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服部 学 院長、服部 綾 副院長の独自取材記事

図書館通りクリニック

(長久手市/はなみずき通駅)

最終更新日:2019/12/19

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リニモのはなみずき通駅から徒歩4分。長久手市文化の家や、長久手市中央図書館のあるエリアに、服部学院長と妻の服部綾副院長が診療する「図書館通りクリニック」がある。木のぬくもりを感じさせる白壁の外観は、まるでカフェや雑貨店のようなたたずまいで、一見するとクリニックとは感じられないほど。「かわいらしい雰囲気で、子どもも高齢の方も来院しやすくなれば」と、綾副院長はほほ笑む。風邪や腹痛といった内科診療全般だけでなく、標榜する脳神経内科や耳鼻科の専門的な治療にも力を入れており、「脳神経なんて縁のないことと思われるかもしれませんが、例えば頭痛に悩む方の診療もしていますよ」と服部院長。院長・副院長の専門とそれを生かしたクリニックの展望について聞いた。
(取材日2019年11月12日)

2人の専門性を生かして、成長する街・長久手で開業

お二人が医師をめざしたきっかけを教えてください。

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【服部院長】父も叔父も医師でしたから、医師は身近な職業でした。医師になるように言われたことはありませんでしたが、自然にその道を進んでいったという感じです。
【綾副院長】私も両親が医師で、特に眼科医師として働く母は、同じ女性として尊敬し、めざす道として参考にしていました。女性でもずっと働き続けるには、スキルや資格が強みになるのだと感じていましたね。強く自分の道を進んできた母の背中を追って、私も自然に医学の道へと向かった感じです。

なぜ長久手で開業されたのですか?

【服部院長】自分が長久手の出身というのも大きいです。子どもの頃はまだ現在ほど開発されておらずのんびりした町でした。それが近年では住みたい街にランキングされるような、一大ベッドタウンとなったというのは感慨深いです。昔から住み続けていらっしゃる方もいれば、近年新たな宅地開発で移り住んでいらっしゃった若いファミリーも多い。慣れ親しんだそんなエリアで、自分の知見を生かす挑戦をするのもありかな、と考え開業に至りました。これからも、街と一緒に成長していきたいです。
【綾副院長】私は15年間同じ病院に勤務していたので、そろそろ違う環境で成長したいと思っていました。まさに「挑戦」という気持ちで、自分たちのクリニックをオープンしました。建物は一見するとクリニックには見えないようなかわいらしいデザインにしています。気軽に来院いただける雰囲気を意識しました。

脳神経内科と耳鼻咽喉科の両科を標榜しているのは珍しいですね。

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【服部院長】脳神経内科というのは聞きなじみのない言葉だと思います。今まで神経内科と言われていたのですが、最近は「脳」の字をつけて、「脳神経内科」と呼ぶところも増えてきました。脳神経内科では、脳卒中やパーキンソン病、物忘れ、認知症などの症状はもちろん、頭痛も診療しています。
【綾副院長】実は副鼻腔炎といった耳鼻科の疾患をこじらせると頭痛を感じることがあります。めまいを感じたときにも、脳の異常を心配される方もいるかもしれませんが、耳の疾患が原因であることも少なくありません。頭痛やめまいといったいくつかの症状を両科から診察できるのはメリットですね。もちろんかかりつけ医として、風邪や胃腸炎など日頃の不調を感じたときには、いつでもいらっしゃってください。

片頭痛や認知症の治療に注力

脳神経内科では、どんな診療が行われていますか?

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【服部院長】脳卒中、認知症、パーキンソン病、てんかんなどはもちろんですが、物忘れがひどくなったとか、頭痛やしびれ、ふらつきがあるという時にも、ぜひご相談いただきたいです。脳・神経の病気は特有の症状を持っています。だから症状について丁寧にお話を聞き出し、さらにその後の経過を観察することで、病気の見当がついていきます。必ずしも大きな機械や設備を使って検査をしなくても、病変を推測できるという分野でもあります。ですから、来院された方にはまず十分時間をかけてお話をお聞きして、その原因を探っていきます。

頭痛で脳神経内科にかかってもいいんですね。

【服部院長】私も長く勤務医として勤め、そして開業してからますます、頭痛の患者さんに向かい合う大切さを感じています。頭痛の中でも特に片頭痛はその種類・原因を見極めて対応することが大事なんですね。片頭痛とは、ある状況下で発作的に頭痛が起こり、それが繰り返されることが特徴です。自己判断による治療で鎮痛剤を使いすぎたために、かえって悪化させてしまうことも。だからこそ一度専門の医師を受診し、診断を受けることが大切です。生活上のストレスや気圧などの気候条件、それから女性であれば月経のタイミングで片頭痛が起こることが多いようです。こうした原因に合わせて薬を処方し、生活指導などを行います。

自分や家族の認知症を心配される人も増えていますよね。

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【服部院長】高齢化が進む中、認知症の診療は脳神経内科の使命の一つだと思います。残念ながら認知症を完治させることは難しいのですが、意欲を改善したり、周辺症状と呼ばれる問題行動や精神症状を緩やかにしていく方法はあります。これは根治のための治療ではありませんが、症状を抑えることによって患者さんが日々の生活を少しでも元気に送れるようになったらいいですよね。薬以外では、軽い運動や人との交流、趣味を楽しむなど、体と心を動かすことで症状の進行を遅らせることが期待できます。糖尿病との関連も深いと言われていますから、その治療や生活習慣の見直しも必要です。

乳幼児から高齢者までを受け止めるクリニックへ

耳鼻科としては、どんな治療に力を入れていますか?

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【綾副院長】赤ちゃんから高齢の方まで、幅広い年代の幅広い症状を診ています。風邪、中耳炎、副鼻腔炎、扁桃炎、難聴、めまい、睡眠時無呼吸症候群、顔面神経まひにも対応しています。また、アレルギーを専門としているので、花粉症などのアレルギー性鼻炎も積極的に診療していますよ。さまざまなアプローチがありますが、近年では舌下免疫療法なども選べるようになりました。3年以上の治療が必要になりますが、これまでアレルギー症状に使われていた薬の効果が不十分な人には適した治療法だと思います。

お子さんへの対応もお得意だそうですね。

【綾副院長】得意と言えるかはわかりませんが、自分自身子どもがおりますし、小さな子どもの相手をすることも慣れているので、お子さんでも来院しやすいと思います。一方的に無理強いするようなことはせず、しかし必要な処置は漏れなくできるように、お子さんの状況を見ながら臨機応変に対応しています。診察室や処置室など、至るところにちょっとしたおもちゃを置いて、楽しめるようにしています。お子さんに「もう行かない」と言われないように、表情や声かけにも気を配ります。地域に根差して仕事をしていく中で、お子さんの成長を見守れることもうれしくやりがいのあることだなあと感じています。病院が苦手というお子さんにも、ぜひ一度来院いただきたいですね。

最後に、今後のクリニックの展望を教えてください。

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【服部院長】せっかくのご縁で地元長久手に開業したので、地域に根差して末永く診療を続けていきたいですね。まだまだこれからも発展していくエリアだと思うので、街の発展とともにクリニックも成長できたらいいなと思います。脳神経系の症状に限らず、総合内科的な診療、例えば風邪や腹痛といった症状にもきちんと応えていくので、かかりつけ医としてご利用いただきたいですね。
【綾副院長】赤ちゃんから高齢者までを診られるクリニックでありたいです。子どもの鼻や喉の疾患はもちろん、認知症で悩まれる高齢者の方も、同じように気軽にご来院いただければと思います。私は名古屋市の出身なのですが、長久手の住みやすさ・心地良さにすっかり惹かれています。地域の方が、すてきな街で暮らす助けとなればいいなと思います。

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