廣戸 光樹 院長の独自取材記事
新宿野村ビル歯科クリニック
(新宿区/新宿駅)
最終更新日:2026/05/12
新宿駅西口から徒歩約7分、高層ビル群の中にある「新宿野村ビル歯科クリニック」。すべての診療ユニットの前に大きな窓があり、眼下に広がる街並みを望む開放的な空間が印象的だ。そのような院内で迎えてくれるのは、穏やかな語り口と爽やかな笑顔が印象的な廣戸光樹(ひろと・みつき)院長。インプラントをはじめとする専門的な治療に取り組みながら、近年は歯周病や噛み合わせなども含めた口腔全体を見据えた診療にも力を注いでいる。仕事の合間に訪れる患者も多いことから、スピーディーさと丁寧さを両立した対応を重視しつつ、歯科医師3人体制で連携を図りながら幅広いニーズに応えているのも特徴だ。今回は、院長就任から2年を経た現在の取り組みや診療への思いについて、廣戸院長に話を聞いた。
(取材日2026年4月3日)
顔立ちにも配慮した患者が納得できる仕上がりをめざす
患者さんはどのような方が多いですか。

やはり、周囲の高層ビル街に勤務している方々が多いですね。年齢層は30代から50代が中心ですが、働き盛りの頃に当院に通い始めてリタイアした後も来てくださる70代、80代の方も少なくありません。虫歯、歯周病、入れ歯などさまざまなお悩みに対応しています。もちろん、僕が専門としているインプラント治療を希望していらっしゃる患者さんもいます。基本的には3ヵ月ごとのメンテナンスに通っていただき、早めに問題を見つけて治療していくという方針で診療を行います。保険診療をメインにしていますが、自由診療のメニューも幅広くそろえているのでご相談ください。
公式サイトには詳しい価格表があってわかりやすいですね。
保険診療でも自由診療でも、歯科治療を始める前に「いくらかかるのだろう」と不安に思う人も多いですよね。コスト面が心配で治療に踏み切れない人もいるかもしれません。そこで、当院ではどのような診療を受けたらいくらくらいかかるのか、費用の目安をできるだけ詳しく公式サイトに掲載しています。自由診療というと、どうしても「高い」というイメージが先行しがちです。でも、例えば自由診療でセラミックのかぶせ物を作るとなった場合でも、大きな虫歯かそうでないかで費用は大きく異なるものなのですよ。患者さんが安心してより広い選択肢から治療法を選ぶための手がかりにしていただければと思っています。
顔立ちを見ながらの治療計画にもこだわっているとか。

特に前歯は顔型との相関関係が無視できません。例えば、面長の人は前歯も長い傾向があります。それ以外にも、女性の前歯は丸みを帯びていることが多く、男性的な角張ったかぶせ物を入れてしまうと違和感が拭えないことがあります。顔立ち全体を見ながら治療計画を立てることで、限りなく自然な形の仕上がりをめざしています。とはいえ、患者さんの希望を無視して勝手に治療を進めることはありません。もし、患者さんが顔のバランスに合わない歯を希望したとしても、仮歯を作って様子を見ていただきます。患者さんが納得いく形で、より美しくなれる治療を提案していきたいと思っています。
習得したスキルを患者に惜しみなく還元
先生はスキルアップに注力されているそうですね。

やはり知らない治療は患者さんに提供できないので、まずは自分が広く知っておくことが大切だと考えています。これまでインプラントを中心に研鑽を積んできましたが、最近は歯周病や矯正なども含めて、お口全体をどう診ていくかという視点をより意識するようになりました。そのため、1年を通して体系的に学べるスタディグループにも参加し、自分の診療の軸となる考え方を整理してきました。特定の分野に偏りすぎると、どうしてもその治療を勧めがちになってしまうこともあるので、あくまで患者さんの希望に寄り添った提案ができるようにしたいと思っています。幅広い知識を身につけた上で、その方にとって最適な選択肢を一緒に考えていくことが、自分の役割だと感じています。
学びのモチベーションはどこから湧いてくるのでしょう?
一番大きいのは「患者さんにより良い選択肢を提示したい」という想いですね。知らないことがあると、それだけで提案できる幅が狭まってしまいますし、患者さんも何が正解なのかわからないまま治療を受けることになってしまいます。そうならないように、まずは自分が知っておくことが大切だと感じています。また、セミナーやスタディグループに参加すると、他の先生方の考え方や熱量にふれる機会が多くて、それが大きな刺激にもなっています。自分ももっと成長したいという気持ちになりますし、学んだことを日々の診療に少しずつ落とし込んでいくことで、患者さんに還元できる実感があるのです。そうした積み重ねが、次の学びへのモチベーションにつながっているのだと思います。
新たに導入した「ホワイトスポットのケア」についても教えてください。

ホワイトスポットは、歯の表面に白く濁ったような部分ができることで、特に人目にふれやすい前歯において気にされる方が一定数いらっしゃいます。これまでは削って詰め物をするなどの対応が一般的でしたが、当院では薬剤を使って歯を削らずにケアするための方法を新たに導入しました。実際に始めてみると、「前から気になっていた」と言う方が思っていた以上に多く、ニーズの高さを感じています。私自身も以前は詳しく知らなかったのですが、こうした方法があると知ったことで、患者さんに提案できる選択肢が広がりました。すべてのケースに適応できるわけではありませんが、できるだけ歯を削らずに見た目を変えたいという方にとっては、有用な方法の1つだと思います。気になる方は気軽にご相談いただければと思います。
新宿エリアで働く人々の歯の健康を末永く守りたい
患者さんと接する際、何を大切にしていますか。

患者さんが納得できるような治療を何よりも大切にしています。明らかに歯科医学的に問題があることまで全部受け入れるわけにはいきませんが、それ以外はできるだけ患者さんのご希望に添うようにしていますね。「このような材料でやってほしい」「いつまでに治したい」などお望みになっていることを、何でも話しやすいような雰囲気づくりにも気をつけています。最初はあまり歯に興味もなく痛い場所があって来た方が、治療やクリーニングを進めていく過程で小さな汚れも気にするようになってくれたらうれしいですね。これからも歯科衛生士と協力して患者さんのデンタルIQを高めていきたいです。
今後の展望についてお聞かせください。
大きく方向性を変えるというよりは、これまで大切にしてきたスタンスを軸にしながら、診療の質をさらに高めていきたいと考えています。今後は顕微鏡を活用した精密な治療にも力を入れ、肉眼では見えにくい部分までしっかり確認しながら処置できるようにしていきたいですね。また、このエリアは近隣にお住まいの方というよりも、新宿で働いている方が多くいらっしゃるのが特徴です。職場の変化などで通院が難しくなる場合もありますが、それでも長く頼っていただけるような存在でありたいと思っています。実際に、患者さん同士が顔見知りで待合室であいさつを交わしていることもありますし、ご紹介で来てくださる方も多いです。今後も「新宿で働く方々のかかりつけ歯科医」として、安心して大切な方を紹介していただけるようなクリニックであり続けたいですね。
最後に読者へのメッセージをお願いします。

オフィスビルの中にある歯科医院というと、少しハードルが高いとか、入りにくいというイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。お仕事帰りやちょっとした空き時間にも気軽に立ち寄っていただけるような、通いやすい雰囲気づくりを大切にしています。当院は現在、私を含めて3人の歯科医師で連携しながら診療を行っており、それぞれの強みを生かしつつ、患者さん一人ひとりに合った治療をご提案できる体制を整えています。「いつか治したい」と思っていることや、「これって相談していいのかな」と迷うような小さなお悩みでも構いません。実はブラッシングの方法を見直すだけで改善を図れるケースもありますし、少し知るだけで選択肢が広がることも多いです。日々をより快適に過ごしていただけるよう、お手伝いができればと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/埋入:25万円~、セラミッククラウン/12万円~、ホワイトスポットのケア/2万円〜

