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北野 琢也 院長の独自取材記事

デンタルオフィス北野

(明石市/明石駅)

最終更新日:2020/04/01

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「デンタルオフィス北野」は、JR神戸線の明石駅、山陽電鉄本線の山陽明石駅から徒歩5分ほどのビルに、2019年6月に開業したばかり。北野琢也院長は神戸市内の歯科クリニックで5年間研鑽を積み、その技術と経験を生かして同院を開いた。アットホームなクリニックの雰囲気と同じように、優しく穏やかな印象の北野院長。勤務医時代の恩師からの教えを実践しながら、患者とじっくりと向き合って日々診療にあたっている。リフレッシュ法を聞くと「野球は見るのもプレーするのも好き。わいわいとお酒を飲むのも好き」という気さくな一面も。今回は開業までの経緯、診療する上で大切にしていること、今後の展望など、診療に対する熱い思いをじっくりと語ってもらった。
(取材日2019年11月27日)

自分も家族も通いたくなる歯科医院をめざして

まず、開業までの経緯をお聞かせいただけますか。

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大学卒業後、大学病院で研修医をしていた時に、先輩から一人の先生を紹介していただいたんですよ。それが垂水区にある「坂口歯科クリニック」の院長、坂口雄一先生です。坂口先生のもとで5年間お世話になり、一通りの経験を積ませていただきました。開業のタイミングとしては年齢的には少し早いと思いますが、もう1箇所どこかで経験を積ませてもらうとすると少なくとも3年は勤務しないとご迷惑をかけることになってしまう。それなら5年間みっちり仕事をしてモチベーションが高まっている今だと思い、このタイミングで開業を決意しました。

開業の地として明石を選んだ理由と、実際に開業して感じられていることを教えてください。

僕は神戸出身なので、地元に近いところがいいなと思ったんです。候補地はいくつかあったのですが、交通の便や人口などを考えたとき、JRと山陽電鉄が乗り入れていて便利な明石が最終的に残りました。明石は最近人気のエリアだそうですが、確かに人通りも多いですし、患者さんもお子さんからお年寄りまで幅広いですね。おかげさまで開業して間もないのにもかかわらず、たくさんの患者さんに来ていただいていて、うれしい限りですね。

どんな歯科医院をめざしているのでしょうか。

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「自分も通いたくなる歯科医院」です。先輩たちから「開業するとなったら、柱となるコンセプトが大事だぞ」と言われていて、思い浮かんだのがこれでした。自分なら、あるいは、自分の家族やスタッフならどんな治療を受けたいか。診療の時もまず患者さんの目線で考えるようにしています。例えば、治療法をご説明する時は「僕は自分だったらこれを選ぶ」「自分の親だったらこうしたい」ということも含めて選択肢を提示して、その上で選んでいただくようにしています。「自分だったら」「自分の家族やスタッフだったら」ということは、常に念頭に置いていますね。

痛みの少ない治療を心がけ、患者とじっくり向き合う

治療をする上で大切にしていることはなんですか。

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一番は「痛みの少ない治療をすること」ですね。歯科の治療というと、どうしても「痛い、怖い」と思われる方が多いと思うんです。そんなイメージを払拭するために、麻酔を工夫するなど痛みに対してはとても気を使っています。具体的には、注射をする部分に麻酔薬を塗る表面麻酔を行ったり、麻酔液は体温に近いほど痛みが少なくなるといわれるので温度を調整したりするなどしています。治療時間の3分の1を痛みの軽減のために割くことも少なくありません。患者さんに麻酔をしたことを気づかれないくらい痛みを抑えることが目標です。

患者さんと対面するときに心がけていることはありますか。

「じっくりと向き合う」ことでしょうか。基本的に予約制で、お一人お一人十分な時間を確保した上で、お話を聞かせていただいたり、症状や治療計画をご説明したりしています。これも先ほどの「自分だったら」「自分の家族やスタッフだったら」という考えに基づいたもので、僕だったら短時間で済まされるよりもしっかり時間を取って治療してもらえるところに行きたいと思うからです。ですから、患者さんには時間を気にすることなく、いろいろお話ししたり質問していただけたらうれしいですね。

キッズコーナーつきの診療室があるそうですね。

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DVDを見ることができるキッズコーナーと治療スペースが一体になった診療室を1部屋造りました。お子さんがDVDをご覧になっている間、お母さんにはすぐそばで治療を受けていただくことができます。子育て世代の皆さんはお子さん優先が当然だと思いますが、ご自身の健康にも目を向けてもらいたいですね。将来を考えたとき、30代、40代でどれだけ予防や治療ができるかが一つの分かれ目になると思うんですよ。「口は命の入り口」です。年を重ねてもなんでもしっかり噛んで食べられることが豊かな人生につながると、僕は信じています。ですから、お子さん連れでも気兼ねなくお越しいただければと思います。

予防歯科に注力。理想はメンテナンス中心のクリニック

スタッフの皆さんについて教えてください。

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現在は、歯科衛生士が3人と歯科助手と受付兼任のスタッフが2人の合計5人の体制です。彼女たちとのコミュニケーションは日々欠かさず、月1回は午後の診療をお休みしてミーティングも行っています。実際の診療においてもミーティングでも、僕から指示をするというよりも自分たちで考えて必要なことを意欲的に提案、行動してくれるので、とても助かっていますね。僕はスタッフがやりがいを持って仕事ができることも大切だと思っているんです。これからも彼女たちには積極的に動いて活躍してもらいたいですし、僕のほうは働きやすい環境を整えられるよう努めていきたいですね。

これまで歯科医師として影響を受けた方はいらっしゃいますか。

やはりお世話になった坂口先生ですね。現在の治療技術や歯科医師としての考え方はすべて坂口先生に教えていただいたようなもので、感謝してもしきれないほどです。患者さん目線での診療をすることや患者さんとじっくり向き合うことの大切さも教えてくださいました。また、先生は週末はほとんど学会やセミナーに参加されていたのですが、僕も見習って積極的に勉強会などに参加するようにするうちに今ではそれが習慣になっています。同じようにはいかないところもありますが、尊敬する坂口先生に一歩でも近づけるよう、僕なりのやり方で頑張っていきたいと思います。

最後に、読者へのメッセージと今後の展望をお聞かせいただけますか。

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これまでの経験からご年配の方の診療を得意としていますので、お年寄りの方もぜひお越しいただきたいですね。例えば入れ歯について「調子が悪いから見てほしい」など、些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。今後は特に予防歯科に力を注いでいきたいと思っています。僕の究極の理想は、虫歯や歯周病などの治療をしなくて済む、歯科衛生士のメンテナンスを中心としたクリニックなんです。そのためにはやはり予防が大切です。歯科衛生士が今、歯周病の処置に力を入れていますので、それが浸透してきたら良いサイクルができるかなと期待しています。当院が「歯を大切にしよう」というきっかけになったらうれしいですね。クリニックとしてはスタートしたばかりですが、スタッフ一丸となって地域の皆さんの歯の健康を守っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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