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永井 崇博 院長の独自取材記事

ながい内科循環器内科クリニック

(箕面市/箕面駅)

最終更新日:2020/06/30

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大型ショッピングモールの北向かい、クリニックビル3階に2020年5月に開院した「ながい内科循環器内科クリニック」。院内には大きな窓があり、待合室に面した広い庭にも待合スペースがある。院長の永井崇博先生は、日本循環器学会循環器専門医や日本内科学会総合内科専門医の資格をもつドクター。心臓血管疾患や生活習慣病のほか、一般内科まで幅広く診療。未病段階の診療や予防にも力を入れ、超音波検査や血圧脈波検査、骨密度検査など各種検査や健診を実施している。検査で異常はないが体の不調で困っているという患者には、保険診療内で漢方処方も行う。「少しでも気になることがあれば、なんでも相談してほしい」と笑顔で話す永井院長に、開院にかける思いから今後の展望まで、幅広く話を聞いた。
(取材日2020年5月11日)

循環器内科から一般内科まで幅広い診療と漢方が強み

最初に、先生が医師を志されたきっかけを教えてください。

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私自身、子どもの頃は病弱で、しょっちゅう風邪をひいたり、体調が悪くなっては小児科に通っていました。そこの先生は何か体調で困ったことがあればなんとかしてくれるという信頼感があり、「先生みたいな医師になりたい」と小学生の頃から医師をめざすようになりました。大阪医科大学へ入学した当初は小児科を考えていたのですが、研修医の頃に経験した循環器内科で、心筋梗塞などで倒れて運ばれてきた方がカテーテル治療を経て、無事に帰っていく姿を見て、循環器内科は内科の中でも命に直結し、命の危険を救える科であると感じて選びました。卒業後は京都大学医学部附属病院や三菱京都病院、関西電力病院、箕面市立病院の循環器内科で狭心症、心筋梗塞などの心臓血管疾患に対するカテーテル治療を数多く経験しました。

開院の経緯や箕面という場所を選ばれた理由をお聞かせください。

勤務医としてやりがいを感じる日々を送っていましたが、30代半ばになり「かかりつけ医として患者さんに寄り添い、地域を支える医療がしたい」と考えるようになり、40歳での開院を意識するようになりました。私は豊中出身ですが、箕面は祖父や親戚の家があり、幼い頃からよく訪れていたなじみ深い場所だったこともあり、ここで開院しようと思いました。それに、2023年に開業時期が延びましたが北大阪急行線の箕面萱野駅ができる予定で、街が活性化されることも大きかったですね。また、このエリアには循環器内科のクリニックが不足していると聞き、貢献できればと考えました。そして、箕面市立病院に勤務しながら物件を探したのですが、この場所は新しくできる箕面萱野駅から近く、3階ではありますが待合室に面して庭が造れますし、箕面山を望む眺望が気に入って決めました。ちょうど40歳で開院することができました。

庭にも待合スペースがあり、感染症対策を徹底されているそうですね。

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皆さん待ち時間は好きではないと思いますので、当院は待ち時間もリラックスいただけるように、待合室から自由に行き来できるも庭も待合スペースとして利用していただけます。秋になると箕面山の紅葉も楽しめますよ。私も天気の良い日にここで休憩するのですが、開放感があるのでリフレッシュできます。最近は、院内感染を心配される患者さんも多いと思いますが、当院は屋外の待合スペースも含め、広々とした空間を用意しています。院内は常時換気を行い、空気清浄機を設置し、診療スペースもこまめに消毒するなど、感染予防対策を徹底して行っています。

クリニックの特徴や診療で心がけていることを教えていただけますか。

診療内容はこれまでの循環器内科の専門家としての経験を生かし、心不全、心臓弁膜症、不整脈などの心臓疾患の診療をはじめ、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常などの生活習慣病の相談や管理、風邪や腹痛などの一般内科まで、総合内科として幅広く対応しています。検査では診断がつかない未病に対しては、漢方も取り入れながら、その患者さんにとって最適と考えられる医療を提供しています。診療では患者さんの食事や生活習慣など生活スタイルや希望をしっかりお聞きしながら、わかりやすい丁寧な説明で診療方針を提案するように心がけています。さらに詳しい検査や入院が必要な場合は、連携している箕面市立病院など、高次医療機関に速やかにご紹介します。

超音波検査や血圧脈波検査で早期発見や予防にも注力

どういった患者さんが多いですか。

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今はこれまで診療してきた心臓血管疾患の患者さんが多いのですが、一般内科においてはお子さんから高齢の方まで幅広い印象です。例えば、動悸、息切れ、むくみ、胸の痛みや違和感、疲れやすい、脈が飛ぶ、血圧が高い、下肢のむくみなどの症状がある場合は、不整脈や狭心症など心臓血管疾患の可能性があります。心臓は命に直結する臓器なので、早めの検査、対処が大事なので、気になる方は気軽にご相談ください。まだ開院して間もないのですが、冷え性や疲れやすさ、じんましんなどの症状でお困りの方から漢方に関するご相談も受けています。

漢方も取り入れるようになった理由を教えてください。

これまで循環器内科で診療した患者さんで、疲れやすい、ふらつきが強い、体が冷えるなどの症状があるのに検査しても異常がない場合は、西洋医学では対処する薬がないので様子を見ることしかできませんでした。こうした症状で困っている方が多かったため、「なんとか改善する可能性の幅を広げたい」と東洋医学の漢方を学び、取り入れるようになりました。肩こり、冷え、のぼせ、食欲不振、手足のしびれ、疲れなど、なんとなく調子が悪い未病には、患者さんお一人ひとりの体質や体調に合わせて保険診療内で漢方を処方しています。

超音波検査などで早期の診断や予防にも力を入れているそうですね。

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健康面で気になることがあるけれど、大きな病院で検査を受けることを迷っているという方に気軽に検査を受けていただきたいので、超音波検査や血圧脈波検査は一般の病院と同程度の検査ができるように、精度の高さにこだわって設備を整えています。特に超音波検査は、腹部、頸動脈、甲状腺、心臓の評価が可能で、放射線を使用するエックス線やCTのような体への負担がなく、どなたでも受けていただけます。血圧脈波検査は動脈硬化の程度を調べることができるので、何か病気が隠れていないか予測ができます。そのほか、骨粗しょう症の程度を調べる骨密度検査なども対応しています。定期的な各種検査による早期発見で、大病につなげないことが健康寿命を伸ばすことにつながると考えています。

かかりつけ医として地域に貢献したい

スタッフの笑顔が優しくて温かい雰囲気ですね。

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受付や看護師は常勤で3人在籍しています。これまで仕事仲間だった信頼できる方ばかりで、患者さんへ笑顔でお声がけしながら、リラックスできる雰囲気づくりを心がけてくれています。また、超音波検査を専門とする技師も着任する予定です。これからさらにスタッフと連携を取りながら、地域の患者さんと長く付き合えるクリニックにしていきたいです。

今後取り組みたいことなど、将来の展望についてお聞かせください。

新型コロナウイルスの流行をきっかけに、オンライン診療へのニーズもあると感じていて、導入も今後考えていきたいと思っています。また、患者さんからのご希望があれば、地域のケアマネジャーと連携して訪問診療も対応して、地域に根差した愛されるクリニックをめざしていきたいですね。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのようにお過ごしですか?

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開院前はよくゴルフにも行きましたが、5歳と0歳の子どもがいるので、今は子ども中心の休日ですね。もう少し落ち着いたら家族旅行に行きたいです。

読者の皆さんにメッセージをお願いします。

心臓血管疾患や動脈硬化などのなり始めは症状が出にくいためわかりにくいのですが、悪化すると頻繁に病院に行かなければならなくなったり、手術が必要になったり、生活に制限ができるなど、今後の人生に大きな影響が出てきます。40代、50代の若いうちに心臓や血管のチェックを行い、生活習慣病の管理や未病段階での受診など体のメンテナンスを始めることで、80代、90代になっても大病にならずに健康寿命を保つことができると思います。地域のかかりつけ医として健康全般のサポートをしていきますので、お子さんからご高齢の方まで気になる症状があれば、ご相談いただければと思います。

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