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抜歯しインプラント治療を行う前に
歯周病治療で歯の温存を図ろう

安増歯科医院

(福岡市中央区/天神駅)

最終更新日:2024/11/29

安増歯科医院 抜歯しインプラント治療を行う前に 歯周病治療で歯の温存を図ろう 安増歯科医院 抜歯しインプラント治療を行う前に 歯周病治療で歯の温存を図ろう
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近年入れ歯やブリッジ、インプラントといった、抜けた歯を補う治療はポピュラーになってきた。その影響からか、「たとえ歯が抜けてしまっても治療で補えばいい」と考えている人は少なくない。一方、「安増歯科医院」の安増一志(やすます・かずし)院長は、「インプラント治療はあくまでも最終手段です。歯周病治療などを適切に受けて、天然歯の温存をめざしましょう」と優しく語る。インタビューでは、インプラント治療と歯周病治療のスペシャリストである安増院長に、歯を温存する重要性や抜けた歯を補う治療などについて、詳しく話を聞いた。

(取材日2024年10月24日)

抜けた歯を補う治療・インプラント治療は最終手段。まずは歯周病治療などで歯の温存を図ることが重要

Q歯が抜けた後、どのような選択肢がありますか?
A
安増歯科医院 年齢を重ねても長く噛める治療を行うことを大切にしている

▲年齢を重ねても長く噛める治療を行うことを大切にしている

治療法は大きく分けると3つあります。1つ目は取り外し可能な装置で補う入れ歯治療。2つ目は、抜けた歯の両隣を削り、橋のように連結した固定式入れ歯をつけるブリッジ。そして3つ目は、人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着するインプラント治療です。当院ではこの3つの治療法の中から、その患者さんにとって適切だと思うものを提案させていただいていますね。もちろん、患者さんが「治療せずにこのままで」と希望される場合は、「何もしない」という選択肢もあります。ただし、口腔内の状態を診て、治療を行ったほうがいいと判断した場合はその理由を説明。それからもう一度、ご検討いただいています。

Qこちらで受けられるインプラント治療について教えてください。
A
安増歯科医院 患者との会話を大切にし、治療計画を立てていく

▲患者との会話を大切にし、治療計画を立てていく

当院では、日本とアメリカで専門的に研鑽を積んだ歯科医師である私が、始終責任を持って治療を行っています。治療の流れとしては、まず歯が抜けそう・抜けた理由を患者さんから丁寧にヒアリング。加えて歯科用CTなどを用いた精密検査で、口腔内の状態を詳しく確認します。そうして得たデータをもとに、インプラント治療が適切かどうか、先に歯周病治療など他の治療が必要かどうかを判断するのです。治療開始前に必ず治療計画の説明をするので、ご納得いただいた上で受けていただけるでしょう。ただ私は、インプラント治療は歯を補う治療法として優れていると思いますが、あくまでも最終手段であり、まずは歯の温存が重要だと考えています。

Qなぜ歯を温存することを重視しているのでしょうか?
A
安増歯科医院 歯を失わないようなケアや残っている歯を温存させることも重要

▲歯を失わないようなケアや残っている歯を温存させることも重要

インプラント治療は高いスキルを要するため、歯科医師なら誰でも対応できるわけではありません。何かあったときに備えるなら、誰でも診療できる口腔内であることが大事なのです。また、歯は休まず毎日使うもの。インプラント治療に限らず歯を補う治療法はすべて、治療後すぐは問題なくても、数年たった時に大なり小なり何かしらの不具合が起きてしまうでしょう。さらに、年齢が若いうちは歯が抜けてしまうデメリットを感じにくいのですが、高齢になった時に「あの時に天然歯を残しておけば……」と後悔してしまうケースが少なくないのです。だからこそ、まずは歯の温存を検討していただきたいのです。

Q歯の温存のために、こちらで注力している治療はありますか?
A
安増歯科医院 長い目で見て負担の少ない治療計画を立案

▲長い目で見て負担の少ない治療計画を立案

私のもう一つの専門分野である、歯周病治療です。まずは精密検査を行い、本当に歯周病なのか、どの程度なのかを診断。そしてできるだけ治療期間は短く、負担は少ない治療計画を立案します。治療としては、原因となる細菌が活動しにくくなる環境をめざして、口腔内の掃除や、ケアをしやすくするための調整をしていますね。歯がぐらぐらしていたり、歯を支えるための骨・歯槽骨が減っていたりする重度の場合は、歯ぐきを切った上での掃除や歯周組織再生療法も行い、歯の延命を図ります。歯周病は慢性疾患であるため、一通り治療を行った後には定期的・持続的なメンテナンスを受けていただくようにご案内しています。

Qちなみにインプラント治療を検討する歯科医院選びのポイントは?
A
安増歯科医院 信頼できる歯科医師のもとで、自分に合った治療の選択を

▲信頼できる歯科医師のもとで、自分に合った治療の選択を

相談した際に、インプラント治療に限らず他の治療法も提案してくれる歯科医院が良いと思います。それぞれの治療法を比較できれば、きっと納得のいく治療法を選べるはずです。また先ほど話したとおり、インプラント治療は高いスキルが必要な治療法です。安心・安全に受けるには、治療内容や計画、費用などについてきっちり説明ができる、インプラント治療を専門的に学んだ歯科医師を選んでいただければと思います。さらに、インプラント治療は自由診療であるため、なるべく費用を抑えたいと考える方は少なくないでしょう。しかし費用にだけ注目していると、「予定と違う」と、治療後に後悔する可能性が高くなってしまうので注意が必要です。

ドクターからのメッセージ

安増 一志院長

抜けそうな歯を温存すべきか、抜くべきかという判断は、歯科医師によってさまざま。これまでの経験だったり、考え方だったり、技術力だったりで、意見が変わってきます。患者さんにとって納得のいく結果につなげるためには、知識・技術・経験が豊富な歯科医師のもとで診療を受けることが重要です。当院ではインプラント治療と歯周病治療、2つの領域を専門とする歯科医師がすべての診療を担当しています。可能な限り歯の温存を図る一方で、抜けた歯を補う必要があると判断した場合は高水準な治療を提供可能。また患者さんのお話を丁寧にお聞きし、ご希望やお考え方を適切にくみ取ることを心がけているので、まずは気軽に相談しに来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/48万円~、歯周組織再生療法/18万円、骨誘導再生法/18万円

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