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杉田 裕輔 院長の独自取材記事

おなか 内科 東白壁クリニック

(名古屋市東区/尼ヶ坂駅)

最終更新日:2019/12/25

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基幹バス白壁バス停から徒歩1分のところに、2019年12月2日「おなか 内科 東白壁クリニック」が誕生した。外観からはコンパクトな印象を受ける同院だが、院内に入ると、白い壁と広い窓、そして随所に配置された植物の効果で、明るく開放感があり、どこか落ち着く空間が広がる。院長を務めるのは、日本消化器病学会消化器病専門医である杉田裕輔先生。「これまで培ってきた知識や技術を生かし、地元である当地に貢献したい」と語る杉田院長は、消化器内科領域の専門的な診療はもちろん、かかりつけ医として幅広い疾患に対応し、検診などの予防医療にも力を入れていく構えだ。とても気さくな人柄の杉田院長に、医師としてのこれまでの歩みや、めざす医院像について聞いた。
(取材日2019年12月18日)

内視鏡検査から予防医療までを意識した医院づくり

最初に、開院に至る経緯を教えてください。

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私はこれまで、愛知県内のいくつかの病院で勤務医として働いてきましたが、1年半ほど前から病院主体ではなく患者さんのためにもっとこうしたい、という理想が自分の中で膨らみ、自分でクリニックを持ちたいと思うようになりました。ちょうどその時、この土地が更地になっていることを知ったんです。私はもともと地元に貢献したい気持ちが強く、開業するなら生まれ育ったこの地でと決めていましたので、迷いなくクリニック開業に向けて動きだしました。

とても明るく開放感のある院内ですが、どういった点にこだわられましたか?

できるだけ病院に来たことを感じさせない空間づくりを意識しました。当クリニックでは胃カメラや大腸カメラといった内視鏡検査も行っているのですが、検査というだけで誰しも気分は重くなるものですし、病院に来ること自体緊張するという方もいらっしゃいます。そういった方々でもリラックスでき、気軽に通っていただけるような院内にしたかったのです。患者さんが最初にお過ごしいただく待合室を明るい空間にするため、大きな窓で光をいっぱい取り込む設計にしていたり、リラックスした気持ちになっていただけるよう数種類の観葉植物も配置しています。また、どなたでも安心してお越しいただけるよう、バリアフリー対応の設計にしました。

どういった診療領域に力を入れていこうとお考えですか?

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消化器内科を専門としていますので、胃や大腸の内視鏡検査・治療をはじめ、肝臓・胆のう、膵臓など消化器疾患全般について、専門的な診療を行っていく予定です。一方で、広く一般的な疾患に対応できるクリニックでありたいとも思っています。日本内科学会総合内科専門医でもあるので、地域の皆さんにとってはかかりつけ医として、一般的な内科疾患にも幅広く対応していきたいです。また、検診などの予防医療にも力を入れたいと思っていて、超音波検査装置や血液を調べる臨床化学分析装置に加え、CTも導入しています。先日も、腹痛で来られた方で気になる症状があったためCT検査を行ったところ、重篤な病気を発見でき、中核病院へ紹介させていただきました。こうした機器を活用しながら、少しでも健康な生活を長く維持していただけるよう、病気の早期発見、また未然に防ぐ場所としても地域の皆さんを支えていきたいと考えています。

培ってきた経験を強みにして

先生が医師になられたのはなぜですか?

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医師を志したのは、2つの理由からです。1つは叔父の存在です。叔父は大学病院で消化器内科の医師をしているのですが、患者さんのために懸命に働く姿には、小さい頃から憧れを感じていました。とてもフランクで、患者さんの目線を常に持っており、大学教授となった今でも患者さんのための最善策を考え尽くし、向き合い続ける姿勢にとても刺激を受けています。2つ目は学生時代の経験です。私は、受験を控えた中学3年生の時に交通事故に遭い、高校時代も何度か長期的に入院した経験があります。そういった時に親身になって支え治療してくれた医師の影響も大きかったと思います。

医師になられてからは、どのような経験を積んでこられましたか?

医師としての基礎をがっちりと固められたのは、春日井市民病院での初期臨床研修ですね。この病院は全国でも救急搬送件数が多く、非常にハードな反面たくさんの症例を経験できる病院だったため初期臨床研修先に選んだのですが、来られる患者さんは軽症から重症まで本当にさまざまでした。私も研修医として、ファーストタッチ、つまり病院で最初に行う診察を行いながら、患者さんの状態を見極める力や、ケガに対する初期治療能力など、医師としてのあらゆる基礎を固められたと思います。初期臨床研修後は消化器内科を専攻し、この近くにある総合上飯田第一病院に移り、内視鏡を用いた検査や治療をはじめ、広く消化器内科領域の専門的な診療能力を培うことができました。また、開業する前は、守山区にある守山いつき病院に勤務し、総合的な内科診療を数多く経験しました。

先生は、ご自身の医師としての強みをどのように感じておられますか?

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専門診療はもちろん、救急、総合診療についてもじっくり学ぶ機会があったことですね。多角的に症状を診ることができるので、ある切り口からはわからない症状でも他の切り口から拾いあげることが可能です。内視鏡検査に関してはこれまで数多くの症例をこなしており、先日初めて検査を受けた患者さんから「こんな楽だと思わなかった」というお言葉もいただきました。加えて、強みと言って良いかわかりませんが、患者さんが「話しやすい」と言ってくださいます。開院前の内覧会でも、地域の皆さんが気軽に声をかけてくださり、中にはしばらく話し込まれた方もいらっしゃいました。私自身もできるだけ話を聞くようにしていますし、お話の中からその方の生活習慣を知ることができ、診療への糸口が見えてくることもあります。また、質問やお話されることが苦手な患者さんについては、上手に話を引き出せるよう努めていますので、構えず気軽にお越しください。

地域の人が気軽に足を運べる医院でありたい

診療を行う上でのこだわりはありますか?

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常に意識しているのは、「答え」を持って帰っていただくことです。多くの患者さんは、体に何らかの不調を抱え、その原因や解決策を求めて来院されます。そういった方にとっての着地点を探すことは、医師にとっての使命だとも考えています。例えば、患者さんから「こんな薬はないの」と聞かれた場合、希望されるような薬がなくても、単に「ありません」と答えるだけではなく、「ありませんが、ほかにこういう解決策が考えられます」というように、可能な限り代替案を提示させていただくようにしています。

あらためて、今後のビジョンをお聞かせください。

当院の周辺地域は、子どもさんが増えていますが、高齢者の方々も多い地域で、高齢者の中には独居の方もたくさんいらっしゃいます。そうしたあらゆる年齢層・環境・症状の方が、いつでも気軽に相談できる存在でありたいですね。機能面でも、消化器内科領域については、わざわざ遠くの病院に行かなくても、可能な限り当院で完結できるようにしていきたいですし、幅広い診療に関わってきた経験を生かして、「困ったらここに行けば何とかなる」と言われるようなクリニックとなることが目標です。そして、検診などの予防医療にも力を入れることで、健康な地域づくりにも貢献していきたいです。幸い当院には、とても明るく優秀なスタッフが集まってくれましたので、その力も借りながら、スタッフ一丸となって成長してきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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ご自身の体調について「なんか変だな、でも大した症状もないし」と思われることがあるかと思います。そのような時こそ気軽にご相談ください。何かあれば早期に治療を開始できますし、「何もなかった」と安心して帰っていただくこともクリニックの役割です。それから、内視鏡検査は苦しいというイメージから敬遠される方も多いですが、先進のカメラは非常に細く、少し前の内視鏡とは別物です。当クリニックでは大学病院でも採用されている非常に細いカメラを使用しており、経鼻からの検査も可能です。必要な場合はその場でポリープを切除をすることもできますし、希望される方には麻酔をして眠られている間に検査を行うこともできます。小さな負担で、胃がんや大腸がんなどの重篤な疾患の予防や早期発見・早期治療に直接つながる検査ですので、少しでも多くの方々に受けていただき、健康寿命を延ばしていただきたいと思っております。

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