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金切 好孝 院長の独自取材記事

阿佐ヶ谷シオン歯科・矯正歯科

(杉並区/阿佐ケ谷駅)

最終更新日:2020/01/09

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JR中央線と総武線が乗り入れる阿佐ヶ谷駅。北口商店街のビルの1階にある「阿佐ヶ谷シオン歯科・矯正歯科」は、院長の金切好孝(かねきり・よしたか)先生が「沼袋ソレイユ歯科・矯正歯科」に次いで開業した歯科医院。明るい院内に入ると、個室のカウンセリングルームが目に止まる。患者の話に耳を傾け、わかりやすい言葉できちんと説明することを何より重視する金切院長のこだわりだ。診察室も個室と半個室があり、半個室は診察台の向きが変えられ、患者同士の目線が合わないように設計されている。院名の「シオン」は、仏教用語の「四恩」からとったそうで、「両親や師匠、スタッフたち、そして患者さんへの感謝の気持ちが込められています」と語る金切院長。治療方針や治療に対する想いなど、詳しく話を聞いた。
(取材日2019年12月9日)

患者に見えない所こそ、徹底的に取り組む

設備面でこだわった部分はありますか?

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歯科用コンピューター断層撮影(CT)やデジタルレントゲン、矯正用のレントゲンであるセファログラムも導入しています。セファログラムは、診断時、治療中、終了後の、上下の歯の噛み合わせの変化や顎の形などを一定の規格に基づいて撮影するので、治療計画を立てる際に欠かせないですね。私自身も10年以上セファログラムを使ってきたので、開業時は必ず入れようと思っていました。歯科用3Dスキャナーもあり、今までのように印象材を用いた型採りをしなくても模型が作れます。マウスピース型の装置を用いた矯正の場合、アメリカの会社に模型を送って施術計画が返ってくるまで一週間以上かかっていましたが、3Dスキャナーを使用することで、大幅な時間短縮が可能になりました。現在はかぶせ物にも使えるようになっていて、当院では2020年から、自費診療に3Dスキャナーを全面的に活用し、型採りのデジタル化をめざします。

やはり自費診療のほうが良い治療が受けられるのでしょうか?

自費診療が高い理由は、単に材料が白いことや、丈夫という問題ではないと思っています。見えない部分での時間と手間が、保険診療の場合よりもかかっているのです。きちんと治して噛めるようにするには何が必要かを患者さん自身が考えて、理解することも大事です。材質が歯の色に近くて白いからというのは、特別に重要なことではなく、たとえ銀歯であろうと、きちんと噛めて問題がないのであれば、それで構わないと思っています。

患者さんと接する中で大切にしていることは何ですか?

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患者さんの話をしっかり聞くことです。聞くことで得られることがたくさんあるからです。患者さんの話をしっかりと聞いて、その上でできることを伝えればいいのです。話を聞かないで治療をするのは、患者さんにとってもストレスですし失礼ですよね。また当院では、保険診療でも自費診療でも、その人に対してどれだけ時間と労力をかけられるかを大切にしています。例えば型採りをしたら、その先はどうなるか、ご存じない方が大半だと思います。 実は型を採ったら、すぐに石膏を入れて模型を作らないと、どんどん変形していってしまうのです。そういった型から作ったかぶせ物は、患者さんに合わなくなってしまいますよね。うちでは可能な限り精密に型を採るので、かぶせ物が合わないことがあまり起きず、ほとんど調整なしでセットできています。こういうクオリティーの維持は患者さんからは見えないものなのですが、だからこそ手を抜かないように意識しています。

それぞれの専門的な分野の視点から、患者を支える

歯科医院の治療が怖いと思う患者さんも多いのでは?

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確かに歯科医院はあまり来たいと思う場所じゃないですよね。では、なぜ恐怖を持つのだろうと考えると、これからどんな治療を行うのか、ゴールはどこなのかが説明があまりなかったり、説明があっても理解が難しかったりすることが要因だと考えられます。つまり治療について知らないことが、恐怖に結びついているのです。だからこそ当院では、最初に患者さんの口腔内の現状をお話しし、最終的なゴールをお伝えします。そのために必要な治療、治療期間を具体的に説明します。患者さんが納得して治療が始まったら、毎回治療の始めに、今日はこういった治療を行いますと説明し、最後に次回行う治療についてもお話ししています。

症例検討会も行っているそうですね。

阿佐ヶ谷と沼袋に勤務する歯科医師が全員集まり、月に1度、症例検討会を行っています。それぞれ作成した資料をもとに全員で意見を出し合います。私たちは最初に、お金も時間も度外視して、医療という観点から患者さんをベストな状態にするには何が必要かを考えます。お金や時間を考慮してしまうと、そこに考えが引っ張られて良い意見が出ないからです。次に、悪くしないために最低限必要な治療は何かを考えます。つまりベターな治療ですね。その後、保険診療で行った場合、どこまでできるのか、何をやったほうがいいのかなどの意見を出し合います。だいたいこの3つを持って、患者さんに提示するようにしています。1つの症例に対して、口腔外科や歯列矯正、補綴の先生などがさまざまな視点から意見を述べてくれるので、治療にはとても役立ちます。

長い目で見た治療が必要なのですね。

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最初に勤務した歯科医院で、患者さんの歯だけでなく骨まで診ないと駄目だと教えてもらいました。次に勤務した所では、駄目な歯科医師は歯だけを診る、普通の歯科医師は口腔内全体を診る、良い歯科医師は患者さん全体を診ると教わりました。患者さんは職業や生活も違います。パーソナリティーを含めて考えた診療が重要なのです。私立の学校に通うお子さんを何人も抱える親御さんに、高額な治療を勧めるのではなく、患者さんの生活に合わせて、今は最低限ここまでの治療をやっておいてください、余裕ができたらこういう治療を行うと、口腔内の健康を長く保つことができますよ、というように話をします。今ある問題を解決しながら、さらに5年、10年先を見越した診療が大事だと思っています。

より良い人生を提案する仕事にやりがいを感じている

院名にあるようにやはり矯正が強みでしょうか?

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そうですね。当院では、歯並びだけでなく、骨格などの分析や補正も考えていく矯正を行っています。これは神奈川歯科大学元学長の佐藤貞雄先生から教わりました。先生は、矯正は目的ではなく手段だと話されていて、噛み合わせや顎の関節のトラブルを改善する一つの手段として矯正があるとしています。当院ではマウスピース型の装置を用いた矯正が中心ですが、僕がマルチループ方式で骨格的な補正を考えながら歯並びをつくっていく矯正に取り組んできたため、ワイヤー矯正も行っています。近年マウスピース型の装置は多くの症例をカバーできるようになったといわれています。ワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少ないとなれば、やはり皆さんマウスピースを選びますね。ただマウスピース型装置も完全ではありません。思うように歯が動かないときのリカバリーや、子どもの矯正にも使うので、ワイヤー矯正をゼロにはしていません。

先生はなぜ歯科医師になろうと思ったのですか?

高校生の頃から医療系に興味があり、歯科医師の道を選びました。歯科は保険診療と自費診療の区分けがはっきりとしていて、患者さんの選択が必要になります。より良い人生を選ぶときの選択や最低限必要な治療など、患者さんに合わせたさまざまな提案ができることに、やりがいを感じています。矯正に行き着いたのは、もともと行っていたインプラント治療を通し噛み合わせの重要性に気づいたのです。では噛み合わせはどうやって作ればいいのか、その一つの方法が矯正だったわけです。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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あまり組織を大きくし過ぎると患者さんとの距離が離れてしまうので、まずはしっかりと患者さんと向き合い、他の先生方とお互いの強みを生かした治療に力を入れていきたいですね。患者さんご自身が理解していないまま治療を行ってしまうと、後々不安な思いをされる方もいます。ご自分の歯は一生使うものなので、わからないことはしっかりと質問してください。当院では無料相談も行っています。インプラント治療や歯列矯正、その他の治療など、気になることがあれば資料をもとにご説明しますので、まずは気軽に相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療:10万円~、マウスピース型の装置を用いた矯正:15万円~、子どもの矯正:10万円~、インプラント治療:1本の平均金額 40万円~(ガイドシステムなどの特殊な処置は含みません)
※矯正治療は、調整料及び特殊な処置は含みません。
※すべて税別での記載です。







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