全国のドクター8,942人の想いを取材
クリニック・病院 160,870件の情報を掲載(2021年7月27日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 箕面市
  4. 千里中央駅
  5. 辻川眼科
  6. 辻川 薫 院長

辻川 薫 院長の独自取材記事

辻川眼科

(箕面市/千里中央駅)

最終更新日:2021/04/09

20210317 194366 top

箕面市船場西の住宅街に、2020年2月に開業した「辻川眼科」。戸建て住宅のような外観で、院内はプライベート空間を思わせるアットホームな雰囲気だ。院長の辻川薫先生は、小児眼科を中心とした一般眼科の診療に従事してきたベテラン医師。特に乳児から小児までの眼科診療に尽力してきた経験から、小児眼科を得意としている。同院では患者に寄り添う医療をモットーに、小児から高齢者までに対して幅広い眼科診療を提供。めざすは「なんでも相談してもらえる地域の先生」と、明るく飾らない対応で日々の診療に取り組んでいる。今回はそんな辻川先生に、同院の診療について詳しい話を聞いた。
(取材日2020年3月6日/再取材日2021年3月4日)

小児眼科を中心に全世代の悩みに応える診療を提供

こちらのクリニックの特徴は何ですか?

20210408 1

一般眼科として広い年齢層の患者さんを診察していますが、もっとも得意としているのは小児眼科の領域です。赤ちゃんや小児を含め、全世代を診ることができる点は、当院の強みですね。勤務医をしている頃から、0歳からご高齢者までの診察や手術を含めた治療に携わってきましたから、地域の開業医として患者さんをどこまでフォローするべきかを適切に判断しています。もしも専門的な治療が必要だと判断した際は、その分野を得意とする先生を紹介することができますので、安心して相談に来ていただければと思います。

小児眼科の診療について教えてください。

お子さんの月齢や年齢によって発達状況が異なるため、それによって診療の対応方法も変わってきます。例えば赤ちゃんだと、目やにが多いという訴えで来院されるケースが多く、保育園や幼稚園に行っている幼児さんは目のケガなどで来院されることもありますし、目の位置が心配という斜視の訴えの時もあります。時には保護者の方から「こんなことで受診してもよかったんでしょうか」と質問を受けることもありますが、気軽に相談できる場として活用していただきたいと思っているので、気になることがあれば躊躇せずに受診してください。実際に、「目は赤くないけれど、子どもが痛みを訴えているから受診しました」という方がいました。詳しく検査してみると、表面の角膜がうっすらめくれていることがわかり、適切な治療につなげられたことも。放っておくと感染症を引き起こす可能性もあるため、お子さんが痛みを訴えている場合は受診されることをお勧めしています。

お子さんと接する際に気をつけていることは何ですか?

2

お子さんに対しても、常に礼儀を払うことです。診療時は、必ずお母さんにあいさつして、お母さんとよく話をしていますが、お子さんにも必ずあいさつをして、声をかけるようにしています。ただしお子さんが泣きそうなときは、無理に声をかけるようなことはしません。その際は、むしろお母さんとよく話をするようにしています。そうすると、お子さんからアプローチされることもあるので、そこからお子さんと向き合い、本人に聞きたいことを聞いていきます。診察では、お子さんの気持ちをお母さんが代弁してしまうことが多いのですが、私としてはお子さん本人から話を聞きたいと思っています。小児はなかなか検査ができなくて困るという先生もいますが、私はできると信じて接しています。「今は検査ができなくても、明日はできるかもしれない」。そういう気持ちで向き合っています。小児の診察ではこうした忍耐力と、お母さんとの関わり方が大切ですね。

子どもの近視治療に欠かせないのは「保護者の協力」

どのような患者さんが来院されていますか?

20210408 3

患者さんの年齢層はお子さんから高齢の方までと幅広いです。開業当初からの変化としては、「小児眼科の診療をしているクリニックを探してたんです」と言ってくださる方が増えたことですね。お子さんの診察をきっかけに、お父さんやお母さんが通院してくださることもあるんですよ。また、住宅地の中のクリニックということもあり、患者さんのほとんどが近所にお住まいの方です。「家族全員のかかりつけクリニック」として通院してくださっているご家庭も多いので、この場所で開業してよかったなと思います。

特に多い相談内容はありますか?

お子さんが学校で視力検査を受けて、近視と診断されたことをきっかけに相談に来られる方が多いです。近視と聞くと、どうしても悪いイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実は現代社会に則した目の状態ともいえるんです。というのも、本を読んだり字を書いたり、あるいはパソコンで作業したりと、現代人は昔に比べて近い距離のものを見る機会が多くなりました。よく「目が悪くなった」と言いますが、そのほとんどは近視のことを指していると私は考えています。当院には優秀なスタッフが在籍していて、近視や斜視に対する検査にも力を入れているので、学校で近視と診断された場合は頼りにしていただければと思います。

近視と診断された場合、日常の中で気をつけることはありますか?

20210317 4

近視の子どもたちの中でも、日常において眼鏡が必要な場合は、保護者の協力が欠かせません。お願いしたいのは、眼科を受診した際に医師から「眼鏡を使ってくださいね」と言われたら、その言葉を信じてもらいたいということです。眼鏡をかけると近視が進むと思っている方もいらっしゃいますが、実はその逆で、眼鏡を使わず、目のピントが合わない状態でいることで、余計に近視が進行してしまうケースもあります。当院では、私がこれまでに培ってきた小児眼科の経験をもとに診療していますので、騙されたと思ってアドバイスを受け入れていただけるとうれしいです。

何でも気軽に相談できる、身近な眼科医師をめざして

診療に対するポリシーなどはありますか?

5

自分がされたくないことは、患者さんにしない。当たり前のことですが、それが私の診療ポリシーです。ですから、常に「自分が受けたい医療」を考え、患者さんに提供できるようにしたいと思っています。これまで多くの患者さんを診てきましたが、すべての患者さんが「最先端の医療を受けたい」という考えを持っているとは限りません。患者さんによっては、高度な治療も受けられるけれど、そこまで望まない方もいます。どのような治療を受けるかは、患者さんご本人が決めることです。それを考えますと、高度な医療知識を持つ医師が、患者さんと本音で話し合いながら、患者さんが望まれる医療をベストな形で提供する眼科診療が、私の理想の眼科医療だと思っています。そしてそんなふうに、患者さんに寄り添うドクターになりたいと考えています。

設備にもこだわりがあると伺いました。

自分が受けたい眼科診療を考えると、より精密に検査を行える機器や、患者さんにとって負担の少ない機器の導入は大事なことでした。例えば、網膜の断面像を得られるOCT検査は、先端のものを導入しました。これにより加齢黄斑変性や網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症など、さまざまな病気を確認することができますし、緑内障の診断や経過観察も可能です。撮影した3D画像を見てもらいながら患者さんに病状を説明すると、百聞は一見にしかずで、よく理解していただけます。ほかにもいろいろありますが、当院の視力検査は通常の視力表を使った検査法ではなく、偏光液晶視力表を採用しています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

20210317 6

目のことで心配や悩みがあるときは、ぜひ一度来院していだきたいと思います。地域の開業医として、大きな眼科疾患の前兆を見逃さず、必要な医療機関へとつなぐことも大切にしています。小さいお子さんからご高齢の方まで、皆さんの目のお悩みに幅広く対応していますが、特にお子さんの目の診療や対応を得意としていますので、お子さんに目について心配があるお母さんには、躊躇せず受診していただければと思っています。最近は、若い女性が使用するカラーコンタクトレンズによる目の疾患やトラブルも増えていることから、そうした相談にも応じています。気になることがあれば、まずは気軽に相談にお越しください。

Access