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表 一岐 院長の独自取材記事

おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック

(豊中市/少路駅)

最終更新日:2019/11/19

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大阪モノレール線の少路駅から徒歩5分ほどの場所にある「おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック」。広々とした院内は、清潔感にあふれている。2019年7月に開業したばかりの同院には、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者が来院しているという。院長の表一岐先生は、整形外科の医師として複数の病院で長年にわたり研鑽。同院では、ケガや骨折など外傷の診療から骨粗しょう症や関節リウマチの治療まで幅広く対応する。「患者さんの状態について詳しく説明し、二人三脚で一緒に治療に取り組む姿勢を大切にしています」と語る表院長。詳しい説明とともに、一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療も心がけている。気さくで温かな人柄の表院長に、開業までの経緯や専門とする治療、今後の展望など幅広く聞いた。
(取材日2019年10月31日)

家族全員がそろって通えるようなクリニックをめざして

まずは開業までの経緯をお聞かせください。

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大阪医科大学を卒業後、大阪大学医学部整形外科教室に入局し、複数の関連病院で経験を積ませていただきました。勤務医時代はケガや骨折を中心に診療や手術に携わりましたが、「もっとトータルな診療ができないか?」「骨折したりする前に何かできないか?」と思うようになりまして。6~7年前に市立芦屋病院に勤務していた頃から、骨粗しょう症の研究や治療に注力。お一人お一人の状態に応じて薬を処方するオーダーメイドの治療を心がけてきました。患者さんの関心も高く、多くの方が継続的に通ってくださいましたね。しかし、病院では他にもやるべきことがたくさんあります。「自分がめざす医療を自分のクリニックで実践してみたい」という思いが強くなり、開業を決意しました。

クリニックの患者層について教えていただけますか?

ご年配の方も含めて幅広い年齢層の患者さんが来院されます。この地域には幼稚園や小中学校が多くあることから、特に若いファミリー層の方々が多くいらっしゃっているように感じますね。未就学のお子さんも多く、転んだということで、生後4ヵ月ぐらいのお子さんがいらしたこともあるんです。また、30~50代の男性の方も来院されています。お子さんやお母さんがまずご来院されて、その紹介でお父さんが来られることも多いですね。当院は、お孫さんがおじいちゃんおばあちゃんの手を引いてきてくれるような、家族全員で通えるクリニックをめざしています。外傷の治療はもちろん、スポーツ障害、骨粗しょう症、関節リウマチの治療など広く対応していますので、幅広い世代の皆さんにご利用いただきたいですね。

どんな症状で来院される方が多いですか?

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お子さんの場合、捻挫や打撲に加えて、骨折で来院する子も多くいます。当院では、開業当初から骨折の治癒を促進する目的の超音波骨折治療器を導入しておりまして。この地域にはスポーツをしているお子さんも多く、クチコミで来院される患者さんも多いんです。1日でも早く治してあげて、好きなスポーツを楽しんでほしいという思いは強いですね。成人女性の場合は家事に伴う肩や腰などの痛み、成人男性の場合はスポーツによる肘や腰、首の痛みなどの訴えが多いでしょうか。また、私は骨粗しょう症治療を専門としており、クリニック名にも掲げていますので、骨粗しょう症を患うご年配の患者さんも多いですね。勤務医時代に診ていた患者さんが、宝塚市や堺市など遠方からも通ってくださっています。

患者と二人三脚で治療に取り組む姿勢を大切にする

骨粗しょう症治療を専門としているのですね。

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かつては骨粗しょう症というと、加齢に伴い骨が弱くなって発症するため、年配の方に対して治療を行うものと考えられていました。しかし今では、ステロイド剤などの薬剤の服用や糖尿病などの疾患に伴って発症しやすくなることも知られています。加えて、妊娠や授乳に伴って骨粗しょう症を発症するということもあります。ですから、加齢による骨粗しょう症の患者さんだけでなく、特定の薬や疾患から生じる、続発性骨粗しょう症の患者さんに対しても、治療を通して骨を強化していかなければならないと考えています。当院では、ガイドラインに基づき、骨粗しょう症の患者さん専用の問診票を作成して診断を行っています。

どのように治療を進めていかれるのですか?

先端の骨密度測定装置と血液検査のデータを解析して、骨の状態を把握。検査結果を患者さんに説明した上で、お一人お一人に応じた治療薬を選びます。骨の量だけではなく骨の質も重要な指標となるため、当院では骨質も数値化して患者さんにお伝えするようにしていますね。大切なのは、治療を継続すること。これは、ずっと薬を服用し続けるという意味ではありません。ご自身の状態をきちんと理解して、定期的に検査を受けていただく必要があるということです。検査結果によっては薬を一時的にお休みできるかもしれません。また、他の疾患の場合もそうですが、患者さんの状態について詳しく説明し、二人三脚で一緒に治療に取り組む姿勢を大切にしていますね。骨粗しょう症では自覚症状があまりないため、特にそのことは重要です。

患者さんに向けたアドバイスをいただけますか?

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検査には、悪い点を見つけるだけでなく、自分の健康状態を確認するという目的もあります。特に女性の方は骨が弱くなりやすいため、一度検査を受けて自分の骨の状態を確かめておくことをお勧めします。また、骨粗しょう症の治療では、毎日の食事や運動に気を配ることも大切。当院では、「何を食べたらいいか?」「どんな運動をしたらいいか?」といった患者さんの疑問に答えるため、オリジナルのパンフレットも作成しています。例えば、骨を強くするのに重要なカルシウムの吸収率を高めるための食事法、紫外線を浴びると良い理由、家庭でできる運動など、役立つ情報をまとめています。無理なくできることから行うことが大切なため、患者さんには「今できることから頑張りましょう」とお伝えするようにしていますね。

疾患の治療からリハビリまで、トータルでサポートする

どんなきっかけで医師をめざされたのですか?

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小学6年生の時、右手首を骨折するという大ケガを負いまして。手術をしたのですが、2ヵ月ほど右手を動かせませんでした。中学受験を控えた時期でしたので、父からはひどく怒られましたね。私はもともと左利きで3歳の頃に右利きに矯正されていまして。当時、一生懸命練習して左手を使って勉強したことを覚えています。両親とも弁護士でしたし、公認会計士に興味を持った時期もあったのですが、中学高校を通していろいろと考えた結果、「医師をめざそう」と思うようになりました。また、「なるなら整形外科の医師になろう」と決めていたんです。振り返ってみると、小学6年生の時の出来事が医師をめざす大きなきっかけとなったように思います。その時のエックス線画像は、今も大切に保管しているんです。

今後の展望をお聞かせください。

今年の11月から新たにリハビリテーション科を開設。疾患の治療からリハビリまで、患者さんをトータルでお支えしたいと考えています。リハビリではそれぞれ、スポーツ障害、女性リハビリを専門とする2人の理学療法士が在籍することになっているんです。また、引き続き地域の皆さんのニーズに応えて、地域医療にも貢献していきたいですね。スポーツに携わる子どもたちが良いパフォーマンスを維持できるよう支えたり、働き盛りの世代の方々の慢性的な痛みなどをサポートしたいと思っています。そのためには、スタッフたちが働きやすい環境づくりも大切。当院では、幼い子どもを持つスタッフたちも安心して働けるよう、スタッフルームも充実させています。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

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当院のロゴマークは、人が青空に向かって手を広げている様子をモチーフにしています。私は、どの世代の方もいつまでも元気でいてほしいと願っているんです。そのためにも、患者さんにとって必要なことやできることをお伝えするよう心がけていますね。私は、「年だから仕方ないですね」「とりあえず様子を見ましょう」というようなことは決して言わないようにしています。むしろ、その方が今取り組めることをきちんとご説明させていただきます。もし、気になる症状があるのに病院に行くのを先延ばしにしているようなら、一度いらしてほしいですね。検査の結果、問題ないことがわかるかもしれませんし、早期に病気を発見し、治療の負担を軽減できるかもしれません。一人で悩まず、お気軽にご相談いただければ幸いです。

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