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池田 昌樹 院長の独自取材記事

池田整形外科リハビリテーションクリニック

(広島市東区/不動院前駅)

最終更新日:2021/10/20

池田昌樹院長 池田整形外科リハビリテーションクリニック main

広島市東区戸坂大上にある「池田整形外科リハビリテーションクリニック」。2019年に開業した同院は、高齢者が多いこの地における整形外科のクリニックとして地域医療に貢献している。院長の池田昌樹先生の「患者さんに心から明るくなってもらいたい」との想いから、外の光が降り注ぐロビーや、池田院長やスタッフのカラフルな制服など、院内は明るい雰囲気にあふれている。池田院長は笑顔が魅力な、優しいドクター。同院にリハビリテーション室を併設し、治療に加え予防医学にも注力。そんな池田院長に広島で開業した経緯から、医師をめざした理由や患者に対する想いなど、たっぷり語ってもらった。

(取材日2020年7月8日)

好きな広島で地域医療に貢献したい

2019年の開業までの経緯をお聞かせいただけますか?

池田昌樹院長 池田整形外科リハビリテーションクリニック1

岡山県にある川崎医科大学を卒業し、同大学附属病院の高度救命救急センターに勤務しました。救命救急を選んだのは、一つの分野にこだわらずに広く対応できる力をつけたいと考えたからです。その後、大学の関連病院である大阪の加納総合病院の救急科で勤務しました。この2つの勤務先で軽傷から重症まですべての救急の研鑽を積んでいきましたが、「より専門性をもって一人の患者さんを最後まで診ていきたい」と整形外科医をめざすようになりました。縁あって広島の浜脇整形外科病院に赴き、さまざまな出会いを経て、この地で開業しました。

なぜこの地を開業地に選んだのですか?

池田昌樹院長 池田整形外科リハビリテーションクリニック2

整形外科医をめざすにあたって、父の紹介で広島にある浜脇整形外科病院で16年ほど勤務しました。香川県出身の僕はそれまで広島とまったく縁がなかったのですが、仕事をしながら暮らしてみると広島という場所をすごく好きになりました。町まで5分、海まで15分、山まで45分の所はなかなかありませんし、しかも世界遺産もある。僕はもともとスポーツが好きだったこともあって整形外科を学ぼうと考えたのですが、野球、サッカー、バスケットボールなどのプロチームがたくさんある。そんな大好きな町で、知り合った友人・知人、そして町の人々を守りたい、地域医療に貢献をし続けたいと自然に思うようになりました。

こちらのクリニックには、どのような患者さんが多く来院しますか?

高齢の患者さんが多いですね。戸坂は広島の中でも高齢化率が高い場所なのですが、整形外科のクリニックや病院が不足していたんです。2050年までは高齢者は増え続けると言われていますし、この地域には絶対に整形外科が必要だ、と思ったんです。以前の勤務先である浜脇整形外科病院から車で30分以内の場所でもありますので、円滑に医療連携を取れるだろうとも考えました。

開業医の父のように「心も体も治す」医療を

なぜ医師をめざすようになったのですか?

池田昌樹院長 池田整形外科リハビリテーションクリニック3

地元香川県で開業医をしている父の影響が大きかったです。子どもの頃に家で留守番していると、患者さんが野菜などを持ってお礼を言いに来られるのです。小さな頃はよくわからなかったのですが、物心がつく頃には「父はこんなに感謝されているんだ」と感じたのが、医師をめざそうと思ったきっかけの一つです。父は外科でしたが、田舎の診療所なのでどんな病気にも対応していて、そんな姿を見て育ちましたから、自然に「患者さんのすべてを診られるかかりつけ医になりたい」と思うようになりました。

お父さまの影響が大きかったのですね。

池田昌樹院長 池田整形外科リハビリテーションクリニック4

僕は、長く外傷や骨折に携わっていましたので、手術で治していくことにやりがいを感じていました。しかし、実家に帰って父の外来の様子などを見ると、確かに最先端の医療ではないものの、「心も体も治す」ような診療をしていました。ある日父の代わりに診療していた時、高齢の患者さんに特に変化がなかったので「1週間後にまた来てください」と言ったところ、横にいた看護師さんが「明日来てくださいね」と言うのです。僕が「なぜ?」と尋ねると、「この方は、1日の生活で、病院で聴診器を当てて診てもらい安心するのが健康を保つ秘訣なんですよ」と。若い頃はそれでいいのだろうかと疑問に思ったこともありましたが、そのうち「心を診る。これも医療の一つ」と思えるようになりました。

「心も体も治す」とは、それこそ、「かかりつけ医」のような存在ですね。

患者さんの体を治すだけでなく、心のケアにも注力していきたいと考えています。そのためには僕を含めスタッフみんなの明るい笑顔が必要だと思います。僕自身がしっかりスタッフをまとめて家族のような仲の良いチームをつくることで、ここに来る患者さんの気持ちも自然と明るく笑顔になると思うんです。そうして診察室に入ってきた患者さんを診て、本当に必要な医療を提供する。具体的には十分な説明をし、状態や病気を理解し、納得してもらい、少しでも安心していただけるよう心がけてます。

その先の治療は、どんなことを心がけていますか?

必要な薬や注射で、まずは痛みやしびれなどを抑え動ける体を作っていく。その次に無理に動かすのではなく、病状に合った、正しい動き方を理学療法士が指導する。そうすると、これまでの『痛いから動かない』、『動かないから筋肉が落ち、体重が増える』、『より負担が増え、関節や筋肉の痛みがさらに増える』という悪循環から、『痛みがないから動ける』、『動けると自然と筋肉がつき体重が減る』、『負担が減り、さらに動けるため、体だけでなく心も楽になる』と良い循環への変化が望めます。人間は自然と治る力を持つため、導けば自然と改善していきます。ただ、壊れたものは完全には治りません。その場合、僕が信頼する専門家を紹介します。手術後は、さらなる改善をめざし当院でリハビリを行います。患者さんのすべてを最後まで診て「心も体も治す」、そんな医療をめざしています。

患者の心と体の健康をサポートし、皆を笑顔に

予防のためのリハビリにも力を入れているんですね。

池田昌樹院長 池田整形外科リハビリテーションクリニック5

治療としてのリハビリだけでなく、予防の面からも筋力や柔軟性の強化が必要です。その重要性を考え、普段からの運動指導にも力を入れています。転倒防止、関節や骨に負担がかからないように筋力や柔軟性をつけておく。もし転倒したときのために、運動と食事の指導をすることで、骨密度を上げて、骨折しにくい体を作っていく。少しでも病気にならない体を作っていただくことも、今の僕の仕事だと思っています。当院は、毎日の運動が大切と考え、自宅で自分でも行える体操を理学療法士が宿題として必ずお伝えしているんですよ。家だと自分でいつでもできますからね。

デイケアもやられていると伺いましたが。

池田昌樹院長 池田整形外科リハビリテーションクリニック6

そうなんです。デイケアは、運動などのリハビリを中心としたサービスのことです。介護保険を持っている人はリハビリの制限が出てきますので、生活介助よりは運動の継続が必要な方には、リハビリを続けられるように「デイケアいけだ」を立ち上げました。医療保険でのリハビリが終わった方でも引き続き体のケアができるような体制づくりです。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどう過ごされていますか?

もともとはラグビーをしていましたし、今でも体を動かすことが大好きで、休日は早朝から愛犬の散歩にでかけ、その後はジムへ行きます。ごはんをゆっくり食べた後は自由に好きなことをします。妻に付き合ったり、家でゆっくりしたり、病院に行って仕事をしたりします。運動に関しては、僕が体験したことを患者さんに還元したいと思い、いろいろな体操やリハビリの機械などは全部試し、良いと思った物をお勧めしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

「心と体を治したい」というコンセプトでこのクリニックを建てました。開業医として、地域の皆さんを笑顔にしたいと思って診療しています。そうして患者さんが幸せになれば、その笑顔を見て僕たちも幸せになります。そんな医療ができたらうれしいですね。またこれは僕の夢ですが、この想いを大学で医学を学んでいる息子につなげることで末永く地域に貢献できたらいいなと思っています。困っている方がいたら、ぜひ悩みを相談に来てください。

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