検査・超音波検査などの精密検査も受けつけています。また、高齢化に伴って心配される骨粗しょう症の検査と治療も扱っています。特に閉経後の女性はリスクが高いため、一度検査をお勧めします。そのほか予防接種も承っていますのでお気軽にお問い合わせください。

つらくない内視鏡検査をめざして

クリニックで行っている内視鏡検査について教えてください。

3

当院では、咽頭・喉頭・食道・胃・十二指腸を診る上部消化管内視鏡検査、いわゆる胃カメラと、大腸内視鏡検査を取り扱っています。がんなどの早期発見につながるため、ぜひ多くの方に検査していただきたいと思っていますが、体の負担や苦痛を心配されている方が多いようです。そのため、当院ではできるだけ苦痛に配慮し、楽に検査を受けていただくことに努めています。胃カメラでは、鼻から挿入する経鼻のカメラで細いタイプを使用し、喉を通る時につらさや吐き気を感じる方に対して鎮静剤をご用意しています。大腸内視鏡検査でも鎮静剤を用いるなどして、痛みや不快感を軽減するよう心がけています。

大腸内視鏡検査は長時間かかってつらいイメージがあります。

検査では、まず大腸の奥までカメラを入れて引き抜きながら観察していくのですが、最初に奥までカメラを到達させるのにかかる時間が人によって異なります。腸の形状や体格・年齢、癒着があるかなど個人差があり、苦痛に配慮しながら手早く行うためには一人ひとりの患者さんに合わせた手技が必要ですが、それには経験が重要だと考えています。私は勤務医の頃から、内視鏡検査に特に力を入れてきましたので、検査でつらい経験をしたことがある方にこそ、ぜひ当院の内視鏡検査を受けていただきたいと思っています。なお、検査後にお休みいただくためのリカバリー室も設けていますが、回復ができるだけ早くなるよう鎮静剤にもこだわっていますので、リカバリー室はあまり長時間使われていない状況です。

検査で見つかったポリープも切除できるのですか?

4

これまで内視鏡によるポリープ切除も数多く手がけてきましたので、当院でも日帰り手術を行っています。目安として、2cm以内の物で複数個あっても日帰りで対応できますが、ポリープの位置と個数などで総合的に判断しています。入院が必要だと考えられる場合には、連携している病院に紹介しています。なお、消化器の疾患ではほかに、ピロリ菌感染、肝炎・肝機能障害、胆石症、膵炎、肝・胆・膵がん、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患の診断・早期発見に力を入れ、必要に応じて病院と迅速に連携をとっています。気になる症状がある方には当院を一次相談窓口としてご活用いただければと思います。

早期発見・早期治療で、近隣住民の健康と暮らしを守る

クリニックのスタッフについて教えてください。

5

看護師と受付事務がそれぞれ5人在籍し、交代制で勤務しています。患者さんに優しく接するというのは私だけでなく、クリニック全体で実践したいと思っていましたが、うれしいことに接遇を大切にするメンバーが集まってくれました。看護師は内視鏡検査について理解が深いので、とても心強く感じています。スタッフ間の情報共有はスマートフォンのアプリケーションで行っており、診療に有益な情報などの意見交換をしています。勉強熱心でクリニックをより良くしたいと思っているスタッフに囲まれて、私自身学ぶところが多くあります。勤務医の頃からチーム医療の大切さは感じていましたが、このスタッフ全員で地域の皆さまのお役に立てればと願っています。

今後の展望についてお聞かせください。

まだ開院したばかりですが、この北千里のエリアや、近隣の豊中市・箕面市などにお住まいの皆さまに、内視鏡検査や消化器についての相談ならここ、と思っていただけるようなクリニックにしていきたいです。吹田市の健診では、便潜血検査で陽性となった方の精密検査を受診する割合が、ほかの再検査と比べて低いそうです。陽性となっても大腸内視鏡検査は受けたくないとお考えの方が多いのだと思いますが、当院が皆さまにとって身近なクリニックとなり、「痛い」「つらい」「苦しい」内視鏡検査のイメージを覆すことができたらと考えています。それによって受診率が向上し、早期発見と治療につなげることができればうれしいですね。

最後に読者にメッセージをお願いします。

6

これまで消化器内科を専門としてきましたが、当院は地域の皆さまが安心してなんでも相談できる身近なクリニックでありたいと考え、内科全般を幅広く診療しています。皆さまの健康と平穏な暮らしを長く守れるよう、病気の早期発見と治療に努めますので、お気軽にご来院ください。また、ほかのかかりつけ医をお持ちの方でも、内視鏡検査のご希望や消化器についてのご相談は承っております。今や胃がん・大腸がんは早期発見できれば完治させることができる病気となっています。当院の内視鏡検査は土曜にも行っていますので、ぜひ後回しにせず、早めにお問い合わせください。

Access