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道家 孝幸 院長の独自取材記事

Do-Clinic 整形・運動器リハビリテーション

(札幌市中央区/西15丁目駅)

最終更新日:2021/10/12

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札幌市電山鼻線の西15丁目停留場目の前にある「Do-Clinic 整形・運動器リハビリテーション」。院長の道家孝幸(どうけ・たかゆき)先生と理学療法士が連携し、痛みのある部位だけをみて手術したり痛み止めでやり過ごしたりする従来の治療法ではなく、「痛み」の根本的な原因にアプローチしていく診療を行う。また、「健康寿命を延ばすこと」をクリニックのコンセプトとしており、 骨粗しょう症検診や運動器健診の実施など骨折予防にも注力。「患者さんのためになることなら、これまでにない新しいものも積極的に取り込んでいます」と力強く語る道家院長に、クリニックの特徴や今後の展望などを聞いた。

(取材日2020年10月6日)

理学療法士と連携し、根本原因にアプローチする治療を

医師になられた理由から開院までの流れを教えてください。

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学生時代アルペンスキーとラグビーをやっていて、ケガをした経験もあり、「スポーツドクターになりたい」と思ったのが最初でした。それで医学部へ進み、迷わず整形外科を選んだんです。実際臨床の現場では、「こういう場合はこの手術を」と、手術メインの仕事です。 しかしスポーツ選手はよほどのケガをしない限り手術をしません。それで整形外科医としてどうしたらいいのか葛藤の時期がありました。スポーツ選手は多くの場合リハビリテーションで症状を改善していくのですが、総合病院ではどうしても手術がメイン。自分の考える医療を提供するには開業するしかないと決心しました。

こちらを開業場所に選んだ理由は?

ビルのオーナーがラグビー関連の知り合いで、ビルが建つ時に、医療モールが入るよとたまたま話を聞いたんです。開業を考えていたときだったので、とんとん拍子で決まった感じです。アクセスのよい所ですし、近隣に大病院はありますが、ご高齢の方が通いやすいようなクリニックは少ないので、医療施設の住み分けとしてはいいかなと考えました。夜も診療していることもあって、患者さんは仕事帰りの方も多いですね。また、このエリアの方だけでなく、札幌市のほぼ全域からも患者さんが来られています。

副院長は理学療法士だとか?

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病院などは医師が理学療法士に指示する印象があると思うのですが、当院では医師も理学療法士も対等に、それぞれの専門性を生かして対応を行っています。整形外科=手術のイメージですし、私も総合病院では手術メインでした。でも、手術をしなくても治る場合は多くあります。医師は肩専門とか膝専門とか専門が細分化されていて、そこだけを診る傾向が強いのですが、理学療法士は肩・膝など各部位だけでなくて、患者さんの動き全体を見るんです。「膝が痛い」といっても膝を動かすにはいろいろな部位が絡んでおり、本当の原因は腰から来ていたりすることも。診療を続けていくうちに、体全体の動きに着目し、動き方にアプローチするリハビリテーションがすごく大事だとわかり、理学療法士と協力して診療するようになりました。どうしても手術が必要な方は、私の診た印象では多くても1割未満。残りの9割以上の方は手術は不要です。

健康寿命を重視し、骨粗しょう症の発見・予防に注力

こちらでは、その残り9割の患者さんにリハビリテーションを行うのですね。

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これまでは、整形外科のリハビリテーションは術後にするものと捉えられていて、リハビリテーションで症状の改善を図っていくという考え方があまりありませんでした。でも、例えば腱が切れていて肩が痛い場合、手術で腱が治ってもずっと痛いままの人もいるんです。逆に腱が切れていても全然痛くない人もいる。その原因は何だろうといろんな患者さんを診ていくうちに、リハビリを通して運動機能にアプローチしていくことが重要であると考えるようになりました。当院でも整形外科的な診察・診断をしますが、大半の方が手術は必要のない状態と判断し、理学療法士のリハビリで治療を行っています。

診療で心がけていることは何ですか?

「痛み」をなるべく取ってあげたい。少しでも痛みが取れて少しでも笑顔になって帰ってもらいたいというのが、一番にあります。整形外科の従来のやり方だと骨や関節に問題がなければ、「痛み止め出しますね」となり、患者さんが病院を出るとき何も状況が変わっていないことが多くありました。当院で大事に考えていることは、リハビリテーションを通して体の動き方にアプローチしていくことで、リハビリを1回するだけでも動きの改善や、痛みがとれることが見込めるケースも多いです。また、今は超音波検査が進歩していて、超音波の画像を見ながら筋肉と筋肉の間に注射して動きを良くしていくといった方法も行っています。理学療法士に「ここの硬さがなかなか取り切れない」と言われたら、私が注射をして、またリハビリに戻ってもらう。そのようにいろいろな方法で痛みを取り除くよう努めています。

骨粗しょう症予防にも注力されているそうですね。

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骨粗しょう症で骨折する高齢者はとても多く、骨折すると介護が必要になり、どんどん動けなくなってしまいます。高齢者の要介護者の増加は重要な課題です。実は高齢者だけでなく50代でも少なくない割合で骨粗しょう症が進んでいます。骨粗しょう症は症状が出ないので、「私は大丈夫」と思われている方が多いのですが、調べれば骨密度が低いことも多い。それを早く見つけて骨折を予防していくことが、健康寿命を延ばすことにもつながると考えています。また、高齢者の骨折の場合は、骨折が結果的に命を縮める原因となることも多いため、骨粗しょう症の予防は命を守るためにも大切だと思います。

骨粗しょう症の予防法について教えてください。

中高年になると症状がなくても骨密度の検査を受けることが大切で、そこで骨粗しょう症の傾向があるとわかれば、骨粗しょう症に対する予防として運動や食事の介入をしますし、近年は骨密度を増やす目的の薬が数多くありますのでそれらを使用して骨折を予防します。若い世代では骨の量をしっかり増やすことを心がけてもらいたいです。骨の量は子どもの成長の時にどんどん増え、20代くらいでピークとなります。それまでにしっかり増やしておかないと、後は減っていくだけなんです。最近は子どもの運動量が少なかったり、若い女性の過度のダイエットなどが骨の成長にも影響するので、できれば避けてもらいたいですね。また日焼けが気になるかもしれませんが太陽の光に当たることで、ビタミンDをつくることも大切。当院では、薬の処方だけでなく、理学療法士による運動指導と栄養士による栄養指導も行っています。

従来の方法にとらわれず患者のニーズに柔軟に対応

健康寿命を延ばすために、そのほかどんな取り組みをされていますか?

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骨だけでなく、関節や筋肉、神経など運動器の機能を維持することが重要で、それにはご自分の運動器の状態を知ることが大切と考えています。そこで当院では運動機能を評価する運動器健診を実施しています。また、高性能の超音波を用いた乳児股関節検診や野球肘検診をはじめ、超音波を多用した新しい診療も行っています。さらに、女性の尿漏れ改善のための骨盤底筋トレーニングをウイメンズヘルスリハビリテーションとして自費で行い、週末には運動教室や、運動神経系の発達を促すお子さん向けのボールを使う運動プログラムの紹介などもしています。

今後の展望を教えてください。

開院して1年以上経過し、リハビリで運動機能を治すという治療方針に手ごたえを感じています。この治療の考え方を継続、そして広めていきたいです。また骨粗しょう症の啓発がまだまだ足りないと感じているので、もっと力を入れ、その予防や治療については内科や歯科など他科とも積極的に連携してより良い医療を提供したいと考えています。さらに、医療ではホスピタリティーの部分は遅れがちです。患者さんを何時間も待たせることが普通になるのは、おかしなことだと思います。当院は原則予約制で、診療が終われば会計を待たずに離院でき、後から口座引き落としをする後払いシステムも導入しています。今後も患者さんのニーズに柔軟に対応していきたいと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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いろいろな情報があるので、自分に合った医療機関を見つけてください。 クリニックによって特色は異なりますし、治療方法も変わってくるので、自分に合った医療機関で診てもらうことが大切です。当院では健康寿命を延ばして、自立した生活をいつまでも続けてもらえるようなサポートもしていきますので、何かあれば気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

運動器検診/3000円

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