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石井 宏明 総院長の独自取材記事

東京オペラシティ歯科

(新宿区/初台駅)

最終更新日:2019/08/28

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「東京オペラシティ歯科」は、初台のシンボルである東京オペラシティタワーの中にある。スタイリッシュな外観はビルの中にあるオフィスと見紛うばかりだ。「患者さんの歯の健康を長く維持する」ということを目標としているのは石井宏明総院長。そのために、一般歯科の治療だけでなく、歯周病治療やインプラントの研究会に積極的に出席して、最新の知識や技術を常に取り入れていくことを心がけている。石井総院長だけでなく、歯科衛生士を含めたスタッフ全員が勉強会を行ったり、講習会に参加したりと、クリニック全体から診療に対する熱い思いが感じられる。「患者さんにとってより良い環境を」と考える石井総院長の診療にかける熱意やスタッフに対する思い、そしてプライベートについて語ってもらった。
(取材日2012年3月12日)

悪くならないようにするために歯科医院に来てほしい

こちらのクリニックの雰囲気をお聞かせください。

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以前同じグループのより都心のクリニックにも勤務していたのですが、そこと比べると当院には、地元に暮らす患者さんがたくさんいらっしゃるな、という印象がありました。もちろん、立地的にはオペラシティで働く方が一番多いのですが。40代半ばくらいまでの、比較的若い方も多く来られます。また、審美歯科やホワイトニングを行っているためでしょうが、歯に対する美意識の高い、若い女性の方もいらっしゃいます。

予防に力を入れていらっしゃると伺いました。

ケガをしたところがくっついたり、肝臓が復元することを「治す」とするならば、歯科医師はそういう意味では治すことができないんです。歯には再生能力がなく、詰め物などは代替品でしかないのです。痛みがなくなると治ったと思ってしまいますが、単に代替品で機能回復しているだけで、虫歯になる前の状態に戻ったわけではありませんし、残念ながら治療により改善することはないんです。『はずれたから、痛くなったから歯医者に行く』治療では最終的には抜く選択しかできなくなってしまいます。そうなってくると私にできることは、歯が悪くなるスピードをできるだけなだらかにすること。歯がだめになってしまうというのが終着点だとして、それを患者さんご自身の寿命より先に持っていくことができれば、「一生自分の歯で物が食べられる」ということになります。悪くなったら治すのではなく、悪くならないようにするために歯科医院に来ていただきたいですね。

歯周病の治療や予防にも力を入れてらっしゃいますね。

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一番興味があって勉強している分野です。歯周病は、発症するまでに時間がかかるのです。50代、60代で歯が揺れてきたというような症状が出てきたら、残念ながらもう元には戻らないケースも多いです。はっきりとした症状が出たら、はっきりと病状が進んでいることが多い病気です。虫歯は「痛い」とか「しみる」とかわかりやすく症状が出てきますが、それに比べ歯周病はわかりにくいため、なにより定期的なメンテナンスが必要と言えます。

定期的なメンテナンスの重要性

一番大切なのはメンテナンスということでしょうか。

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歯科医院にとって重要なのは、上手に詰め物を詰められるとか治療がうまいとかだけではないと私は考えています。虫歯にならない状況や環境、もしなってしまったとしても治した後はかかりにくくなるようにする「予防」こそが大切と考えています。そして、予防に対する患者さんのモチベーションをどう上げていくかというのも私たちの仕事です。そのために、ご理解いただけるよう、当クリニックではしっかりとお話しさせていただいております。そうやってご説明させていただくうちに、患者さんの意識も高くなって、1ヵ月に1度、メンテナンスに来てくださるようになった方もいらっしゃいます。患者さんに歯の悩みがない状態をいかにつくっていくか、ということをスタッフ全員で常に考えています。そしてご自分の健康な歯を維持することが重要だと理解していただき、健康な状態でいられることを喜んでくださるとうれしいですね。

メンテナンスの重要性を理解していただくために、ご苦労はありませんか?

メンテナンスにの重要性について、口頭の説明だけでは理解していただけないところもあると思いますので、説明用のツールなども使いながら、より理解していただくために、いつも考えています。ただ、患者さんにとっては「通いやすい」ということが定期的に通院するモチベーションになりますよね。私は患者さんに「うちじゃなくてもいいから、お家の近所でメンテナンスをきちんとできるクリニックに行ってほしい」と言います。一度でも自分のところに来てくださった患者さんには、良い状態を長くキープしていただきたいからです。4ヵ月に1度は、歯磨きで落ちない歯の汚れを専用機器でクリーニングするPMTCや歯石取りなどを行うようにお勧めしています。難しく考えないで「口の中をすっきりさせようかな」くらいの気持ちでも構いませんのでメンテナンスを受けていただきたいですね。

スタッフの皆さんもとても勉強熱心ですね。

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人様の体を扱う職種ですから、日々勉強していくのは最低限のマナーですし、当たり前のことと考えています。また、スタッフには自分の仕事にプライドを持ってやってほしいと思っています。私は恩師に「勉強する人だけが自分の人生を決められる。勉強しない人は人の敷いたレールに乗るだけだ」と言われて、非常に感銘を受けました。勉強をすることによって、いろいろな世界が広がっていきます。以前、インプラントの勉強をしている時に「教えてみないか」と声がかかったことがありました。人に教えるためにはさらに勉強をしなくてはいけませんから、より一層知識が増えていきました。私や他の歯科医師だけでなく、当院の歯科衛生士も、依頼されて講習会などで教えた経験がある者もいます。そうやって勉強してキャリアアップすることによって、ここを卒業した後も次のステージで活躍する衛生士になってほしい。そういう意識の高い人たちと働きたいと思っています。

保険外治療は『未来に対する安心』

インプラントなどにも力を入れていますが、保険外治療をされる方に対してお伝えしたいことはありますか。

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保険外治療では、健康な歯がより長くもつような素材を使用しています。通常の詰め物の治療では、歯の2〜3倍ほど硬い金属を使用しますが、時間が経つとどうしても歯自体のほうが金属より先に削れていってしまいます。すると詰めた金属と歯の間に段差ができて、そこに汚れがたまりやすくなり、虫歯にかかってしまうことになります。なので、歯と金属が一緒に削れていく状況が理想です。保険外治療で歯と同じ硬さの詰め物を使用し、その上でメンテナンスを行えば持ちがずっと良くなります。保険外治療というと「高い」というイメージを持たれるかもしれませんが、「歯が長く持つ」という未来に対して投資をしているのだと思います。もちろん、治療するわれわれも責任を感じて治療を行っています。当院では保険外治療には5年間の保証期間を設けています。それは患者さんに安心してほしいからです。保険外治療というのは「未来に対する安心」そう考えています。

プライベートはどのように過ごされていますか。

休日は、勉強会や研修に参加することが多いです。この間の休みも矯正治療の勉強会に出ていました。私はすごく「知りたがり」なので、新しい知識を吸収するのを純粋に楽しんでいる部分もあると思います。ただ、プライベートも重要なので、スタッフと食事に出かけたり、休日は家族とゆっくり過ごしたりと、遊ぶ時は遊んで、メリハリをつけることが大切だと思っています。趣味は広く浅くで恥ずかしいですが、いろいろなことにチャレンジしています。筋トレをしたり、スキーをしたりと、どちらかというと、体を動かすことが好きかもしれません。

今後の展望をお聞かせください。

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当院に治療に来られた患者さんが一人でも多く「定期的にメンテナンスを受けよう」という意識を持っていただけるようになることが目標ですね。そういう方に増えていってほしいです。そしてさまざまな患者さんに対応できるよう、スタッフと一緒に技術も知識も増やしていきたいです。私が卒業後すぐに勤務したクリニックを今でも最高のクリニックだと思っているように、当院のスタッフにもオペラシティ歯科をそう思ってもらえてたらうれしいですね。そして、私も含め、すべてのスタッフがステップアップしていってくれて、それよりも最高なクリニックをみんなで作り上げていければと思っています。

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