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矢谷 達樹 院長の独自取材記事

たつきクリニック

(新宿区/新宿駅)

最終更新日:2020/04/01

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新宿駅の西口から徒歩7分、西武新宿線の西武新宿駅と地下鉄大江戸線の新宿西口駅からも近いビルの2階にある「たつきクリニック」は、開院から20年を迎えるレディースクリニック。かわいらしいぬいぐるみが置かれた待合室や明るい光が差し込む診察室など、院内はアットホームでほっとできる空間だ。婦人科だけでなく、内科、皮膚科、禁煙の相談など幅広く診療する同院。長年、婦人科医療に携わってきた矢谷達樹(やたに・たつき)院長は、新宿区医師会の理事を務め、会報誌の執筆も行うなどマルチなベテランドクターだ。料金設定や保険診療のクレジットカード決済、院内処方、オンライン診療の導入など、患者の利便性を考えた体制を整えていることも特徴の一つだ。優しい表情で診療に応じる矢谷院長に話を聞いた。
(取材日2019年3月7日)

患者の利益を第一に考えるレディースクリニック

クリニックを開院されたのは1999年と伺っています。

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大学の医学部を卒業後、東京女子医科大学の産婦人科に8年間勤め、その後は都内のクリニックに勤務していました。15年以上勤務医をしていましたので、開業医としては決して早いスタートではありませんでしたね。勤務医時代は夜の当直があって丸一日眠れないことも多く、本当に大変な日々でしたが、おかげでさまざまな症例を診ることができました。それはそれで充実した日々でしたが、勤務医の場合は薬を出すときなども自分の考えだけでは選べませんから、「自分の治療方針をそのまま貫きたい」という気持ちはありましたね。それなら自分でクリニックを始めてみようと思い開院に踏み切りました。

こちらの医院の特徴を教えていただけますか?

婦人科を中心に、内科、皮膚科の診療を行うクリニックです。比較的若い患者さんが多く、婦人科では不正出血、月経痛、月経困難症、月経前症候群などの症状で来院される方が多く、それに対するピルの処方も行っています。ピルは嫌だとおっしゃる患者さんもいるので、漢方薬の処方もしています。意外と漢方薬なら受け入れるという人も多いですね。薬の処方は院内で行いますので、処方箋を持って外部の薬局に行く手間がありません。軽度の子宮頸部異形成であれば、CO2レーザーを用いた日帰り治療も可能です。他院で手術と言われた場合でも対応できるケースがありますので、ご相談いただければと思いますね。 お子さんと一緒に来られるお母さんも多いので、子どもたちには小さいシールをあげるなどしています。基本的に男性と女性の待合室は分かれていますが、つき添いで来られる男性は一緒に入っていただくこともできます。

院内処方には利便性以外にもメリットがあるのですか?

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当院では、アフターピル(緊急避妊ピル)の処方も行っているのですが、これは服用に緊急を要するものです。院内で薬をお渡ししてすぐにその場で服用してもらっています。インフルエンザなども、診断されてから抗インフルエンザウイルス薬をもらいに行くために院外の薬局へ行けば、その間にいろいろな人と接触して感染の可能性をつくってしまいます。薬剤師さんにもリスクが伴いますし、薬局でもらった薬を家へ持ち帰ってから服用するのでは、帰路でさらに感染を広めてしまうリスクがありますよね。当院ではウォーターサーバーを設置しているので、院内で薬を飲んで帰っていただくことができます。

誰もが安心して受けられる医療をめざした体制づくり

内科や皮膚科の診療ではどのような患者さんが来られるのですか?

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内科では風邪の諸症状やインフルエンザ、予防接種や禁煙の相談ですね。皮膚科に関しては多汗症のボトックス治療を行っています。以前は保険適用外だった多汗症の治療ですが、今は保険が適用される場合もあり、悩んでいる方にはとても喜ばれています。しかも、当院では保険診療でもクレジットカードでのお支払いに対応しています。これはクリニックではまだ少ないと思いますね。また、ここは中野区、杉並区とも連携していて、新宿区を含め3つの区のがん検診が可能で、検診結果は患者さんに郵送でお届けしています。再来院する必要もなく、10日ほどでお手元に結果が届きます。

こちらではオンライン診療を導入されているそうですね。

オンライン診療は、常に5年先のクリニックレベルをキープしたいという思いから導入しました。患者さんが予約するとメールが届き、指定された時間にこちらからテレビ電話で呼び出します。患者さんは家または薬局にいて、例えば高血圧の薬を処方する場合は、そこで血圧を測ってもらい、何も問題がなければ薬を処方します。当院では、ピルの処方をメインとした自費診療でオンラインを活用しているので、院内で処方したピルはここから郵送しています。最近では、禁煙の相談もオンライン診療の候補に挙げられています。

先生が診療で大事にされていることは何ですか?

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当院では、なるべく多くの方が診療を受けられるように、料金設定にも配慮しています。よくスタッフに「本当にこれで良いんですか?」と言われることがあるほどですが、患者さんの中にはお一人で子どもさんを育てている女性もいらっしゃいますし、どなたでも安心して治療が受けられるような料金設定が必要だと思っています。正しい医療を適正料金で提供することを心がけ、西新宿の婦人科の医師の一人として、患者さんの気持ちに寄り添った診療を続けていきたいと思います。若い方の中には婦人科に行くことをためらう方も多いので、気軽に来ていただける雰囲気も大事にしています。

医師会の活動で自身のスキルもアップデートを図る

先生が医師の道を選ばれたきっかけを教えてください。

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叔父が開業医をしていましたので、小さい頃から医師の仕事は身近に感じていましたが、私が医師になろうと決めた直接のきっかけは、自分自身の入院体験でした。5歳の頃に急性腎炎を患い、親元から離れて1ヵ月間入院したのですが、そのときの記憶が今も鮮明に残っています。当時の入院先の病院には小児科の先生が本当に少なくて、入院中に主治医の顔をほとんど見かけませんでした。その経験から「自分が大人になったら医師になろう」と、自然に思うようになりこの道に進みました。

先生は新宿区医師会の理事であり、編集委員もされているのですね。

開業医になると勉強するチャンスが少なくなると思いますが、医師会に入っているとさまざまな医療情報を得ることができます。講演会や勉強会、医師会の懇親会などに出かけ情報を収集し、編集委員として取材をする。それを原稿にしてまとめ、月に1回会報誌を発行しています。写真撮影もしますし、講演会の内容はその分野の専門の先生に目を通していただいてから掲載しています。また、新宿区医師会にはヨガとフットサルの同好会があるので、自分自身の健康のためにできるだけ参加するよう努めています。そこでまた他科の先生とお話しする機会を得ることができるので、新しく発売された薬のことや治療のことなど、専門の先生方の生の声を聞くことができ勉強になりますね。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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女性は30歳を過ぎると女性ホルモンが低下してくる傾向にあるため、年々、疲れやすいと感じることも多くなると思います。しかし、「もう歳だから」と思い込んではほしくないですね。僕は時々観劇に行くのですが、ある女優さんが引退されるとき「努力した後に楽しみがあるから、今頑張れる」とおっしゃっていた。それは、何歳になっても言えることだと思いますね。いくつになっても何か楽しみを見つけてもらいたい。僕は婦人科ですが、そういう精神的なことも啓発していきたいですね。当院に来て、ちょっと話をして良かったなと思っていただく。そして、その患者さんがまた話しに来てくだされば良いなと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

低用量ピル/1900円~、アフターピル/3000円~、がん検診/5000円~

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