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伊沢 博美 院長の独自取材記事

神宮外苑Woman Life Clinic

(渋谷区/外苑前駅)

最終更新日:2022/12/21

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東京メトロ銀座線・外苑前駅に降り立ち、しゃれたレストランやハイセンスなアパレルショップが並ぶ表通りを進むとたどり着く「神宮外苑Woman Life Clinic」。ホワイトとブラウンを基調とした院内は清潔感があり、ゆったりと過ごせる空間だ。迎え入れてくれたのは、やわらかい雰囲気をまとう伊沢博美院長。女性内科診療や漢方薬治療のほか、エイジングケアの相談まで、女性の悩みに幅広く対応している。卵巣機能低下に対する再生医療に関する論文を読むなど、日々勉強を続けている伊沢院長にクリニックのコンセプトや診療のスタンスを聞いた。

(取材日2022年8月22日)

女性の悩みや不調に寄り添い、人生が輝く医療を

クリニックのコンセプトを教えてください。

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保険診療も自費診療も医療です。保険診療には多くのエビデンスに裏づけされた治療提案が、自費診療には新たな治療の選択肢が増える良さがあります。提案できる医療の中から、医学知識をベースに患者さんに幅広い選択肢を提供したいとの思いでクリニックを開業しました。外苑前というエリアにご縁はなかったのですが、おしゃれなお店が並ぶ一方、イチョウ並木や公園があり、緑豊かで空気がきれいで、とてもすてきな街だと感じています。大通り沿いという立地なので、狭い路地に入るのを避けたい女性の患者さんも安心して通院していただけると思います。

どのような患者さんが来院されていますか?

30代後半~50代の女性が多く、主訴のほとんどは更年期障害による体調不良です。そのほか、生理不順やPMS(月経前症候群)に悩む20代、30代の女性も受診されます。更年期の患者さんの中には関東近県、九州など遠くからお問い合わせ・来院いただく方もいらっしゃいます。まず漢方薬の処方やホルモン治療などを受けていただき、経過を見ていきます。ステップを踏みながら、一人ひとりに適した治療法で進めていくよう心がけていますね。また、女性特有のお悩みをリラックスしてお話しいただけるように、スタッフも私を含めて全員女性で対応しています。といっても、フレイル・プレフレイルに関する悩みについては、要望があれば男性の方も対応しています。男性患者さんと女性患者さんの診療時間が重ならないよう配慮しているので、気負わず来院してもらえたらうれしいですね。

エイジングケアにも対応されているそうですね。

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はい。45~55歳くらいの更年期はお肌の老化が気になる年代でもあり、更年期の症状で通院されている患者さまから「実は肌のトラブルに悩んでいるんです」と相談されることもあります。美容医療に興味があるものの、専門の医療機関を受診するのは敷居が高いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。当院の場合は、まずは倦怠感やほてりなど体の不調の相談・治療からスタートして、あらためてお肌の悩みを相談することもできますので、安心して治療を受けられるのではないでしょうか。肌の状態が気になるけれど、どのような治療を受けていいのかわからない方にも、一人ひとりのお悩みとご希望をお伺いしながら、提案やアドバイスに努めています。

さまざまな分野に興味を持ち、知見を広げてきた

先生は放射線治療についても専門に研鑽されてきたそうですね。

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はい。進路を迷っていた時、ちょうどテレビで放射線治療の特集番組を見て「これだ」と直感が働いたんです。実は私、痛みも血も大の苦手。傷痕やダウンタイムがなく、体への負担が少なく済む治療に携わりたいと思いました。当時放射線治療は今ほど一般的ではなく、高精度の機械が出始めていた時期で、これからの医療技術という点も魅力でした。今後研究や臨床試験が進めば、きっと希望を持てる患者さんが増えるだろうと感じ、放射線治療をとことん極めようと、大学卒業後は順天堂大学の大学院で腫瘍放射線医学を学びました。

再生医療分野についても興味をお持ちだとか。どのような点に惹かれたのですか?

夢や希望があると思ったんです。これは放射線治療に出会った時の感覚と似ていますが、日進月歩で革新的とも思える医療技術に可能性を感じました。再生医療を知ったのは、がん治療をメインに行うクリニックに勤めている時です。そこで幹細胞を使った再生医療について知る機会があり、これは薬物療法や手術で回復できなかった患者さんにとって、一筋の光になり得るのではないかと思うようになりました。また、再生医療は美容の面でも注目が集まってきています。がん治療を行っている患者さんには皮膚の炎症で悩まれる方が多く、医師としてやりきれない思いがありますから、そういった方にも役立つものになればと思っています。過剰な期待もあり、情報が入り乱れて誤解されていることも多いので、正しい知識を広めていきたいとも思いますし、今後エイジングケアのサポートもできるようになればいいですね。

不妊に悩むんでいる患者さんもいらっしゃるのでしょうか?

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そうですね。当クリニックは不妊治療が専門ではなく、卵子凍結や人工授精・体外受精のお手伝いができるわけではありません。採血による卵巣機能検査で卵巣の状態を調べることは可能ですが、基本的には不妊治療専門のクリニックへ通っていただき、当クリニックは一部をサポートする役割だと思っています。不妊治療で長年悩まれている方や、卵巣機能に不安がある方は一度ご相談ください。

肩肘張らず、リラックスして話ができる雰囲気づくりを

患者さんとはじっくりお話をする診療スタイルとお聞きしました。

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患者さんの心の声を逃さないよう耳を傾けています。勤務医の時は、限られた診察時間の中で何人もの患者さんを診なければならず、一人ひとりと深い関係を築くことができませんでした。それがとてももどかしくて、反省点にもなっています。ですから開業したら、真摯に向き合える診療スタイルにしようと考えていました。診察室は動物の写真やオブジェを飾って、リラックスできる雰囲気づくりをしています。お茶をするような感覚で肩肘張らずにお話ししていると、問診票だけではわからない意外な発見があるものです。また決めつけたり、簡単に診断したりしないよう心がけています。最近はネットでいろいろなことが調べられ、ご自分で判断される方が増えていると思います。当たっていることもあれば、外れていることもあります。よくお話を伺い、なぜそう思うようになったのかその方のご意見を尊重しながら、納得できる治療法や解決策を提案するよう努めています。

今後の展望についてお聞かせください。

まずはこのクリニックに通う患者さんに選択肢を与えられる存在でありたいです。幅広いお悩みに応じているつもりですし、治療法にはそれぞれにメリットがあるので、患者さん自身が納得できる治療法を一緒に見つけていきたいですね。また医師としては、再生医療の認知拡大に貢献したいと思っています。再生医療に使う幹細胞は、脂肪や骨髄など体のさまざまな部分に存在しますが、実は女性の月経血の中にも多く含まれています。月経血由来の幹細胞を用いた再生医療の研究もされています。私も、今後も研鑽を積み、論文を発表していく予定です。そして再生医療のことを多くの人に知ってもらいたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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人は平等に年を重ねていくものですが、やはり少しでも若く見られたいですし、健康でいたいものですよね。当クリニックでは月経トラブルや更年期障害の治療はもちろん、エイジングケアの相談にも応じています。クリニックでエイジングケアの相談が初めてという方にも、ぜひご相談いただきたいですね。女性患者さんには女性の医師に診てもらいたいと思う方が多いと思います。私自身も身を持って女性ならではの体の不調を感じることがありますから、一人ひとりの患者さんの悩みや不調に寄り添える部分があると思っています。周囲を気にせずお話しいただけるよう、プライバシーが守られた空間を用意しています。気兼ねなくお体のお悩みを打ち明けてください。

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