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飯藤 孝晃 院長の独自取材記事

いいとう歯科クリニック

(吹田市/吹田駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR京都線の吹田駅北口から徒歩3分。駅前に立つタワーマンションの1階に、「いいとう歯科クリニック」がある。院内はカフェや美容室を思わせるスタイリッシュな雰囲気で、アースカラーが落ち着きを添える。子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者が訪れる同院では、院長の飯藤孝晃先生が一人ひとりの価値観に合わせた診療を行っている。「歯科医院が苦手という方ほど来院してほしい」と話す飯藤院長は、語り口もやわらかく謙虚な印象だ。患者の思いを受け入れ、信頼関係を構築するところからスタートするという診療スタンスは、何よりも院長の人柄を表す。地元でもある吹田市で予防歯科を広めたいという思いや、診療にあたって大切にしている考えなど、さまざまな話を聞いた。
(取材日2019年11月15日)

なじみある地元のかかりつけ歯科をめざして

先生が歯科医師をめざしたきっかけと、開業までの経緯を教えてください。

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私の実家は産婦人科の医院です。親戚にも歯科医師がいて、患者さんを治して「ありがとう」と言ってもらえる職業はいいなと感じたことがきっかけで歯科医師をめざしました。大学を卒業した後は、大学の付属病院に勤務したり、箕面市の歯科医院で副院長を務めたり、5年ほど往診専門の病院で診療したこともあります。幅広くいろいろな分野に関わりましたが、興味があるのは小児と高齢者ですね。以前勤務していた歯科医院で、歯科医院が苦手な子どもさんが来られた時のことです。5回ほど通っていただきようやく口の中を触らせてくれて、それから3年ぐらいのお付き合いをしました。その歯科医院を辞めて当院を開設してからも、ここに通ってくれています。高齢の方も、わざわざ1時間かけて箕面市から通ってくださる方もいます。

貴院を開業するにあたり、この場所を選ばれたのはどのような理由があったのでしょうか。

私は生まれも育ちも吹田市で、この辺りには子どもの頃からよく遊びに来ていました。実家は今も吹田市にあり、飯藤産婦人科の息子ということを知ってくださっている方が多いんですね。私の兄弟も実家の産婦人科を引き継ぐので、兄弟でやっていけたらと思ったこともここで開業した理由です。JRの駅のすぐそばということもあり、来院される方の年齢層は幅広いです。リラックスして治療してもらえるように内装にもこだわり、アロマディフューザーで季節ごとに香りを変えてアロマをたいています。この辺りの患者さんは予防の意識が高く、歯について知識を持った方が多いですね。地域のかかりつけ歯科として、ここの先生は話を聞いて親身になってくれると思っていただけるような歯科医院でありたいと考えています。

地域のかかりつけ医として、どのような医療を展開していきたいと考えていらっしゃいますか?

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保険医療を中心に、新しいものを取り入れながら、こちらからは無理強いせず患者さんの要望を聞いて治療をしていきたいと思っています。例えば、歯がぐらついていて抜いたほうがいいような症例でも、本人が抜きたくないと言えば無理に抜くことはしません。歯は患者さんの体の一部ですので、それは守るようにしています。ただし、今は患者さんも一緒に勉強して治療をしていく時代。歯を抜かずに置いておくとどうなるかということはしっかり説明しますね。子どもさんともコミュニケーションをとって、経験上今日は口の中を触ったらまずいと感じたら、その日は歯磨きだけして、器具だけ触って、治療は次回にするというふうにしています。無理やり治療はしません。歯科医院が嫌いになったり、悪いイメージを持ったりしてほしくないので、しっかりコミュニケーションをとるようにしていますね。

治療のゴールを「予防」に置いて

幅広い領域に対応されていますが、力を入れているのはどのような分野でしょうか。

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最近はマウスピース型装置を用いた矯正が多いですね。すきっ歯ですとか、前歯をちょっと下げてほしいということでしたらこの方法をお勧めしています。マウスピース型装置を用いた矯正は、矯正といってもワイヤーなどはつけませんので気軽に装着していただけますし、装置を外して歯を磨くことができるので衛生的な意味でもメリットがあります。装着期間は短い方で2ヵ月ぐらい、長い方は10ヵ月ほどですね。30代の方、20代の方が多く、男性の方もいらっしゃいます。症例を見て、当院でできるようであればマウスピース型装置を用いた矯正をお勧めしますし、難しいと判断した場合は、トラブル回避のためにも別の先生を紹介しています。

患者さんには高齢の方も多いそうですが、先生は入れ歯も得意とされてるそうですね。

当院には歯科技工士が常駐しています。通常1週間ほどかかるマウスガードや入れ歯の修理も即日対応できます。また、これまでは入れ歯が割れたら新しいものを作っていたのですが、長年その入れ歯を使っている方にとっては新しい入れ歯に慣れるまで時間がかかります。ですので、まず割れているところを修理して、しっかり使えるようになったらそれと同じ形で丈夫な入れ歯を作るようにしています。長年お口の中に入っている入れ歯の中には形が変わってしまうなど、これでよく噛めているなというものがあるのですが、いきなり正常な歯並びの入れ歯を作っても、学問的には良くても患者さんにとっては使いづらいんです。

この地域の患者さんは予防の意識が高いとのことでしたが、先生の予防に対する考え方を聞かせてください。

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患者さんには治療する前に、「この治療のゴールは予防です」と言っています。治療は前処置、予防が本処置ですよとお伝えするんですね。治療が終わって予防の段階に入ると、私がお手伝いできるのは数ヵ月に1回の定期メンテナンスの時だけなので、ブラッシングなど毎日のケアを患者さんに頑張っていただけるよう、歯磨き指導には力を入れています。磨き残しには個人差があるので、入試対策と同じで、苦手なところを集中してやっていただくようにしています。患者さんの中には妊婦さんも多いのですが、女性ホルモンの関係で歯茎が腫れたり、歯肉炎になりやすくなったりして、それが原因で歯がグラグラすることもあります。出産が近い方には無理せず歯のお掃除だけして、出産して子どもが落ち着いたらメンテナンスしていきましょうとお伝えしています。

一人ひとりの価値観に合わせた医療を提供する

理想の医療をかなえるために、スタッフさんとはどのような連携をしていますか?

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スタッフには、患者さんのペースに合わせてあげてほしいということを伝えています。クリーニングには1時間という枠を取っていますが、高齢の方だと口を開けているのがつらい、腰が痛いという方がいるので、そういう場合は何回かに分けるんですね。また、歯科医院に来て良かった、勉強になったと言ってもらえるように、歯磨きの仕方など予防の方法を念入りに歯科衛生士に指導してもらうようにしています。歯の中は見えないので、歯を磨く前、磨いた後の違いを口腔内カメラで撮って画像で見てもらうと納得される方が多いですね。

先生が大切にされている診療方針をお聞かせください。

こちらからの情報をきちんと患者さんに伝えて、保険診療内できれいに治療できるところは対応していけるようにしています。それ以外に、新しいことも取り入れていきたいと考えていて、例えば、当院では男性や高齢の患者さんもホワイトニングを受けておられる方が多いのですが、もっと多くの方に体験していただけたらと考えています。開業して間もないのでインプラント治療を希望される方はまだ少ないですが、当院ではサージカルガイドという機器を用いた精度にこだわったインプラント治療を行っています。「歯科医院は苦手」という方こそ一度来院いただきたいですね。私がそのイメージを変えていきたいと思っています。

今後はどのような展望をお持ちですか?

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今後、患者さんが増えても満足度が下がってしまうのは嫌なので、一人ひとり誠実に、患者さんの性格やライフスタイルに合わせた治療をしていけたらと思います。同じ症状に対して同じ治療をするのではなく、患者さんごとに価値観をお持ちなので、そこをくみ取っていきたいですね。「この先生は話を聞いてくれる」と信頼していただけるよう、患者さんの気持ちをしっかり受け止め、患者さんの価値観を尊重した診療を行っていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/28万円~、インプラント治療/30万円~、ホワイトニング/(オフィスホワイトニング)1万5000円~

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