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渡邉 荘子 院長の独自取材記事

わたなべ皮膚科

(文京区/白山駅)

最終更新日:2024/05/14

渡邉荘子院長 わたなべ皮膚科 main

都営三田線・白山駅A2出口から徒歩1分のビル4階にある「わたなべ皮膚科」。広々とした待合室は木目調のナチュラルなデザインで落ち着いた雰囲気。キッズスペースも設けられ、子ども連れでも通院しやすい環境を整えている。日本皮膚科学会皮膚科専門医である渡邉荘子(わたなべ・そうこ)院長は、大学病院の医局長まで務めた経験を生かし、地域に必要とされるクリニックをめざし日々診療を行っている。クリニックのコンセプトや診療に対する取り組みなど、渡邉院長にいろいろと話を聞いた。

(取材日2024年4月9日)

患者の希望をできる限りくみ取りたい

どのような患者さんが多いですか?

渡邉荘子院長 わたなべ皮膚科1

比較的多いのは、赤ちゃんの乳児湿疹がなかなか良くならないとか、中高生や大学生の方ですとニキビで悩まれている方ですね。30代以上の方になると、しみが気になっているけれども、専門の美容クリニックは敷居が高いという方からの相談が多いです。主訴とは別の気になっている症状を相談されることもあり、それは医師としてはうれしいことなので、そういった相談は気兼ねなくしてほしいと思っています。

診療において心がけていることはありますか?

患者さんが何を希望しているのかを、できる限りくみ取るように心がけています。患者さんのご希望は、必ずしも医療として正しいとは言えないときもあります。例えばこちらから診断しても、患者さんの中ではすでに違う疾患を思い込んでいる場合があり、そのとおりでないと不服そうにされる方もいらっしゃいます。特に最近では、インターネットでいろいろな情報が得られますから、そういった場合でも、できるだけ患者さんが納得できるようなコミュニケーションの取り方を心がけています。

クリニックとして力を入れて取り組んでいることはありますか?

渡邉荘子院長 わたなべ皮膚科2

疾患としてはニキビとアトピー性皮膚炎ですね。アトピー性皮膚炎の治療に関しては、既存の治療で十分な改善が見られない場合は、生物学的製剤も使用しています。ただアトピー性皮膚炎の場合、どこをゴールにするかが患者さんによって違うことが多いんです。重症に近い状態が続いていても、それまでと同じ塗り薬で良いという方もいらっしゃって。もしかすると「アトピー性皮膚炎は治らない」という諦めが根づいてしまっているのかしれません。そういった方にも、現在はもう少し進んだ治療があるんだということを知っていただきたいですね。ただ、保険適用でも従来の治療よりは高額になってしまうのが課題ではあります。

気軽に相談できるクリニックでありたい

先生の経歴と開業に至った経緯を教えてください。

渡邉荘子院長 わたなべ皮膚科3

大学を卒業後、新潟大学附属医歯学総合病院での初期研修を経て、横浜市立大学附属市民総合医療センター形成外科・再建外科に入局しました。そこでは乳がんの手術後の乳房再建を得意とする先生の下で、マイクロサージャリーを用いた微細な手術について学びました。その後、東京女子医科大学東医療センターの皮膚科に移りました。形成外科で得た知識と技術も生かしながら、皮膚科全般の診療に携わってきました。形成外科と皮膚科の領域全般にわたって幅広く学んだことで、どんな症状に対してどのような治療が必要かという判断は的確にできるようになったと思っています。当院を開業したのは、自分には大学病院のような環境よりも、より地域に密着したクリニックでの臨床のほうが向いていると考えたからです。

クリニックとしてのコンセプトなどはありますか?

このクリニックに来ていただければ、万が一ここでは治療が難しいような疾患だったとしても、何かしら解決の糸口を見つけることができたり、「この症状ならこちらの病院に行くと良いですよ」と的確な判断ができたりするようなクリニックでありたいですね。どんな症状でも「取りあえず相談してみよう」と思ってもらえるような、気軽な感じで来ていただけるクリニックをめざしています。

必要があればより専門的な医療機関を紹介していただけるということですね。

渡邉荘子院長 わたなべ皮膚科4

そうですね。大学病院で診療していると「この方は大学病院まで来なくてもいいんじゃないかな?」と考えられる患者さんが少なからずいらっしゃいました。大学病院は待ち時間も長いので、それではお互いに非効率だと思います。なので、当院でできる治療はここで行い、本当に必要な方だけを大学病院に紹介するような振り分けを行っています。また、こちらから紹介するだけでなく、大学病院での治療が終了した患者さんのアフターフォロ―を受け入れることもあります。そのほうが、医療全体として、適切な治療を効率良く患者さんに提供できます。また当院の場合、常勤の医師は私一人なので、365日24時間患者さんに対応するのは不可能です。そのため必要に応じて、積極的により専門的な診療が可能な医療機関を紹介することもあります。

「人となりを見る」ことを大切に

「人となりを見る」ことを大切にしているとお聞きしましたが、具体的にはどのようなことなのでしょうか?

渡邉荘子院長 わたなべ皮膚科5

わかりやすい例として、腫瘍だったら見た目からどんな疾患なのか目星をつけることができます。でも「顔が何かにかぶれました」という患者さんがいらしたとき、その方がどんな生活をしているか、普段何を使っているかがわからないと、かぶれた原因を特定することができません。治療してその時は良くなったとしても、原因がわからなければまた繰り返す恐れもあります。そういったことから、患者さんの生活背景を知ることが大切です。また、「なかなか治らない」という患者さんによく話を聞いてみると、ちゃんと薬を塗っていないこともあります。そういったことも含め、嫌がられない程度にですが(笑)、その人の生活背景には踏み込みます。「部活は何をしているの?」とか、そういったことも治療のヒントになりますから。それが「人となりを見る」ということなんです。

非常勤の先生も診察されているようですが、ご紹介いただけますか?

毎週金曜に日本形成外科学会形成外科専門医の中尾沙良先生、第3土曜に東京女子医科大学附属足立医療センター皮膚科学前教授の田中勝先生に来ていただいています。中尾先生は大学の1年後輩で、形成外科の専門的な治療が必要な患者さんを診ていただいています。当院内での手術もお願いしており、当院では難しい場合は、専門の医療機関にご紹介するようにしています。田中先生はダーモスコピー診断の専門家で、皮膚科医としての私の師匠でもあります。そんな方が当院に来てくださっているのは本当にありがたいことで、本来なら大学病院を紹介するような症例でも当院で診断できるのは、クリニックとしてすごくぜいたくな状況だと思っています。2人とも私にとって大きな支えになってくれています。

それでは最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

渡邉荘子院長 わたなべ皮膚科6

皮膚に何かトラブルがあっても、皮膚科を受診することに抵抗を感じる気持ちも理解できますが、そのまま放っておくと悪化してしまうことも多いので、ひどくなる前に来ていただきたいと思います。こちらはどんな症状でもウエルカムな体制でいるので、まずは一度ご相談にいらしてください。「こんなことで行っても良いのだろうか?」と思うようなことでもあまり気にせずに、気軽な気持ちで来てほしいです。また当院ではホームページの他にSNSも開設しているので、そちらもぜひご覧になってみてください。最近は「SNSを見て来ました」という患者さんも増えてきているので、見ていただけると親近感を感じていただけるのではないかと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみケア/頬1万6500円~

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