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奥田 泰章 院長の独自取材記事

おくだ脳神経外科クリニック

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2019/11/12

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北摂のビジネス街、江坂。このエリアに職場のある人や近隣に住まう人の健康を支えるため、この秋に開業したのが「おくだ脳神経外科クリニック」だ。院長の奥田泰章先生は、私たちに身近でありながら重篤な病が隠れている可能性がある頭痛、気になるめまい、しびれ、物忘れなどについて気軽に相談に応じるほか、脳卒中などの後遺症のある患者のリハビリテーションにも対応している。同院では画質にこだわって導入したMRIを使用した検査を実施しており、必要性に応じて最短即日に行うことができるような体制をとっている。総合病院などでの勤務経験を生かしながら診療にあたる奥田院長にさまざまな話を聞いた。
(取材日2019年10月10日)

スピーディーな検査のため、MRIを導入

今年9月に開業されましたが、その背景などを教えていただけますか。

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1997年に大阪医科大学を卒業した後、総合病院や脳神経外科病院で勤務医をし、経験を積んでまいりました。この場所で開業することにしたのは、私自身なじみのある大阪の北摂エリアだということと、働き盛りの方が勤務地の近くで気軽にMRIを受けていただける環境をご提供したいと思ったからです。最近ですと自由な働き方を取り入れられている企業もあるようですし、昼間に脳ドックの設定をすると仕事の合間でも立ち寄っていただきやすいかなと思い、ビジネス街での開業の準備をしてきました。

MRI検査をクリニックで受けられるのは、患者さんにとっても便利でしょうね。

脳神経外科に来られる患者さんは、多くが精密検査を希望される方です。ですから、問診をして他の施設に紹介するというのではなく、すぐにこちらで検査できるようMRIを導入しました。頭部だけでなく、首、肩、腰、膝など全身の撮影が可能な、画質や性能にこだわって選んだ機器です。予約なしで来ていただいて、お話をして、MRIが必要となったらすぐに検査。結果もすぐお伝えできますし、診断や病院へのご紹介なども迅速に図れるので、ご安心いただけるのではないでしょうか。心配事を抱えていらっしゃる患者さんに対して、すぐに道筋を示してあげられるのは、私としても良かった点だなと思っています。

入り口の昇降機、院内の動線にもこだわりがおありだとか。

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後遺症を持つ患者さんの負担を、少しでも軽くしてお迎えできるようにしたいと思いました。入り口には段差がありましたので昇降機を設置し、車いすの方などに使っていただいています。中に入ってから診察室までの動きも十分シミュレーションし、一直線に動けるようにしました。診察やリハビリの流れが良くなるように、診察室は2つ。処置室では採血などを行っていますが、今後はブロック注射もできるようにと考えています。

どのような患者さんが来られていますか?

午前中は近隣の住宅街からふらつきやめまいを感じるというご高齢の方がお越しになっています。そうした症状は意外に筋力の低下が原因であることも多く、検査をして脳には異常がないことをお伝えすると、ほっとして帰られます。物忘れが気になって来院される方もいらっしゃいますね。午後は、働き盛りの方がみえることも増えてきました。近隣にお勤めの方がお仕事の合間に来られているようで、当初の想定に近いです。そうした方の訴えとして一番多いのは頭痛、次いでめまい、しびれ。頭痛の原因は、おおよそ問診で緊張性頭痛か片頭痛に分けられます。中にはくも膜下出血のような重篤な病気ということもありますが、一刻を争うかどうかを見極めて次の手段を考えます。

診断まででなく、その先のリハビリテーションも

広いリハビリ室。どのようなことができるのでしょうか。

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患者さんの状況に合わせた歩行訓練、細かい手の動きの訓練などですね。理学療法士とコミュニケーションを取りながらケースバイケースで進めていただけます。リハビリについては医療保険の適用に発症からの日数制限がありますので、その間にしっかりと進めていくことが私たちの目標です。実は、以前から退院した後のリハビリ施設が意外に少ないと感じてきました。後遺症が重度の方は施設、軽度の方は自宅。基本的には中程度の方は自力でリハビリに通わなくてはならないのですが、脳神経外科医師としてその受け皿を増やして患者さんを受け入れたかったんです。

患者さんとのコミュニケーションで気をつけられていることはありますか?

こちらからご説明をする時の反応ですね。なるべくしっかり時間を取ってお話しするように心がけていますが、患者さんにとってわかりにくいお話をさせてもらうこともあるかと思うので、わずかでも難しい表情をされたら見逃さないように努めています。何がわからないか、何に不安を感じているか、できるだけ丁寧にお声がけします。わからないことが理解できた瞬間の顔というのがありますので、それまでは説明を尽くすようにしています。

脳ドックは週に4回実施されているのですね。

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脳ドックは月、火、水、金の午後に行っています。これに関しましては予約制でお願いしています。一つはMRIのみの検査、もう一つはMRIプラス頸動脈のエコーの検査です。一般的に、高齢になっていくほど毎年受けたほうが良いと言われていますし、私の考えでは高血圧や糖尿病などの生活習慣病をお持ちの方は50歳以上になったら毎年受けることをお勧めしたいです。もっと言えば、40歳くらいからは2、3年に一度受けられるほうが良いですし、30代でも一度受けておかれると安心ではないかと思いますね。40歳以上から脳梗塞などの病気が増えていく年代になりますし、そうした病気はほんの1、2年で急激に進んでしまうこともあります。早めに受けていただくことが健康の鍵だと思います。

他院との連携はありますか。

例えば一刻を争うくも膜下出血などの手術が必要となった場合、あるいはその他の専門的な処置が必要となった場合、すぐに大きな医療機関に行っていただけるように動きます。大阪大学医学部附属病院や済生会病院との連携が多いですね。もともと地域連携ネットワークなどでつながっている仲の良い先生もいますので、患者さんに「こんな先生ですよ」とお話しできますから安心していただけると思います。

頭痛、めまい、しびれがあれば気軽に来院を

医師をめざされたきっかけは何だったのでしょうか。

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祖父が医師をしていた影響です。満州から帰って内科医師になり、さまざまな患者さんを診ていた祖父をよくのぞきに行っていたのですが、思い起こすと特に患者さんと長話をするわけでも談笑するわけでもなかったんですよね。ただ静かに確実に診察を続けていく感じ。でも、どの患者さんからも信頼されていて格好良く、医師としても人間としても憧れました。高校生になって本格的に医師への道を考え、大学の研修時に脳神経外科を経験して専門を決め、今に至ります。祖父のように何でも診られる医師ではないけれど、きちんと治療の過程まで診ていきたいという思いを持っています。

学生時代のことや休日の過ごし方を教えてください。

高校の頃はさっさと帰宅してテレビでスポーツ観戦をしていた記憶があります。大学ではスキー部に所属してスキーと勉強に明け暮れましたね。医師になってからの休日は、近所のパパさんたちとフットサル、子どもたちと釣りをして過ごすことが多いですね。現在でもスポーツ観戦が好きで、最近では花園にラグビーを観に行きました。

今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

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9月より、医師は私1人、理学療法士が1人、看護師が2人、そして受付が5人のメンバーでスタートしたところですが、スタッフ自らが情報共有のための仕組みを考えてくれるなどしていて、本当に助かっています。人に恵まれたことに感謝しかありませんね。しばらくはこの体制でいくと思いますが、リハビリテーションについては患者さんの流れを見て改善を重ねていける部分だと思っています。近々、介護保険の通所リハビリを始めようと動いているところですし、そうしてプラスアルファを考えていきたいですね。頭痛、めまい、腰痛、坐骨神経痛、手足のしびれ、痛みなどでお困りの方は、一度お気軽に来てください。MRIを撮らなくとも問診でわかることもありますし、原因がわかれば安心にもつながるはず。脳神経外科は特別なところではないので、日常で気になることはぜひ相談していただき、笑顔で帰っていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック(MRI・MRA)/2万円、脳ドック(MRI・MRA+頸動脈エコー)/2万5000円

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