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手塚 充樹 院長の独自取材記事

ヘルシーライフデンタルクリニック

(港区/新橋駅)

最終更新日:2020/04/16

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新橋駅日比谷口から徒歩約2分、内幸町駅、汐留駅からもアクセスの良い場所にある「ヘルシーライフデンタルクリニック」は、2019年の9月に開業したばかりのクリニックだ。「ヒトは口から美しくなる、長く幸福な人生を支援する」を理念に掲げ診療を行うのは、大学院で口腔内科学を専攻した手塚充樹院長。口腔内の健康と体の健康との密接な関わりが明らかになる中、歯科と医科の融合によって患者の健康的な生活をサポートしたいと考える手塚院長に、めざす歯科医療について話を聞いた。
(取材日2020年3月23日)

健康寿命の延伸をサポート、オンライン診療にも対応

こちらのクリニックのコンセプトから教えてください。

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患者さんの健康寿命をなるべく長く確保してあげるということが当院の大きなコンセプトです。最近の研究では、歯周病の原因菌が血液脳関門を突破して脳まで侵入できるということなどがわかってきています。口の中が全身の悪いことへの入り口になってしまっているケースがあるので、そのようなことが起きないよう治療することが、長い健康寿命につながると考えています。歯周病の治療はもちろんですが、歯周病が起こりにくいセラミックのかぶせ物の設計など、歯周病が起こりにくい環境をつくる治療、より真面目な歯科治療を行うことが目的の達成には重要だと考えています。私はビタミンやミネラルなどを摂取することで病気の予防などをめざす栄養学に関心があり、歯科の立場で学ぶ研究会も立ち上げています。

体の健康もサポートしていこうと考えたきっかけは何ですか?

口腔内科学の大学院を卒業したことが、今の方向性に大きな影響を与えていると思います。口腔内科学というのは、いわゆる口腔外科で、英語でオーラルメディスンと呼ばれている分野です。口腔医学という位置づけで、薬物などよってがんなどの疾患を治療するなど、外科処置に頼らずに疾患を治療するための学問です。大学院では、脊髄損傷と再生療法の研究、閉経後の骨粗しょう症とホルモンとの関わりなどの研究に取り組んできたので、栄養学を応用する考え方について入りやすかったんですね。若い頃に学んだ口腔内科学という切り口を口腔の分野と照らし合わせて生かすことができたという意味で、その出会いに感謝しています。

クリニックのコンセプトが明確ですね。

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開業にあたって「自分は何者か」と問うた時に、何か使命を持って仕事にあたりたいなと思いました。「人の健康寿命を延ばす」ということを歯科の立場から行っていくことが、自分のミッションであり、それが当院のコンセプトになっています。ミッションを実践していくためには、自分の組織を持っていないとチームとしてまとまれない部分がありますし、開業前に自分が働いていた環境のみでは達成が難しいと考え開業に踏み切りました。開業して5ヵ月ですが、割合としては近隣のオフィスで働いている方が多く来院されていますね。院長を務めていた川崎市のクリニックで診ていた患者さんにも来ていただいています。また、仕事が忙しい方、育児中などで通院の時間が取りにくい方、定期的な通院がご負担になっている方にも気軽にご利用いただければと思い、オンライン診療も導入しています。

歯周病の治療に力を入れ、検査や説明にもこだわる

力を入れている治療は何でしょう?

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歯周病の精密検査には力を入れています。日本人の約8割は歯周病だといわれていることもあって、歯周病の検査に保険診療が認められています。当院では、「4ミリ、5ミリの深い歯周ポケットの内側の面は、皮膚の表面がちょっとえぐれて、筋肉のような部分がむき出しになっている、要するに潰瘍になっているんですよ」と患者さんに説明しています。歯の全周に中程度以上の歯周病があった場合、その面積は手のひらサイズ以上になります。その潰瘍の部分からばい菌が侵入していると言われているので、歯周病治療はそれを防ぐ目的で行うんですよ、というような説明の仕方をするのは当院の特徴かもしれません。

その他対応している治療やこだわりについて教えてください。

筋肉の疲れ、噛みしめからなる顎関節症の治療にも対応しており、スプリントを使いながら筋肉をゆるめていく治療や、筋肉のマッサージなどを行っています。また当院では、夜間の歯ぎしりにも注目しています。歯ぎしりは、夜間の低血糖などが原因で、交感神経が興奮することと関係があるともいわれているので、血糖値のコントロールも視野に入れた指導をさせていただいております。こだわっていることとしては、かぶせ物の素材の選び方でしょうか。保険、自費という括りではなく、その人の身体の状態に合わせて素材のメリット、デメリットをご説明しています。口腔環境に合わせて「歯周病になりにくい素材」を選ぶようにし、納得いただけるよう説明には工夫をしていますね。これは患者さんの先々の健康寿命延伸のため、という根本的な考え方からきているかもしれません。

設備面ではどのようなものを導入されているのですか?

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例えば、当院では治療に除菌水を使用しているのですが、各ユニットに感染防止のウォーターラインを導入しています。そもそも歯科用のデンタルユニットに使われている水は水道水由来ですから塩素が含まれています。しかし、ユニットのホースは細いので、連休中など長い日数、電源をオフにすると、ホース内に滞留している水の塩素が使い切られて菌が増えます。それがバイオフィルムを作ってしまう原因になるのです。そこで当院ではこの、ユニット周りのウォーターラインのシステムを導入しました。また、マイクロスコープの導入など、より精密な治療ができるように機器周りも充実させています。

栄養バランスのアドバイスなど独自の取り組みも

こちらでは食事の回数や栄養面のアドバイスなども行っているそうですね。

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患者さんに入力していただく問診票で、日頃感じているお体のこと、ストレスがあるか、よく眠れているか、食事の回数や炭水化物、砂糖摂取の比率など食生活や生活習慣もお聞きした上で唾液を調べています。問診でストレスを感じていると答え、かつ唾液の酸性度が高かったりすると、交感神経が優位になり唾液の量が減っている可能性があります。ストレスがかかっていると、唾液腺の機能が落ちるので、ストレスへの対抗物質をもう少し摂取したほうがいいですよというアドバイスをしています。インプラント治療など大きな侵襲がかかる治療の場合、もともと栄養状態が悪い方は治りが遅い可能性が考えられるため、術中に体に菌が回らないよう抗生物質の点滴をしながら手術をすることもあります。

ほかにも特徴のある検査はありますか?

体内のどこかで炎症を起こしていないかを調べるため、ランセットと呼ばれる血液検査用穿刺針を用いた血液検査を行う場合があります。体の中に歯周病菌が回って体のどこかで炎症が起こると、肝臓がその炎症を検知して、炎症を退治するタンパク質をつくり出します。そのタンパク質の数値を測るんです。

地域にとってどのようなクリニックでありたいとお考えですか?

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当院では、「なぜそのお口の状態になってしまったのか」という原因に思いをはせ、原因を変えていこうというモチベーションを患者さんに持ってもらうことを大事にしています。そのためには原因に対する知識提供が必要なので、どうやったらわかりやすく説明できるのかを常に考えています。口腔環境の乱れが腸内環境や脳内環境にもつながっている、口と体の関連性があるのだということを踏まえて、近年増えている腸内細菌叢、口腔内細菌叢など、全身の検査を行ったり、今の自分の生活環境を知ってもらうことにアプローチしていくようなクリニックにしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万円~、セラミック治療/4万5000円~、血液検査/1万5000円~、矯正治療/50万円~、オンライン診療/予約料550円(別途診察料がかかります。)

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