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山崎 豪 院長の独自取材記事

Salus Dental Clinic Kugahara

(大田区/久が原駅)

最終更新日:2020/09/02

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東急池上線・久が原駅から徒歩すぐの「Salus Dental Clinic Kugahara」。院長の山崎豪先生は、東京歯科大学大学院でスポーツ歯科を専門に学び、歯科医師となった現在も歯科技工士の兄と協力しながら論文を書くなど研究熱心な姿勢が魅力だ。診療では予防歯科に力を入れていて、虫歯や歯周病予防といった一般的な予防歯科に加えて、噛み合わせを整えることで体全身の健康を整えることをめざしている。内装のこだわりや院内感染予防に対する取り組み、歯科技工士の兄との連携など、幅広い話を聞いた。
(取材日2020年7月22日)

患者が安心して来院できるよう、感染対策を徹底

木の香りがして、とても居心地の良いクリニックですね。

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コンセプトとしては「歯科クリニックらしくないクリニックをつくろう」というのが大前提にありました。自分が患者だったらどんなクリニックに通いたいかを考えてみたときに、「いかにも歯科医院です」という雰囲気のところは嫌だなと思ったのです。患者さんが歯科クリニックで治療をしていると感じないような空間にすることで、できるだけリラックスしていただけるように、椅子の色やインテリアなどにも気を配りました。

この地域の印象や患者層についてお聞かせいただけますか?

開業前は都内のオフィス街に近い歯科医院での勤務が長かったので、都内の住宅街がどんな感じなのかあまり想像できなかったのですが、実際にはゆったりと落ち着いた地域という印象ですね。患者層としては、開業したのが緊急事態宣言中で在宅勤務や休校中の方が多かったということもあって、当初はファミリー層が中心という感じでした。それが7月に入って少しずつ職場や学校が再開されていくにつれて、平日の昼間は高齢の患者さんが増えてきたと思います。「歯に対する意識が高いかどうか」という点については、どこの地域に行ってもさまざまで、あるエリアで意識が高いというわけではありません。どこの地域でも、口の中がすごくきれいな方もいれば、治療がたくさん必要な方もいますから、それぞれに合った治療をバランス良く提供していけたらと思います。

院内感染予防の取り組みにも力を入れていると聞きました。

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患者さんからは見えない部分ですが、使用済み機器などを扱う場所はスタッフの動線を考慮した一方通行の設計になっています。例えば、診療が終わって汚れた機器はレッドゾーンで洗い、洗ったものは減菌パックに詰めてグリーンゾーンのストック棚に片付けるという感じです。すべてをカラーゾーニングすることで、汚いところときれいなところの空間的な距離感をしっかりと取るということを徹底しています。また、機器を洗うのは医療用の自動洗浄機を使い、スタッフが手洗いしなくても済むようにしているのも特徴です。また、今は新型コロナウイルス対策として、待合室に消毒液と除菌墳霧器を設置し、ドアノブや取手、待合室のソファーなどの消毒・清拭、定期的な換気の実施、患者さん同士の予約が重ならないよう心がけています。その他にも、スタッフは診療前に検温を行い、仕事以外での外出を控えるよう徹底。患者さんが安心して来院できる環境を整えています。

3D顔貌スキャナー導入で高精度の審査・診断をめざす

先生は予防歯科にも力を入れているとお聞きしました。

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「天然の歯に勝るものはない」というのが私の考えで、できるだけ歯を削ったり抜いたりしないで済むようにしたいという思いがあります。そういう意味でも「予防」はとても重要だと思います。当院では虫歯予防や歯周病予防という一般的な予防歯科に加えて、外傷予防というものをプラスしてやっていきたいと考えています。例えば、噛み合わせを治すことによって姿勢の改善、運動機能が向上すると言われていますが、噛み合わせが整っていると、高齢者の転倒予防にもつながるのではないかという仮説もあるのです。これはまだ実証されたわけではないのですが、私自身、大学院時代にはその分野での研究をしていたので、噛み合わせを整えることによって口腔内だけでなく体全体の健康維持にもアプローチしていくことができたらと思っています。

こちらでは3D顔貌スキャナーを導入されているそうですね。

上下の顎と顔貌の3Dデータを取得するための3D顔貌スキャナーを導入しています。これは当院の特色の一つと言えると思います。歯、顎の形や動き方は人それぞれですので、理想的な位置というのは顔のさまざまなパーツを参考にして決定されていきます。従来の方法では、技工士は患者さんの顔を見ることも、顔の形を知ることもできないわけですから圧倒的に情報が足りないのです。導入することによってこうした問題を解決でき、技工士は患者さんの顔のデータがあることによってよりクオリティーの高いかぶせものなどを作ることができるようになりました。また、今まで目に見えていなかったところが3Dデータによって見えるようになったことで、より制度の高い審査・診断も可能になったと思います。

現在も診療と並行して論文を書いていると聞きました。

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もともと研究が嫌いではないのだと思います。私は学生時代から人と同じことをやるというのが好きではなかったんです。あまのじゃくなのかもしれないですが、人がやっていないようなことをやってみたいという思いが常にありました。歯科医療というのは今もって未知の部分がたくさんあって、それを誰かが研究・探究をすることで新しい発見があります。そういうところを探していくことに面白さを感じています。特に、自分がこれまで専門としてやってきたスポーツ歯科に絡めながら、誰もやっていないことをやってみるのが楽しいですね。

歯科技工士の兄と協力し、満足度の高い治療を提供

先生が歯科医師をめざしたきっかけは何ですか?

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父方の祖父が内科の開業医をしていて、その影響もあって将来は医療系に進みたいという思いがもともとありました。大学は歯学部と医学部の両方を受験したのですが、医学部は落ちてしまって、合格したのは歯学部のほうでした。そのまま歯学部に進学をするのか、浪人をして医学部をめざそうか迷ったのですが、当時兄がすでに歯科技工士になっていたので、自分が歯科医師になれば将来一緒に仕事ができるのではと考えて、歯学部に進学することに決めたというわけです。

お兄さまとはどのような関係ですか?

兄が咬合測定器のインストラクターをしているということで、わからないことを相談することも多いですね。兄は2年間アメリカやドイツ、ロシアで審美歯科の勉強をしていて、日本とは違った環境で歯科技工士として働いていたので、その兄の話を聞くことはたいへん勉強になります。私自身も歯科医師としてまだまだ腕を磨いていきたいと思っているのですが、兄は客観的に厳しい意見を言ってくれることも多いのでありがたいと思います。海外では歯を作るときに積極的に「こういう歯にしてほしい」という意見を言う方が多いのですが、日本では皆さん「お任せします」という方がほとんどです。今後は、実際に兄に当院へ来てもらって、患者さんと細かい相談をしながら一人ひとりが理想とする歯を作ることができたらと考えています。そういう面でも、兄と手を取り合って協力していきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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歯周病や虫歯の予防というのは個人で何とかするというよりも、家族ぐるみで何とかすることが大切です。例えば、お子さんが虫歯にならないようにするには、お父さんとお母さんのお口の中の状態を良くしていないと、お子さんの虫歯のリスクが高くなってしまいます。予防歯科の考え方としては、「家族を診る」ということが大切です。そのためには、地域に根差し、年代ごとに応じた一歩踏み込んだ診療を提供して、ご家族全員が幸せになっていただけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/35万円~、成人矯正/80万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/100万円~、インプラント治療/オペ代:30万円(サージカルガイド、第三者機関の保証料を含む)補綴:20万円~、マウスガード/1万3000円、3万円、6万5000円の3種類※その他ご要望によりオーダーメイド加算あり

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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