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林 拓二 院長の独自取材記事

はら耳鼻咽喉科明石クリニック

(明石市/林崎松江海岸駅)

最終更新日:2023/06/19

林拓二院長 はら耳鼻咽喉科明石クリニック main

JR神戸線明石駅から車で約8分のところにある「はら耳鼻咽喉科明石クリニック」。院内はポップなキリンをモチーフにした黄色のカラーリングで統一され、耳鼻咽喉科を苦手とする子どもも喜ぶような造りをめざした。中核病院でキャリアを積んだ院長の林拓二先生は、「痛みに配慮して怖がらせないような治療」をモットーに、子どもはもちろん、大人まで幅広い世代を支えている。とりわけスタッフの教育にも注力し、クリニックで働く一人ひとりが意識を高く持ち、患者が安心して通える環境づくりを徹底。とにかく丁寧に説明することで患者に疑問を残さず帰ってもらえるよう気を配っているという。取材では、林院長が診療する上で大事にしていることやクリニックの今後の展望などについて語ってもらった。

(取材日2023年3月24日)

病院嫌いの子どもが怖がらないような治療をめざす

これまでのご経歴についてお伺いできますでしょうか。

林拓二院長 はら耳鼻咽喉科明石クリニック1

当院の院長に就任する前は神戸大学医学部附属病院や神戸医療センター、兵庫県立がんセンター、兵庫県立加古川医療センター、さらには沖縄県立八重山病院といった中核病院で勤務してきました。直近では神戸赤十字病院に6年間在籍し、副部長を務めた経験もあります。外来、入院、副鼻腔炎や扁桃腺の手術など、幅広く経験しました。そこでは一人で副部長を任されていたこともあり、救急対応すべてを一人でこなすような働き方をしていましたので、今後のキャリアを考えたときに、いつかはクリニックで働きたいという思いがありました。こちらで働くことを決めたのには、医療法人結和会の治療方針や「不安を安心に変える診療」という法人理念に共感したというのが大きいですね。

クリニックにはどういう患者さんが多く訪れますか。

近隣エリアにはファミリー層が多いので、6~7割はお子さんです。乳幼児から小・中学生くらいまでの年齢の方が多いですね。相談内容は中耳炎や副鼻腔炎といった鼻や耳の疾患が多いです。また、当院では補聴器に関する外来を設けており、毎週火曜日と水曜日に補聴器の業者さんにも来ていただいています。もともと私も補聴器の相談員をやっていましたので、その専門性も生かせたらいいなと。高齢の方の場合、補聴器を希望される方も多いので、積極的に補聴器の相談に乗ったり、装用のアドバイスをしたりしています。補聴器を希望している方の数に対して、意外と相談できるところが少ないので、喜んでいただければと思いますね。

子どもの患者さんが多いとのことですが、診療中に気をつけていることはありますか?

林拓二院長 はら耳鼻咽喉科明石クリニック2

特に初診の場合、病院は怖いところと思っているお子さんが多いので、できるだけ怖がらせない、泣かせないといった、痛みに配慮した治療を行うように気をつけています。どんな年齢の子に対しても、いきなり治療に入るのではなく、これから何をするのか声かけをしたり、ちょっとずつ様子を見ながら、段階的に処置をしたりするように心がけていますね。最初に強く痛いと思うことをしてしまうと、次から来るのが嫌になってしまいますよね。病院が嫌になってしまうと連れてくるお母さんやお父さんにも負担がかかります。たとえ小さなお子さんでも、人間関係を構築することは大事だと思っています。

スタッフと連携し、より良いチーム医療を提供へ

貴院ならではの強みがあれば教えてください。

林拓二院長 はら耳鼻咽喉科明石クリニック3

クリニック全体で見た時に、スタッフ間で良いチーム連携ができていることが強みでしょうか。患者さんをお待たせしないように、診療室も2つありますので、一つの部屋ではスタッフが問診をしっかり行って、その後私が入ってすぐに診察できるよう、スムーズな連携を図っています。私が診察していて言葉足らずだった場合は、看護師が補足説明をするといったフォローが入りますので、患者さんも安心して帰っていただけると思います。先ほども申しましたが、私が結和会に入職を決めた理由は、理念に感銘を受けたことが挙げられます。「患者さんがもし自分の親や子どもであれば、どのように接するかを常に考える」という当クリニックの理事長の言葉に共感したんです。私もスタッフもそこを徹底しています。

どのようにスタッフ教育をされているのでしょうか。

現在クリニックは医師が私1人、看護師1人、スタッフが10人ほど在籍しています。診療は基本予約制を取っており、スタッフはきちんと余裕のある人数を配置していますので、少し混んだり誰かが休んだりしても問題ないようになっています。人数が少なくなるとスタッフ一人あたりの業務量が増え、疲弊することで院内の空気が悪くなるという悪循環が起きてしまいますよね。人数が十分であれば、適切に作業ができ、仕事も早く終わります。現代社会の働き方にマッチさせていますね。あとは私自身も立場上、高圧的になったり強くあたったりしないように心がけています。実際の指導については、スタッフの中に教育担当がいますので、新しくスタッフが来たときにも、スタッフ同士で教え合っています。意見を言いやすい風通しの良い環境づくりに努めています。

スタッフの魅力はどのあたりにあると感じていますか。

林拓二院長 はら耳鼻咽喉科明石クリニック4

コミュニケーションがしっかり取れて、やる気に満ちあふれている方が多いところですね。患者さんにもこういう処置をしたらいいんじゃないかとか、こういう説明のほうがわかりやすいんじゃないかとか、クリニックを良くしようという意欲的な気持ちをみんなが持っています。一部の人だけが忙しいなどといった不公平さもなく、みんな分け隔てなく働いていますので、良い空気感が患者さんにも伝わっていると思いますよ。以前いた病院ではそういったことは実現できていなかったので、この職場の魅力だと思っています。患者さんに居心地が良いと思ってもらえるようなクリニックづくりをみんなでめざしています。

丁寧な説明で、疑問を残したまま帰らせない工夫を

診療する上で大事にしていることはありますか。

林拓二院長 はら耳鼻咽喉科明石クリニック5

患者さんは何かに困ってクリニックにいらっしゃるので、診療する時には、決して私の知識を押しつけるのではなく、患者さんの話をとにかく丁寧に伺うようにしています。一気にあれこれ質問されると患者さんも困ってしまうと思うので順を追って一つずつ伺っていくよう心がけています。そのあたりは、患者さんごとに特性を見ながら行っています。あとは、できるだけわかりやすく説明するようにしています。なるべく疑問を持ったままお帰りいただくことがないよう、患者さんとしっかりと人間関係を構築できるよう配慮しています。

クリニックの今後の展望についてお伺いできますか。

子どもの患者さんが来ることが多いのですが、一般的に初診でお子さんが満足して帰られると、次はその家族の方が来てくれます。そういうふうに、家族ぐるみで来ていただけるととてもうれしいので、今後もしっかりと診療し、明石エリアの地域医療に貢献していきたいですね。重症の方であれば、専門性の高い近隣の病院を紹介しています。一番近くであれば明石市立市民病院ですが、私がもともと神戸大学医学部附属病院の医局にいたこともあり、神戸市立西神戸医療センターや加古川中央市民病院を紹介することもあります。CTやMRIの検査、入院が必要なケースも多いです。扁桃腺の炎症がひどく、ご飯が食べられない場合や、乳幼児に点滴が必要なときはすぐに紹介します。悪性腫瘍の疑いがあれば、がんセンターや大学病院でしっかりとした検査をしていただいています。地域連携はしっかり取れていると思いますので、ご安心ください。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

林拓二院長 はら耳鼻咽喉科明石クリニック6

耳鼻咽喉科の病気のことで少しでも不安や困り事を抱えているようでしたら、お気軽にお越しください。鼻の詰まりを取ったり、耳垢を取ったりするためだけに通っている方もたくさんいらっしゃいます。患者さんが遠慮することなく、何でも気軽にお話できるよう、環境を整えています。一般的な耳鼻咽喉科の診療のほか、補聴器・禁煙・嚥下に関する外来、睡眠時無呼吸症候群といった治療も行っています。重症でなくても、ちょっとおかしいなと思ったときには、ぜひ当院までご相談ください。

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