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森脇 弘隆 院長の独自取材記事

ノアこどもクリニック

(八王子市/八王子駅)

最終更新日:2025/07/11

森脇弘隆院長 ノアこどもクリニック main

八王子駅南口から徒歩8分、万町二丁目バス停留所からすぐ。戸建ての医療施設が立ち並ぶ医療ビレッジ「八王子クリニックビレッジ」内に、「ノアこどもクリニック」はある。森脇弘隆院長は、勤務医時代はNICU(新生児集中治療室)での診療経験もあるという小児科のエキスパート。まるで通い慣れた保育施設の先生のような親しみやすさで子どもたちを温かく迎える。ヨーロッパの民家風の温かみのある外観は、幼い子どもが嫌がる病院独特の空気を感じさせず、親の緊張もほぐしてくれそうだ。「明るく、楽しく、元気良く、笑顔あふれる診療」をモットーに、患者一人ひとりに合わせた治療を提供する森脇院長に、クリニックについて語ってもらった。

(取材日2025年6月11日)

NICUで受け取った「光」を胸に、患者・家族と歩む

開業までの経緯を教えてください。

森脇弘隆院長 ノアこどもクリニック1

20年以上勤務していた信州・小布施の新生病院を離れ、2015年に家族で八王子市に移り、同市内の「スマイルこどもクリニック」の院長を務めてきました。移住して感じたのは、八王子は東京でありながら自然も残っていて住みやすく、温かくて親切な人が多いということ。また私は埼玉県川口市の出身で生まれ故郷からも程近いことから、開業するなら大好きな八王子で、引き続き地域医療に貢献したいと考え、場所を探しました。2019年の開業以後は、単なる小児科ではなく、地域に根差したクリニックとして、身近になんでも相談できる総合的な医療、プライマリケアをめざしています。

NICUでの診療を経験されたと伺いました。

昔から子どもが好きで、将来の夢は保育士か小児科医師。中学生の頃には小児科を、と決意し、医学部をめざしました。同時に、世の中において小さな存在である子ども、中でも小さく生まれた赤ちゃんの役に立ちたいという気持ちがずっとあり、特に低出生体重児・新生児医療に力を入れたいと思っていました。大学卒業後は、早くから新生児医療を産科と組んで実践していた淀川キリスト教病院を臨床研修先に選び、内科・小児科・外科・産婦人科のほか、ホスピスでのターミナルケアなど経験。特に小児科ではNICUに配属され、低出生体重児や障害のある赤ちゃんの症例など、さまざまな医療の研鑽を積んだと自負しています。病院自体で救急車を有していたため、立ち合い分娩で低出生体重児が産まれた際は、保育器と一緒に動いて、処置して乗せて帰ってきたことも。救急医療を担当し、子どもから大人までさまざまな疾患に関われたことは貴重な経験となりました。

NICUでの思い出深いエピソードはありますか?

森脇弘隆院長 ノアこどもクリニック2

NICUでは1000グラム以下の超低出生体重児をたくさん診てきました。生まれた時に人工呼吸器や点滴が必要な赤ちゃんに接して、始めは「弱いな、はかないな」という気持ちがあったのですが、実はその子たちがすごい力を持っていることがわかったんです。それは、その子に関わるすべての人から、優しい気持ち、なんとか助けたいという「頑張り」を引き出す力です。どんなに疲れていても「よし、この子のために頑張ろう!」と気力が湧いてくる。私はそれを「小さき者からの光」と呼んでいます。そういった学びや、赤ちゃんの姿に癒やされていく経験を通して、医師として患者さんやご家族とともに歩むことを「使命」として受け取ったと感じています。

子どもの健やかな成長と、家族皆の心身をケアする

現在注力している診療はありますか。

森脇弘隆院長 ノアこどもクリニック3

10代に多い起立性調節障害、気圧や気温など気象の変化によって頭痛や倦怠感など体調不良が起こる気象病などの診療、漢方治療、アレルギー疾患、スキンケアなどに力を注いでいます。モットーは「明るく、楽しく、元気良く、笑顔あふれる診療」。病院や医師には怖いイメージがありますし、保護者の方もお子さんも緊張しがちです。その中で少しでも和やかな環境で、言いたいことをきちんと言える雰囲気をつくり出せたら良いなと考えて取り組んでいます。伝えたいことを漏れなく伝えていただけるように、患者さんにはスマートフォンのメモ機能に入力する、便の状態や咳の仕方など気になることは写真や動画に収める、発熱時の体温の変動パターンを記録する「熱型表」をお渡しして記入・ご持参いただくことを推奨しています。

アレルギーはどのような症状を訴える患者さんが多いのでしょうか?

花粉症や季節性の咳、アトピー性皮膚炎を中心とした皮膚疾患が多いですね。体感的に花粉症のお子さんは増えており、睡眠が妨げられる、登園・登校ができないといったように日常生活に支障が出ているケースも多いんです。アレルギーによって鼻の粘膜や気管支にストレスがかかるとウイルスに感染しやすくなり、負のスパイラルに陥ることも。舌下免疫療法などを含む、お薬でのコントロールをめざすことで、お子さんも働く保護者の方も、皆の負担を軽くしてあげられたらと考えています。またスキンケアはコンセプトから丁寧に指導し、つらい症状にはともに悲しみ、治療中は励まし、ともに喜ぶ。患者さんに寄り添い、二人三脚で歩むのが私のスタイルです。

家族全員を支える「ファミリーサポート」にこだわっていらっしゃいますね。

森脇弘隆院長 ノアこどもクリニック4

核家族化の進行、共働き家庭・一人親家庭の増加など、保護者の方の負担は大きくなっているのが現状です。実は不定愁訴や月経前症候群、頭痛、ストレスによる消化器症状などを抱えながら、お子さんの体調不良で来院される保護者の方は少なくありません。そんな頑張っておられる親御さんをサポートするのも私の役目です。以前勤務していた長野の新生病院では小児科部長でありながら、子の両親・祖父母世代の患者さんの内科診療、訪問診療などプライマリケアを行っていたこともあり、その時の経験がご家族のケアにも役立っています。例えば、アレルギー疾患は遺伝的な要素があるといわれ、親きょうだいも同じ症状で悩んでいることが少なくありません。当院の強みは「ファミリーを丸ごと診ることができる」こと。どんなことでもまずはご相談ください。

海外での経験を、日本の地域医療に還元

海外経験や国内の地域医療が、現在にも生かされているのですね。

森脇弘隆院長 ノアこどもクリニック5

以前の勤務先は、ネパールやバングラデシュ、インドネシアにネットワークがあり、特にネパールは10回ほど訪れています。海外で医療貢献するつながりが築けたのに加え、保健活動の知識や必要な外科の技術が身につき、国内の地域医療に還元できたと思います。実は助産師の妻とともにネパールに赴任予定でしたが、生まれた長女の事情から、国内にとどまることになりました。一時はつらく悲しい気持ちになることがあったものの、彼女がこの世界からの愛を受けて力強く生きてくれているから、前向きになれましたね。そうした私生活上の経験から、生まれてきた個性のある子どもたちにもできる限り寄り添いたいという思いが強いんです。

スタッフさんについても教えてください。

当院のスタッフは優しくて丁寧で、長く勤務してくれている人ばかり。患者さんからは「スタッフさんがずっと同じということは、きっと働きやすい職場なんでしょうね。だからすごく信頼できるクリニックなんです」と言われたことがあります。患者さん側からするといつでも同じ顔が迎えてくれて、お子さんや保護者の方の顔をわかっているというのは、安心感につながるのではないでしょうか。

地域の子どもたち、子育て世代の皆さんにメッセージをお願いします。

森脇弘隆院長 ノアこどもクリニック6

私はプロテスタントのクリスチャンです。そして、来院される子どもたちとご家族のために神さまからの祝福を祈りながら日々診療をしています。私から子どもたちに伝えたいことは「皆さんは、一人ひとり愛されるために生まれてきたこと。もちろん、お父さん、お母さんは、あなたを愛しています。ノア先生も皆さんを愛しています。また、神さまもあなたを愛しています。その愛をたくさん受けて、楽しく元気で明るく歩んでいきましょう」ということですね。保護者の方々は、毎日お疲れのことと思います。たまにはゆっくりと甘いものを食べたり、夫婦だけの時間を確保したり、日々頑張っている自分にご褒美をあげる時間を取ったりしてくださいね。スタッフ一同全力でサポートしますので、何かあれば気兼ねなくご相談ください。

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