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時田 江里香 院長の独自取材記事

上北沢耳鼻咽喉科

(世田谷区/上北沢駅)

最終更新日:2022/08/29

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上北沢駅から美しい木々を横目に3分ほど歩くと見えてくる「上北沢耳鼻咽喉科」。院長を務めるのは、大学病院で初診外来をはじめとして、補聴器、中耳炎・難聴、アレルギー、漢方などの専門の外来で経験を積んできた時田江里香先生。「お子さんから年配の方まで、耳・鼻・喉の悩みに応えるクリニックでありたいと思います」と笑顔で話す時田院長。天井の高い明るい待合室や優しいピンク色のソファーが心を和ませてくれる院内は、車いすやベビーカーに配慮したバリアフリー設計。まるで時田院長の朗らかな人柄が反映されたかのような空間だ。一児の母でもある時田院長は、さまざまな人の立場に立って診療を行う。今回は同院の特徴や時田院長のキャリアなど、たっぷり話を聞かせてもらった。

(取材日2022年7月2日)

幼少期からなじみのある上北沢の街で開院

先生がこのエリアに開院した理由を聞かせてください。

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医師である私の祖父がこの場所で耳鼻咽喉科を開業していたので、上北沢は幼少期からなじみのある場所なんです。そんな地で開院することができて、本当にうれしい限りです。2020年に開院した当院にも、祖父に診てもらっていたという患者さんが足を運んでくださることもあるんですよ。もちろんそれ以外にも、近所の方を中心に、お子さんから高齢の方まで幅広い年代の患者さんがいらっしゃいます。クチコミで来てくださる患者さんも増えているのでありがたいですね。保育園がこの近くにあるので、保育園が終わった後に寄ってくださるお子さんもいらっしゃいますよ。

患者さんの訴える症状はどんなものが多いですか?

耳・鼻・喉を幅広く診ますので、さまざまな症状の患者さんがいらっしゃいます。花粉症の季節になるとアレルギーの方が増えますし、めまいや耳鳴り、蓄膿症、いびきが気になる方、風邪で来院する方も多いですよ。風邪をひいたときは内科や小児科に行くことが多いかもしれませんが、鼻や喉の症状がひどい場合は、耳鼻咽喉科に来ていただけると良いかと思います。吸引器による鼻吸いができたり、喉の奥のほうまで検査できたりと、耳鼻咽喉科だからこそできる処置もありますから。当院はアレルギーの原因物質を含む治療薬を舌下に投与することでアレルギー症状の緩和を図る舌下免疫療法にも対応しますので、毎年花粉症の時期に悩んでいるという方はご相談ください。また、私は身体障害者手帳発行のための書類作成にも対応していますので、身体障害者手帳が適応か否かの判断も可能です。

先生は難聴の診療にも力を入れていると聞きました。

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加齢によって耳が遠くなった高齢の方や、健康診断の聴力検査で気になる数値が出たという働き世代の方などの相談に応じています。まずは検査を行い、必要に応じて補聴器の作成をお勧めするのですが、スムーズに補聴器を作っていただけるように当院と提携している補聴器屋さんを紹介することもできます。補聴器は購入後にメンテナンスが必要になる可能性もあるため、できるだけ患者さんの自宅近くの補聴器屋さんを紹介できるように複数のお店と提携しています。

難聴やアレルギー等の外来での経験を生かして診療

耳鼻咽喉科に進んだ理由や、これまでのキャリアを聞かせてください。

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耳鼻咽喉科に進むことを決めたのは大学の研修期間中です。同じく耳鼻咽喉科の医師であった両親の影響もありましたが、幅広く診られる科に進みたかったという理由もあります。耳鼻咽喉科は内科的な要素もありつつ、手術などの外科的な要素もあるので、どちらもできる医師になりたいという思いもありました。そのバランスが取れているのが、耳鼻咽喉科だと思ったんです。大学卒業後は大学病院に勤務していたのですが、次第に診療以外の業務も増えてきて、もっと患者さんと接する時間を増やしたいと考えるようになりました。ちょうど私生活で出産など、ライフスタイルが変わったこともあり、大学病院を辞めて開院することを決意しました。大学病院では初診外来をはじめとして、補聴器、中耳炎・難聴、嗅覚、アレルギー、漢方などの専門的な外来で経験を積んできました。その経験が、今の診療にも大きく役立っていると思います。

その経験を生かし、治療に漢方も取り入れているそうですね。

よく漢方が使われるのは花粉症ですが、その他にも耳鳴りやめまいなど、いろいろな症状に用いることができます。西洋薬だけではなかなか改善しにくいからと漢方に切り替える方もいますし、西洋薬と漢方薬を併用している方もいらっしゃいます。漢方はとにかく種類がたくさんあるので、組み合わせが大切ですし、患者さんの体質によって合う・合わないもあります。体質や年齢によって、使わないほうが良い漢方もあるんですよ。例えば血圧が上がりやすい漢方の種類もありますので、それを血圧が高い人には処方できませんよね。高齢者には不向きな漢方もありますから、処方する側に知識が必要かと思います。私は大学院で漢方の勉強もさせていただいた関係で、大学病院では耳鼻咽喉科の疾患に限らずさまざまな疾患の患者さんに漢方を処方する機会がありましたので、クリニックでの診療でもお役に立てることがあるかと思います。

先生は留学も経験なさっていると聞きました。

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アメリカのヴァージニア州立大学小児科へ留学して、上気道の炎症などについての研究や、臨床研究をしていました。また、空いた時間に耳鼻咽喉科のカンファレンスや、レジデントの勉強会に参加させていただいたりと、いろいろと勉強させてもらい、とてもいい経験になりました。海外への留学には以前から興味があったのですが、そのタイミングで当時の教授にお声がけいただいたこともあり、留学を決意しました。

地域に密着したかかりつけ医をめざし、患者に寄り添う

本当に広くて明るい院内ですね。特にこだわった部分はありますか?

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ちょうど当院の目の前にきれいな桜並木があるので、それにちなんで院内に設置するソファーも明るいピンク色にしました。あとは、天井を高く設けて開放感のある空間にしました。診療スペースもあえて仕切りをなくすことで、閉塞感が出ないように工夫しています。診療スペースと検査スペースとの間には壁がなく、必要に応じてカーテン等で仕切れるようになっているため、高齢者やお子さんを連れた親御さんが院内を移動しやすいように、院内はすべてバリアフリー設計にしてあります。診察室も車いすやベビーカーのままで入れます。

先生が診療の際に心がけていることを聞かせてください。

常に患者さんの気持ちに立って行動できるように心がけていて、スタッフにもそのように指導しています。特に当院には耳が聞こえにくい方や高齢で少し歩くのが危ない方、めまいがする方などもいらっしゃいます。そういう方々に対して、何かあればフォローできるよう、スタッフも私も気をつけています。男性の先生だと緊張してしまうという患者さんの声も耳にしますので、そういう点では当院は受診しやすいのかと思います。あとは患者さんの話をしっかり聞いて、患者さんのニーズに合わせた治療や検査を提供できるよう、心がけています。また、企業で社員の健康管理等を行っていた経験もありますので、働き世代の患者さんの病気予防や健康維持に対してもアドバイスができればと思っています。

最後に読者にメッセージをお願いします。

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当院には内視鏡やネブライザーなど必要な検査機器は一通りそろっていますし、私が大学病院などでさまざまな患者さんを診てきた経験もあります。ですから、さまざまな悩みに対応できるとは思いますが、必要に応じて近隣の東京医科大学病院、杏林大学医学部付属病院、東邦大学医療センター大橋病院、お子さんであれば、国立成育医療研究センターなど適切な医療機関をご紹介することも可能です。地域に密着した、気軽に受診できる耳鼻咽喉科領域のかかりつけ医として、患者さんの悩みに寄り添えるクリニックでありたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

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