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辻川 薫 院長の独自取材記事

辻川眼科

(箕面市/千里中央駅)

最終更新日:2020/04/03

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箕面市船場西の住宅街に、2020年2月に開業した「辻川眼科」。戸建て住宅のような外観で、院内はプライベート空間を思わせるアットホームな雰囲気だ。院長の辻川薫先生は長年、小児眼科を中心とした一般眼科の診療に従事してきたベテラン医師。特に乳児から小児までの眼科診療に尽力してきた経験から、小児眼科を得意としている。同院では患者に寄り添う医療をモットーに、小児から高齢者までに対して幅広い眼科診療を提供。めざすは「なんでも相談してもらえる地域の先生」と、明るく飾らない対応で日々の診療に取り組んでいる。辻川院長に、診療のことや心がけているなどを語ってもらった。
(取材日2020年3月6日)

小児眼科を得意としながら、広く一般眼科の診療を提供

先生のご経歴を簡単にご紹介いただけますか。

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三重大学医学部を卒業後、大阪大学医学部附属病院で研修を行い、淀川キリスト教病院・箕面市立病院に勤務して多くの研鑽を積ませていただきました。その後、大学院への進学やハーバード大学への留学を経て、市立伊丹病院・市立豊中病院・淀川キリスト教病院・箕面市立病院に勤務しています。その中で、子どもを連れて3年4ヵ月ほどアメリカに留学した経験は、私にとって大きなものでした。未熟児網膜症モデルマウスを用いて、未熟児網膜症の原因と治療法について研究を行っていましたが、このときの経験がなかったら、眼科の勤務医を続けていこうと思えなかったかもしれません。勤務医時代は一般眼科の診療も行ってきましたが、中でも赤ちゃんをはじめ小さいお子さんの目の病気については、特に多くの診療にあたり経験を積み重ねることができました。お世話になった先生方には感謝しています。

2020年2月に開業されたばかりですが、開業への思いをお聞かせください。

私は豊中市で生まれ育ちましたので、なじみのある北摂エリアの箕面の地に開業することができ、感慨深いものがあります。開業を決意したのは、50歳を過ぎたとき。これからの自分の人生を考えたことがきっかけでした。自分がこれまで培ってきた技術や経験を、地元の皆さんのために生かしたい。そして地元の皆さんの役に立っていきたい。そんな気持ちが強くなり、開業を考えるようになりました。眼科では「なんでもできる医院」を掲げて診療する先生もいますが、私としては「なんでも相談していだける地域の先生」をめざしたいと思っています。まだ開業して1週間しかたっていませんが、お陰さまで地元の方が来院してくださっています。赤ちゃんから高齢の方まで年齢を問わず、皆さんに寄り添えるようなドクターでありたいと思っています。

こちらのクリニックの特徴、強みとは?

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一般眼科として広い年齢層の患者さんを診察していますが、もっとも得意としているのは小児眼科の領域です。赤ちゃんや小児、そして大人も診ることができる点は、当院の強みだと考えています。赤ちゃんをはじめお子さんの目の心配ごとや悩みについては、なんでもご相談ください。お子さんの疾患は、年齢によって違います。赤ちゃんは目やになどの症状が多いですが、成長すると次第に斜視や近視などの問題が出てきます。0歳からご高齢者まで、診察や手術を含めた治療には勤務医として長年関わってきましたので、大きな病院に勤めておられる専門の先生方のお考えを理解しやすい立場にいると思っています。そのため、地域の開業医として患者さんをどこまでフォローするべきかを適切に判断できると思います。もし専門的な治療が必要になると判断したときは、その分野を得意とする先生につなぐことができますので、安心して相談に来ていただきたいと思います。

自分が受けたい眼科医療を、患者に提供したい

診療に対するポリシーなどはありますか。

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自分がされたくないことは、患者さんにしない。当たり前のことですが、それが私の診療ポリシーです。ですから、常に「自分が受けたい医療」を考え、患者さんに提供できるようにしたいと思っています。これまで多くの患者さんを診てきましたが、すべての患者さんが「最先端の医療を受けたい」という考えを持っているとは限りません。患者さんによっては、高度な治療も受けられるけれど、そこまで望まない方もいます。どのような治療を受けるかは、患者さんご本人が決めることです。それを考えますと、高度な医療知識を持つ医師が、患者さんと本音で話し合いながら、患者さんが望まれる医療をベストな形で提供する眼科診療が、私の理想の眼科医療だと思っています。そしてそんなふうに、患者さんに寄り添うドクターになりたいと考えています。

小児の患者さんに対して心がけていることは?

お子さんに対して、礼儀を払うことです。診療時は、必ずお母さんにあいさつして、お母さんとよく話をしていますが、お子さんにも必ずあいさつをして、声をかけるようにしています。でもお子さんが泣きそうなときは、無理にお子さんに声をかけません。そういうときは、むしろお母さんとよく話をするようにしています。すると放置されていたお子さんから、逆にアプローチされることが多くあります。そこでお子さんと向き合い、本人に聞きたいことを聞いていきます。診察では、お子さんの気持ちをお母さんが代弁してしまうことが多いのですが、私としてはお子さん本人から話を聞きたいと思っています。小児はなかなか検査ができなくて困るという先生もいますが、私はできると信じて接しています。今は検査ができなくても、明日はできるかもしれない。そういう気持ちで向き合っています。小児の診察ではこうした忍耐力と、お母さんとの関わり方が大切ですね。

導入している設備などにもこだわりがあるようです。

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自分が受けたい眼科診療を考えますと、より精密に検査を行える機器や、患者さんにとって負担の少ない機器の導入は大事なことでした。例えば、網膜の断面像を得られるOCT検査は、先端のものを導入しました。これにより加齢黄斑変性や網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症など、さまざまな病気を確認することができますし、緑内障の診断や経過観察も可能です。撮影した3D画像を見てもらいながら患者さんに病状を説明しますと、百聞は一見にしかずで、よく理解していただけます。また視野を計る先端の機器も導入しています。これは、ゴーグルのようになっていて、頭にかぶせるだけでAIを使った分析で、自動で両眼同時に視野を計っていきます。そのためご高齢の方も、操作に困惑することなく使うことができるんです。ほかにもいろいろありますが、当院の視力検査は通常の視力表を使った検査法ではなく、偏光液晶視力表を採用しています。

なんでも相談できる、身近な眼科医師をめざして

医師をめざしたきっかけ、眼科を専門に選んだ理由を教えてください。

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サラリーマン家庭で育ち、医学の世界を知らずに育った私が、医学部への進学をめざしたのは、両親からの「医者になってほしい」という希望があったからです。両親の期待に応える形で、三重大学医学部へ進学しました。そして医学を学ぶ中で、眼科を選びました。眼科の手術は座って行うことから、体力的にも自分に合っていると思ったこと。そして高齢社会を迎える将来は、目のことで困るご高齢の方が増えていくことを予想し、そういう方々の役に立っていきたいと思ったこと。この2つの理由から眼科を専門に決めました。一生の仕事を選ぶことができて、両親に感謝しています。

今後の展望をお聞かせください。

地元の皆さんに目のことでなんでも相談していだけるような、地域のかかりつけ医になっていきたいと思っています。当院を開業するにあたり、私の自宅に患者さんが訪ねて来るような感じにしたいと、院内をあえてアットホームな雰囲気につくりました。皆さんにとって身近な眼科クリニックとして親しまれるよう、日々の診療にあたっていきたいと思っています。

最後に読者へメッセージを。

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目のことで心配や悩みがあるときは、ぜひ一度来院していだきたいと思います。地域の開業医として、大きな眼科疾患の前兆を見逃さず、必要な医療機関へとつなぐことも大切にしています。小さいお子さんからご高齢の方まで、皆さんの目のお悩みに幅広く対応していますが、特にお子さんの目の診療や対応を得意としていますので、お子さんに目について心配があるお母さんには、気軽に相談に来ていただきたいですね。最近は、若い女性が使用するカラーコンタクトレンズによる目の疾患やトラブルも増えていることから、そうした相談にも応じています。気軽に相談にいらしてください。

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