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併発の可能性もある不安障害・感情障害は
専門の医師に相談を

メンタルヘルス都庁前クリニック

(渋谷区/新宿駅)

最終更新日:2024/06/14

メンタルヘルス都庁前クリニック 併発の可能性もある不安障害・感情障害は 専門の医師に相談を メンタルヘルス都庁前クリニック 併発の可能性もある不安障害・感情障害は 専門の医師に相談を
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心の不調を感じてつらくなったときに、精神科・心療内科の受診を検討する人は多いだろう。しかし一言で精神疾患と言ってもさまざまな種類が存在し、治療方法もそれぞれ異なるという。ビジネスパーソンを中心とした患者を長年にわたり診療してきた「メンタルヘルス都庁前クリニック」の菩提寺伸人院長は、「体の病気をそれぞれ専門の医師に診てもらうのと同様に、精神疾患も専門の医師に相談することが大切ではないか」と話す。大学病院に勤務していた頃には幅広い精神疾患の治療に関わり、現在は社会不安障害(あがり症)を含む不安障害と感情障害の加療を主とし、患者のためになる治療に努める菩提寺院長に、専門の医師に診てもらうことの大切さについて話を聞いた。

(取材日2024年4月19日)

不安障害や感情障害は複数の症状が併存することも。個々の状況に合わせた、専門の医師の診断が解決への近道

Q不安障害・感情障害には、どんなものがありますか?
A
メンタルヘルス都庁前クリニック 薬の用法用量にこだわっていると菩提寺院長

▲薬の用法用量にこだわっていると菩提寺院長

いわゆるあがり症で人前で注目されるような状況で強い不安や恐怖などを感じる社会不安障害や、パニック障害などが該当します。一方、感情障害には、強い気分の落ち込みや無気力感、億劫感などが生じるうつ病や、双極性障害などがあります。ただ不安障害や感情障害の種類、亜型は実にさまざまで、専門的に解説しようとするとここでは語り尽くせません。一つ言えるのは、複数の症状が併存しているケースが少なからずあるということ。例えば、うつ病の症状に不安障害の症状が併存していることも多々あり、併発していることがわかりにくいことも。その場合、治療法や、どちらの症状を先行して治療するかもケースバイケースとなります。

Q治療はどのように行われるのですか?
A
メンタルヘルス都庁前クリニック パンフレットを用いたわかりやすい説明を行っている

▲パンフレットを用いたわかりやすい説明を行っている

亜型によっても異なるので、経験や知見のある医師でないと難しいかもしれません。極めて端的にいうと職場などで、不安になる状態が長く続いて困難が生じている方。人前に出ると緊張し、実力が発揮できず残念に思う状況が続く。発作的な不安に襲われ、同時に動悸やめまいがするような場合、それが恐くなってきた場合などは不安障害が疑われます。一方、気分がひどく落ち込み、眠れないなどの症状が一定期間続いている場合は、うつ病などの感情障害の可能性があります。症状の併発もあるので、自己判断せず、専門の医師に診てもらうことが大切です。単純に、並列的に専門的な診断基準に当てはめようとしても、誤謬が生じてしまうことがあります。

Q診断はどのように行われるのですか?
A
メンタルヘルス都庁前クリニック 患者に真摯に向き合う

▲患者に真摯に向き合う

初診時は30分から1時間以上問診し、原則、診断を行います。基本的には薬物療法に加え、医師による支持的精神療法や生活リズム、対処法などを説明、いわゆる小精神療法を用いた治療を進めます。ただ不安障害や感情障害の亜型分類も多く、治療法も微妙に異なるのが実情です。主にどの疾患、症状を優先し治療するか、同時に治療するのかなどを慎重に判断せねばいけませんし、併発する症状に対して処方する際、用法、用量を細かく調整する必要も出てきます。薬に依存しない治療を心がけ、寛解をめざしてきました。また、仮に症状が治まっても年月が経つと形を変えて別の症状が生じることもあり得るため、経過を見続けることも大切だと思います。

Q治療において、気をつけるべきことは何ですか?
A
メンタルヘルス都庁前クリニック 症状を放置せず、専門家のもとで正しい指導を受けよう

▲症状を放置せず、専門家のもとで正しい指導を受けよう

患者さんの状況に合わせて治療を行うことですね。例えば当院では、患者さんの生活習慣や薬の特性、反応を考慮し、お一人お一人に合った薬の用法用量・飲み方を提案するよう努めています。加えて、患者さんの疑問にいつでも応じられるよう、スタッフ全員で薬の役割や飲み方についてある程度の知識を深め、必要に応じて電話でのアドバイスにも努めてきました。うつ病や双極性障害などは、治療を中断すると症状が悪化してしまう可能性もあります。また、うつ病の再燃は少なくないと言われています。もし症状が軽くなったとしても、その状態を維持できるよう再燃、再発しないようコントロールしていくことが予後にとっても大切だと言われています。

Q周囲の人は、不安障害・感情障害の人とどう接するべきですか?
A
メンタルヘルス都庁前クリニック スタッフの温かさも同院の特徴だ

▲スタッフの温かさも同院の特徴だ

周りにそういう方がいらっしゃったら、専門の医師に診てもらうようアドバイスしていただくと良いと思います。ご自分でインターネットなどを使って調べていると、自分にとって都合の良い情報ばかりを選んでしまうことも少なくありませんし、間違った情報を信じてしまう可能性もあります。体の病気があれば医師に診てもらうのと同じように、心の病気も厳密に言うと体の病気なので医療機関で適切な治療を受けることが大切です。「心の病気は本人の気の持ちよう」などと言われることもあるかもしれませんが、決してそういう問題ではありませんので、一度受診をご検討いただけたらと思います。

ドクターからのメッセージ

菩提寺 伸人院長

不安障害や感情障害を放っておいたり、治療を途中で中断してしまったりすると、悪化してQOL(生活の質)が下がってしまうことも多く、非常にもったいないように思います。精神疾患もいわゆる身体疾患と同様に、現在の医学の上で適切な治療を行うことによってコントロールが図れ、寛解もめざせますので、まずは医師にご相談いただけたら。当院のホームページに掲載している事例も一度ご覧いただき、「自分にも当てはまることがある」という方や、受診すべきか悩まれている方がいらっしゃれば、ぜひ気軽に受診していただけたらと思います。

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