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手塚 充樹 院長の独自取材記事

ヘルシーライフデンタルクリニック

(港区/新橋駅)

最終更新日:2022/01/26

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新橋駅日比谷口から徒歩2分。内幸町駅や汐留駅からもアクセスの良い場所に「ヘルシーライフデンタルクリニック」はある。院名が表すとおり、口腔内の健康と全身の健康が密接に結びついていることを土台に、「口から未来を明るく、美しく」を理念に掲げた診療を行っている。手塚充樹院長は大学院で口腔内化学を専攻。歯科と医科を融合させ、患者の健康寿命を延ばすことに力を注いでいる。その取り組みと、めざすところを聞いた。

(取材日2021年11月9日)

口腔内の健康が全身の健康につながる

開業して2年になりますが、どのような患者さんが来られていますか?

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新橋にお勤めのビジネスパーソンに加えて、半分近くは遠方からおいでになる方です。以前勤務していたクリニック時代の患者さんもいらっしゃいますし、最近はホームページやSNSの発信をご覧になって、お口から全身の健康を考える当院のコンセプトを知り、関心を持っておいでになる方が増えてきました。治療しても症状が消えないという悩みを抱えた方や、歯と一緒に体のことも相談してみようという患者さんがいらしています。「職場の仲間に勧められた」といった、紹介の患者さんが増えているのもうれしいことです。

こちらの掲げているコンセプト「健康寿命延伸」について教えてください。

人間は歯を1本失っただけでも、栄養の吸収状態が悪くなるという研究データが出ています。また別の研究では要介護、つまり寝たきりの状態になるリスクが糖尿病の場合は5〜7倍であるのに対し、歯が抜けて0〜9本しか残っていない場合は15倍にもなるともいわれています。歯を失うことがさまざまな面に影響を及ぼすことがわかってきている今、アルツハイマー型認知症をはじめ、いろいろな病気を予防するために、歯科医療を役立てたいというのが、当院を開業した目的でもありました。「予防歯科」「定期管理」という言葉もありますが、ここでは「健康寿命延伸型」の歯科医院をめざして診療しています。しっかりと病名がついて薬の処方が必要になる前の段階、疾病予備軍の状態の方たちのお役に立てればと考えています。

実際にどのような診療をしているのでしょうか。

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口腔内の健康から全身の健康につなげる診療をベースにしています。例えば、長い期間診ている患者さんで何度も虫歯を再発するような方には、口腔内の環境を確認するために検査を行ったり、歯周病の炎症が重度で肥満傾向にある患者さんに指先からの血液検査をお勧めしたりと、体全体をトータルに見ながら原因究明に努めています。その中でも特に力を入れているのが歯周病の検査です。日本の人口1億2000万人のうち、約8000万人の人が歯周病で歯茎に何らかの問題を抱えているといわれており、そのうち歯科医院に通っている人は約260万人とされます。残りの人は放置しているといってもいいわけです。歯周病は糖尿病や誤嚥性肺炎などとも関連性が深いことから、歯周病をきちんとケアすることで、これらの疾病も減っていく可能性がある。それをプッシュしていく役割を担うのが、私たちがめざす歯科医院のかたちです。

各種機器など設備も整えていますね。

全身を視野に入れた設備をそろえているのが当院の特徴です。指先から血液を採取して約7分で体内の炎症などを知ることができる臨床化学分析装置などを導入して診療に役立てています。もちろん歯科治療を行うための設備もきちんと備えています。精密な治療のためのマイクロスコープや歯科用CTなど、日々の診療に大きな力を発揮しています。

データを患者と共有し、より良い診療を

感染症予防対策としてはどのようなことをしていますか?

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治療時に使う水は除菌水を使用し、各ユニットには感染防止のウォーターラインを導入しています。歯科用のユニットには塩素の含まれている水道水由来の水が使われていますが、連休などで長い間電源をオフにすると、ユニットの細いホース内に滞留している水の塩素が使い切られて菌が増えてしまいます。それがバイオフィルムを作る原因にもなるといわれていることから、当院ではユニット周りに自動的に塩素濃度を補正するウォーターラインシステムを導入しました。また新型コロナウイルス感染症の流行以降、なるべく人との接触を避けるために、オンライン診療にも力を入れています。初診の問診をオンラインで済ませ、どういう治療をするのかあらかじめ目安がついた状態で来院することも可能ですし、検査結果の説明もオンラインで実施しています。歯科用CTを撮った結果などを画面で共有しながら、対面での診療とあまり変わらない説明ができるようになりました。

診療の際に大事にしていることは何ですか?

患者さんのご要望にしっかり耳を傾けることでしょうか。どういう治療を望まれていて、体全体にどのような傾向があるのか。広い視野に立って診るように心がけています。ですから、最初の問診は丁寧に行っています。当院の問診票は体のチェックシートと呼んでいるのですが、かなり詳しい記載をお願いしています。「お口の機能低下傾向があるか」「歯ぎしりをするか」といった口腔内に関する設問から「日頃ストレスを感じているか」「風邪をひきやすいか」など体に関することまでお尋ねし、初回で患者さんの全体を把握できるように努めています。この検査、この治療法でやれば誰でもOK、というやり方はなく、その患者さんに合った検査、治療を提案していくためにも、必要なことだと思っています。

データに基づいた治療ということですね。

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はい。患者さんの検査結果は、口腔内の写真や虫歯や歯周病の検査結果など、初診のときに冊子のようなデータにしてお送りするようにしています。これはその検査結果を踏まえて、これから治療を進めていきますよという確認でもあります。詳しい検査をしないまま、なんとなく雰囲気や見た目の印象で治療をするのではなく、データを基にご説明をして、患者さんにご理解いただいた上で治療をしたほうが、患者さんも積極的に治療に取り組んでいただけるように思います。当院に通うことで検査の数値が改善されれば患者さんのモチベーションアップにもつながりますので、データに基づいた治療はこれからも進めていく考えです。歯科医院は長いお付き合いをしていくところだと思いますので、そうした変化を随時追っていければと思います。

痛くなる前の段階でケアや治療を開始する

SNSによる情報発信も始められたとか。

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今年に入ってから、患者さんのためにとインターネットの動画共有サービスで情報発信を始めました。患者さんからのよくある質問に対する答えを動画化して、クリニックのホームページからご覧いただけるようにしています。口腔内の細菌が認知症と関わりがあることなど、新しい知見を交えながら、わかりやすくご説明しています。また、SNSでも短いブログのように、健康とお口の関係について、いろいろ情報を発信しています。こういった動画やSNSをご覧になって来院される方が増えたのは思いがけないことでしたが、うれしいものですね。

今後の抱負をお聞かせください。

生活スタイルそのものにまで関わったアプローチをしていきたいですね。例えば、医科のクリニックと密接に連携を取った治療や、無農薬・低農薬の野菜を提供するルートの開拓、運動指導のためのトレーナーとの連携など、医療の枠を超えたものも含め手がけてみたいことはたくさんあります。そんな中、今かたちになりつつあるのが、管理栄養士による栄養指導です。不足している栄養素を取り入れる食材をお教えしたり、レシピをご提案したり、そういったアドバイスができる管理栄養士が在籍しているので、今後患者さんに食に関するカウンセリングを始めていきたいと思っています。あと私個人については、現在噛み合わせの勉強をしているところなので、ゆくゆくは患者さんの骨格のデータを歯科治療に生かしていければなと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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痛みの有無だけを基準に、受診するかしないかを決めないでいただきたいなと思っています。歯茎の腫れなど、多少気になることがあっても「痛くないから」と受診なさらない方が多いようにお見受けしますが、これからの時代は、痛みが出てから、もしくは大きな疾病にかかってから治療するのではなく、もっと前の段階でケアや治療を始めるようになっていくはずです。ですので、私たち医療者もそういった時代のニーズに応えられるよう、お口から未来の健康を明るくしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万円~、セラミック治療/4万5000円~、血液検査/1万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/全顎55万円~、前歯部33万円~、矯正オンライン診療/予約料550円(別途診察料がかかります。)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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